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第1回 日経フードテック・カンファレンス
「2030年~食のイノベーションが変える世界と日本の未来」


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世界各地で「食のイノベーション」、いわゆるフードテックへの注目が集まっています。フードテックの範囲は幅広く、農業や食品生産から、流通、外食・中食、調理、小売り、デリバリーを包含するものであり、地球規模の諸問題に対して経営課題として取り組むSDGs(国連の持続可能な開発目標)の主要テーマという側面もあります。顔ぶれとしても、食品業界に限らず多くの産業・企業が、新しい事業の柱とすることを目指して取り組み始めました。今回初開催する「日経フードテック・カンファレンス」は、世界のフードテックの潮流をキャッチ、日本型の食産業の未来を議論し、関係者の新たなつながりを生み出すことを目指し企画しました。皆さまのご来場をお待ちしています。

概要OVERVIEW

開催日時
2019/12/6(金)
10:00~18:30(開場9:30)
会場
東京ビッグサイト
(東京都江東区有明3丁目11−1)
◆カンファレンス=会議棟7階・国際会議場(10:00~16:50)
◆ネットワーキング・レセプション=会議棟1階・レセプションホール(17:10~18:30)
受講料
無料
定員
800名
主催

日本経済新聞社、日経BP

協賛

NTTデータ、東京ガス、日本たばこ産業、東日本旅客鉄道

後援

農林水産省

協力

シグマクシス

参加対象業種など

食品、製薬、家電、機械、厨房機器・キッチン、流通・小売、IT、デベロッパー、金融、コンサルティング、行政などのマネジメント層、経営企画担当、新規事業担当者ほか

同時開催

フードテックの先端技術の紹介や新食材の試食などショーケース展示も行います。
出展企業(予定):NTTデータ、東日本旅客鉄道、SEE THE SUN、デイブレイク、ドリコス、Whosecacao、ベースフード、丸繁製菓

会場:会議棟1階・レセプションホール(12:00~16:30、登録不要、直接会場にお越しください)

締め切り

2019/11/26(火)

*お申し込み多数の場合は抽選のうえ、ご登録いただいたメールアドレス宛にご連絡いたします。
当落の発表はメールのご連絡をもって代えさせていただきます。
*ご記入いただいた個人情報はご本人の承諾なく本カンファレンスの実施目的以外には使用いたしません。

お問合せ

日経フードテック・カンファレンス事務局
TEL:03-6812-8648 (受付時間:平日9:30~17:30土・日・祝日を除く)
E-mail: foodtech@nex.nikkei.co.jp

プログラムPROGRAM

【 午前プログラム 】

10:00~10:10 来賓あいさつ

農林水産省 農林水産技術会議事務局長 菱沼 義久氏

10:10~10:40 イントロダクション 「2030年~フードテックの動向」

日経BP総研 上席研究員 菊池 隆裕(「フードテックの未来2019-2025」執筆・編集)

世界各地で「フードテック=食のイノベーション」を推進しようという機運が高まっています。フードテックの主要素の1つは、食糧問題の課題解決、健康で地球環境にもやさしいサステナブルな食の実現です。推進するのは誰か? 従来の商品開発・研究開発とは何が違うのか? 誰にどのような影響を及ぼすのか? それぞれ解説します。

10:40~11:20 基調講演1 「新しい産業の育成と日本経済の活性化」

一橋大学 名誉教授
早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター 顧問 野口 悠紀雄氏

AI、フィンテックなどのテクノロジーが新しい産業育成に与える影響と、700兆円市場とも言われている「フードテック」は日本経済活性化への起爆剤となり得るのか? 経済学者の視点で、日本の勝機を分析します。

11:20~12:10 基調講演2 「おいしさを解き明かし、食関連の課題解決に挑む~大学からの新アプローチ~」

<パネリスト>
宮城大学 食産業学群 教授 石川 伸一氏
立命館大学 食マネジメント学部 准教授 野中 朋美氏

<モデレーター>
シグマクシス ディレクター 田中 宏隆氏

大学においても、食領域における新しいアプローチが始まっています。本セッションでは、おいしさを科学的に解き明かす「分子調理学」、食に関する課題を解決する人材を育成する「食科学・食マネジメント」の専門家が、食の可能性と未来を議論します。

12:10~12:40 ビジョナリー・セッション 「”The Future of Food ”~テクノロジーが変える私たちの食の未来~(予定)」

NTTデータ 執行役員 製造ITイノベーション事業本部 事業本部長 デジタル戦略担当役員 佐々木 裕氏

人口爆発による食料危機、人々の健康志向の高まりなどを背景に、世界の先進企業がフードテックの取り組みを加速しています。2030年におけるテクノロジー・データ活用の方向を例示することで、私たちの食の未来を展望します(予定)。

12:40~13:30 休憩

【 午後のプログラム 】

13:30~14:00 講演 「農業・食品分野における今後の研究開発と社会実装」

農林水産省 農林水産技術会議事務局長 菱沼 義久氏

農林水産省は、我が国の強みを核として、我が国の農林水産業・食品産業が世界に大きく貢献する研究開発を戦略的に進め、世界トップレベルのイノベーションの創出を目指しています。本セッションでは、今後の研究開発と社会実装の方向性についてお話します。

14:00~14:50 パネルディスカッション1 「地球規模で考える食領域の課題」

<パネリスト>
日本たばこ産業 食品事業企画室 次長 小泉 創氏
JAXA 新事業促進部事業開発グループ J-SPARCプロデューサー/Space Food X 副代表 菊池 優太氏
ユナイテッドピープル 代表取締役 関根 健次氏

<モデレーター>
シグマクシス ディレクター 田中 宏隆氏

世界的に見ると今後人口は増え続け、持続的なタンパク源の共有は喫緊の課題になっています。また、先進国では社会保障費の負担増、途上国では栄養摂取の偏りにより、食を通じた健康増進へのニーズが高まることが予想されます。こうした社会変化の中で、今後の食品供給のあり方や、食品メーカーが目指す方向性を議論します。

15:00~15:50 パネルディスカッション2「外食産業の諸課題を解決するレストランテック」

<パネリスト>
コネクテッドロボティクス 代表取締役 CEO 沢登 哲也氏
フランチャイズアドバンテージ 代表取締役 田嶋 雅美氏

<モデレーター>
日経BP総研 サステナブル経営ラボ所長(元・日経レストラン編集長) 戸田 顕司氏 

外食産業の現場では人手不足が深刻化しています。そこで注目されるのが、ロボットやAI(人工知能)の活用による業務効率化です。本セッションでは、飲食業界における諸課題を共有、さらにロボット活用事例など「レストランテック」の最新事情を紹介します。

15:50~16:40 パネルディスカッション3 「『食とまちづくり』最前線」

<パネリスト>
東日本旅客鉄道 東京支社 事業部長 若生 直也氏
文化政策研究者、鶴岡市食文化創造都市政策アドバイザー 太下 義之氏

<モデレーター>
シグマクシス プリンシパル 増田 拓也氏

地域の特徴を打ち出したまちづくりに欠かせないのが「食」です。本セッションでは、企業や自治体によるユニークな取り組みを共有、効果的なアプローチや食のイノベーションへの期待について議論します。

16:40~16:50 クロージング

外村 仁氏
日経BP総研 上席研究員 菊池 隆裕

17:10~18:30 ネットワーキング・レセプション

フードテックに関わる産学官関係者の人脈づくりを促進する情報交換会です。参加無料(応募多数の場合は抽選)。
※ネットワーキング・レセプションのみの申し込みはできませんのでご了承ください。
※プログラム、講演内容は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。

登壇者SPEAKERS

野口 悠紀雄氏

一橋大学 名誉教授
早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター 顧問

1940年、東京に生まれる。 63年、東京大学工学部卒業。 64年、大蔵省入省。 72年、エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。 一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、 スタンフォード大学客員教授などを経て、 2005年4月より早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。 11年4月より 早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問。一橋大学名誉教授。17年9月より現職。

石川 伸一氏

宮城大学 食産業学群 教授

1996年、東北大学農学部卒業。98年、日本学術振興会特別研究員(DC1)、04年、北里大学獣医畜産学部専任講師。05年、日本学術振興会海外特別研究員(University of Guelph, Canada 客員研究員)。07年、北里大学獣医学部講師。10年、宮城大学食産業学部准教授。専門分野:分子食品学、分子調理学、分子栄養学。
著書:『「食べること」の進化史』光文社(2019)、『「もしも」に備える食』清流出版(2015)、『料理と科学のおいしい出会い』化学同人(2014)、共訳書に『食感をめぐるサイエンス』化学同人(2019)、『The Kitchen as Laboratory』講談社(2017)。

野中 朋美氏

立命館大学 食マネジメント学部 准教授

2004年~08年、企業にてwebマーケティング・SEM(Search Engine Marketing)に従事 。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科を1期生で修了し、神戸大学 大学院システム情報学研究科 特命助教、青山学院大学 理工学部 経営システム工学科 助教等を経て、18年より立命館大学 食マネジメント学部 准教授。専門分野:生産システム工学、サービス工学。博士(システムエンジニアリング学)研究テーマ:「持続可能な食・食サービスシステムデザイン」「人の情報を起点としたサービス生産システム設計・管理」「エネルギブロックモデルを用いた環境配慮型スケューリング」など

佐々木 裕氏

NTTデータ 執行役員 製造ITイノベーション事業本部 事業本部長 デジタル戦略担当役員

1990年、NTTデータ通信(現在のNTTデータ)に入社~マルチメディア関連の新規事業開発に従事後、大規模システム開発のプロジェクトマネージャー等を歴任。2016年、執行役員 ビジネスソリューション事業本部 事業本部長に就任。17年、 デジタル戦略担当役員(Digital Strategy Officer)に就任。18年、執行役員 製造ITイノベーション事業本部 事業本部長に就任。

菱沼 義久氏

農林水産省 農林水産技術会議事務局長

1983年、農林水産省入省。2011年、生産局農産部園芸作物課長。15年、農林水産技術会議事務局研究総務官。18年、大臣官房生産振興審議官兼生産局付。19年、大臣官房技術総括審議官兼農林水産技術会議事務局長。

小泉 創氏

日本たばこ産業 食品事業企画室 次長

2000年日本たばこ産業に入社。たばこ事業本部ブランド企画部、JT HongKong Ltd.を経て、16年たばこ事業本部ブランド企画部次長としてメビウス等のブランドマネジメントを担当。19年4月食品事業企画室企画チーム次長に就任し現在に至る。

菊池 優太氏

JAXA 新事業促進部事業開発グループ J-SPARCプロデューサー
Space Food X 副代表

JAXAのJ-SPARCプロデューサーとして、主に宇宙旅行・衣食住ビジネス、コンテンツ・エンタメビジネスに関する民間企業等との共創活動を担当。食分野では、防災×宇宙の視点から新たな事業創出や社会課題解決に取組む「BOSAI SPACE FOOD PROJECT」、世界初の宇宙食料マーケット創出とSDGs目標達成の双方を目指す「Space Food X」を、ベンチャーから大企業まで様々なパートナー企業や大学、自治体等と共に推進中。宇宙から、食と人と地球の未来を創る。

関根 健次氏

ユナイテッドピープル 代表取締役

大学の卒業旅行で世界半周の旅へ出る。途中偶然訪れた紛争地で世界の現実と出会い、後に平和実現が人生のミッションとなる。2002年に世界の課題解決を事業目的とする非営利会社、ユナイテッドピープルを創業。ネット募金サイト「イーココロ!」やネット署名サイト「署名TV」の運営を経て、09年から映画事業を開始。11年から国連が定めたピースデー、9月21日を広める活動を開始。著書に『ユナイテッドピープル』がある。

沢登 哲也氏

コネクテッドロボティクス 代表取締役 CEO

1981年生まれ。東京大学工学部計数工学科卒業。京都大学大学院情報学研究科修了。東京大学在籍時にNHK大学ロボコン2004優勝、ABS世界ロボコンでベスト8。08年、飲食店の新しい店舗の創造を目指し、新規飲食店の立ち上げと既存店舗の再生に携わる。09年、マサチューセッツ工科大学発のベンチャー、ソフトサーボシステムズ社でロボットコントローラ開発責任者を担当。11年に独立後、産業用ロボットコントローラを受託開発。14年にコネクテッドロボティクスを起業、代表取締役就任。17年4月クッキングロボット事業を構想し、Startup Weekend Roboticsへ出場、優勝。

田嶋 雅美氏

フランチャイズアドバンテージ 代表取締役

日本のサービスチェーン本部約400社、末端店舗数約3万店の指導実績。チェーンビジネスの各業界トップクラスのクライアントも多く、日本を代表するサービス事業の経営者との人脈ネットワークも広く築いている。創業以来、生産性向上が難しいとされるサービス産業において、「売上アップのリアルな施策」と「少人数運営」を両立し、目標達成を店舗スタッフ全員がチーム一丸となって実現する仕組み作りを支援している。

若生 直也氏

東日本旅客鉄道 東京支社 事業部長

1991年東日本旅客鉄道に入社。開発事業、資産運用事業などに従事。2002年より同社事業創造本部にて東京駅八重洲開発計画などを担当し、09年より仙台支社にて仙台駅周辺開発計画に従事。その後、首都圏の大規模開発推進や東日本エリアの地域開発などを担当したのちに、19年6月より現職。

太下 義之氏

文化政策研究者
鶴岡市食文化創造都市政策アドバイザー

専門は文化政策。博士(芸術学)。国立美術館理事、日本芸術文化振興会「日本博」アドバイザー、日展理事、静岡県舞台芸術センター(SPAC)評議員。文化経済学会<日本>理事、文化政策学会理事、政策分析ネットワーク共同副代表など文化政策関連の委員を多数兼務。単著『アーツカウンシル』(水曜社)。

外村 仁氏

Food Tech Visionary & Investor

大学卒業後、経営コンサルティングに従事。1992年よりアップルコンピューターで市場開発やマーケティング本部長職などを歴任。2000年、米国で技術ベンチャーを共同創業、10年からエバーノートジャパン会長に就任。現在は、スクラムベンチャーズのパートナーなどを務める。エバーノート時代にはChief Food Officerという愛称でも知られ、シリコンバレーにて「FoodとITの融合」をテーマに活動中。Smart Kitchen Summit Japanの共同創設者でもあり、フードテック関係のイベントへの登壇多数。

菊池 隆裕

日経BP総研 上席研究員

1990年日経BP社入社。『日経コミュニケーション』『日経エレクトロニクス』『日経コンピュータ』『ITpro』などで、主に通信、ネット分野を担当。2002年~04年までシリコンバレー支局勤務。15年、経済産業省主催イノベーター育成プログラム『始動 Next Innovator 2015』に選抜、新規事業メンター向けプログラム「Lean Launchpad Educators Program」修了。18年「フードテックの未来2019-2025」編集・執筆。 https://www.nikkeibpm.co.jp/item/3076/3076/index.html

戸田 顕司

日経BP総研 サステナブル経営ラボ所長(元・日経レストラン編集長)

「日経ベンチャー(現・日経トップ リーダー)」「日経パソコン」「日経ビジネス」などで取材・執筆に携わり、 「日経レストラン」編集長などを経て現職。外国人シェフによる日本料理コンテスト「和食ワールドチャレンジ2013」 では審査会議長を務めた。現在は中堅・中小企業の採用や広報のブランディング、地方自治体の地方創生といったサポート事業を手掛ける。

田中 宏隆氏

シグマクシス ディレクター

パナソニック、マッキンゼー・アンド・カンパニー等を経てシグマクシスに参画。戦略策定、新規事業創造、パートナーシップ構築・交渉支援、人材の変革など専門分野を幅広く持つ。またフードテックの世界的潮流に関する深い洞察や国内外のフードイノベーターとの幅広いネットワークを有しており、食・料理における事業共創プラットフォームの構築を通じた、新たな産業創造を目指している。

増田 拓也氏

シグマクシス プリンシパル

デジタルマーケティング企業を経てシグマクシスに参画。企業のビジネス開発支援を中心にコンサルティングサービスを提供する一方で東海地域のインフラ企業とジョイントベンチャーを立ち上げ、自らも事業運営に従事する。シグマクシスが主催するSKS Japan中心メンバーとして、その企画・運営に携わる。


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