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キーワード
日経産業新聞フォーラム
「ものづくりAI/IoT」
IoT(Internet of Things)や人工知能(AI)技術などにより、産業や社会の在り方が大きく変容する「第4次産業革命」がいよいよ現実の領域となっています。製造業においては工場内のあらゆる機器同士、あるいは複数の工場同士を通信で常時つなげIoT化し、生産の見える化・効率化を促進する「スマート工場」の概念が広まっています。今回のフォーラムではIoTやAIを活用したものづくりに関する先端動向を紹介します。
概要OVERVIEW
- 開催日時
- 2019/1/30(水)
13:00~16:30 (開場12:30)
- 会場
-
日経ホール
(千代田区大手町1-3-7 日経ビル3階)
- 受講料
- 無料
- 定員
- 500名
- 主催
日本経済新聞社
- 協賛
日立製作所、KPMGコンサルティング、JDAソフトウェア・ジャパン
- 協力
アイティメディア
- 締め切り
2019年1月24日(木)
・お申し込み多数の場合は抽選のうえ、当選の方に受講券メールをお送りいたします。プリントアウトをしていただき、当日お持ちください。
・当選の発表はメールのご連絡をもって代えさせていただきます。
・ご記入いただいた個人情報はご本人の承諾なく本フォーラムの実施目的以外には使用いたしません。
- お問い合わせ
日経産業新聞フォーラム事務局
TEL:03-6812-8659 (受付時間 9:30~17:30、12/27~1/6及び土日祝は除く)
E-mail: ss-forum@nex.nikkei.co.jp
プログラムPROGRAM
13:00~13:40 基調講演
中部大学 工学部 ロボット理工学科 教授 藤吉 弘亘氏
13:40~14:20 セッション1
日立製作所 制御プラットフォーム統括本部 情報制御第三本部 本部長 谷口 潤氏
14:20~15:00 セッション2
KPMGコンサルティング Advanced Innovative Technology ディレクター 山本 直人氏
15:00~15:10 休憩
15:10~15:50 セッション3
JDAソフトウェア・ジャパン 執行役員 ソリューションコンサルティング ディレクター 白鳥 直樹氏
15:50~16:30 クロージング講演
ベッコフオートメーション ビジネスディベロップメントマネージャー 篠田 和伸氏
※プログラム、講演内容は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。
登壇者SPEAKERS
藤吉 弘亘氏
中部大学
工学部 ロボット理工学科 教授
深層学習による人工知能システムは、人と同等の認識性能を達成したが、その出力は何を根拠に決定されたのか分からないという問題がある。本講演では、推論結果を求める際に注目した領域であるアテンションを出力するネットワークであるAttention Branch Network(ABN)について紹介する。ABNはアテンションを獲得しつつ認識性能の向上にも寄与することを示す。アテンションを可視化することはAIの視線を確認することであり、人工知能システムの出力の判断根拠を解釈するアプローチとして期待される。
谷口 潤氏
日立製作所
制御プラットフォーム統括本部 情報制御第三本部 本部長
実世界/情報世界/知識世界が高度に融合し、自律的な最適化を可能にする超スマート社会(Society5.0)。その実現に向け、AIやIoTに関する様々な技術が誕生し発展してきています。本講演では、モノづくりを行う企業であり、情報/制御システムの供給者でもある日立の取り組みとして、自らの工場を実証の場とし、4M(Man, Machine, Material, Method)データにAIやIoTの技術を組み合わせて高度に活用したスマート工場の実践例をご紹介します。
山本 直人氏
KPMGコンサルティング
Advanced Innovative Technology ディレクター
IT技術の進化により社会は激変し、企業は100年に一度の変化の時に直面しています。変化に対する構えとして、各企業はデジタル化により差別化を進めている状況です。企業のデジタル化にAI活用は必須ですが、現状は人の単純作業をAIに代替するに留まっていると言えます。本セッションでは、企業の真の課題に対してAIを活用し、圧倒的な効果を上げていくための勘所に言及します。
白鳥 直樹 氏
JDAソフトウェア・ジャパン
執行役員 ソリューションコンサルティング ディレクター
製造業を取り巻くビジネス環境が激変する中、変化に迅速かつ柔軟に対応できるサプライチェーンの構築・見直しが急務となっています。サプライチェーンは今や、可視化 (visibility) の段階から、予測的 (predictive)、処方的 (prescriptive) 段階を経て、最終的に自律的 (autonomous)な段階を目指そうとしています。自社がどの段階であれ、自動化、自律化に向け、最新のテクノロジーを積極的に採り入れデジタル変革を進めることで、高い競争優位性を実現できる、真にエンドツーエンドのサプライチェーンを構築することが可能になります。その取り組みの第一歩としていただける、IoTやAIを活用したデジタルコントロールタワーや最先端の需要予測手法を、先進事例を交えてご紹介します。
篠田 和伸氏
ベッコフオートメーション
ビジネスディベロップメントマネージャー
ドイツが中心となり産業界を牽引しているインダストリー4.0ですが、日本でもそのコンセプトを取り入れた新たなものづくりの取り組みが進められています。本講演ではインダストリー4.0の目指す世界について改めてご紹介するとともに、その中で弊社が担う役割についてもご紹介します。さらに、ものづくりの現場において「匠の技能」に代表される暗黙知をいかにして共有するか、という課題に対してAIを用いた取り組みを行い、世界でも類を見ないスマートファクトリーを実現した駿河精機の事例をご紹介します。