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- 日経ビジネスイノベーションフォーラム 「きれいな空気が、日本を健康にする -医療と企業の連携が創出する“クリーンエア”ビジネスとは-」
キーワード
日経ビジネスイノベーションフォーラム
「きれいな空気が、日本を健康にする
-医療と企業の連携が創出する“クリーンエア”ビジネスとは-」
これまでにない「空気・大気環境を良くする産業」を興そうという動きがあります。呼吸器やアレルギーの疾患をよく知る医師を中心に、製薬会社のみならず生活全般に関わる企業・団体が一体となって、予防から治療までの環境をトータルに整備していこうとするものです。呼吸器やアレルギーの疾患は、「発症に気づきにくい」「継続治療が重要だが、症状緩和による治療離脱者が多い」といった課題を抱え、早期発見と継続的なサポートのしくみが重要と言われています。疾患の大きな要因は生きるために不可欠な大気。生活環境に深く入り込んだ呼びかけが必要となります。
そこで、日経ビジネスイノベーションフォーラムでは、医療従事者だけでなく、日常生活に根ざした生活関連製品を扱っている方々にも呼びかけ、産官学の関係者が一堂に会し、「質の高いクリーンエア社会の実現」に向けたこれからの「クリーンエアビジネス」のあり方・作り方について、議論いたします。
概要OVERVIEW
- 開催日時
- 2017年12月11日(月)
13:30~17:30 (13:00開場)
- 会場
- 日経カンファレンスルーム(千代田区大手町1-3-7 日経ビル6F)
- 受講料
- 無料
- 定員
- 350名
- 締切
2017年12月7日(木)
- 特記事項
*お申し込み多数の場合は抽選のうえ、当選の方に受講券メールをお送りいたします。
*当選の発表は受講券メールの連絡をもって代えさせていただきます。
*ご記入いただいた個人情報はご本人の承諾なく本フォーラムの実施目的以外には使用いたしません。
- 主催
日本経済新聞社 クロスメディア営業局
- 共催
一般社団法人 クリーンエア(JCAA)
- セッション共催
グラクソ・スミスクライン株式会社、日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
- 特別協賛
ダイソン株式会社、株式会社ダスキン
- 協賛
アイング株式会社、株式会社ファンケル、チェスト株式会社
- お問い合わせ
日経ビジネスイノベーションフォーラム「きれいな空気が、日本を健康にする」事務局
Tel:03-6812-8693(受付時間 9:30~17:30 土、日、祝日を除く)
e-mail:business-innovation@nikkeipr.co.jp
プログラムPROGRAM
13:30~13:40 基調講演
橋本 修 氏 (JCAA理事長 / 日本大学 医学部内科学系呼吸器内科学分野 主任教授)
13:40~14:10 共催特別セッション
<パネリスト>
畑地 治 氏 (松阪市民病院 呼吸器センター センター長)
久野 譜也 氏 (筑波大学大学院 人間総合科学研究科 教授/Smart Wellness City首長研究会 事務局長)
<ファシリテーター>
橋本 修 氏
<共催>
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
14:10~14:40 特別講演1
ウィル・ダーヴィル 氏(ダイソン株式会社 研究デザイン開発 デザインマネージャー)
14:40~15:10 特別講演2
前田 親男 氏(株式会社ダスキン クリーン開発本部開発研究所 研究員)
15:10~15:20 休憩
15:20~15:50 特別講演3
吉川 日出雄 氏(グラクソ・スミスクライン株式会社 MSL統括)
15:50~17:00 トークセッション
<パネリスト>
西川 和見 氏(経済産業省 商務情報政策局 ヘルスケア産業課 課長)
前田 親男 氏
神山 典子 氏(ダイソン株式会社 コミュニケーションズ部 日本&アジア ディレクター)
<ファシリテーター>
玉置 淳 氏(JCAA理事 / 東京女子医科大学内科学第一講座主任教授)
橋本 修 氏
17:00~17:30 ネットワーキング
登壇者SPEAKERS
橋本 修 氏
一般社団法人クリーンエア 理事長
日本大学 医学部内科学系 呼吸器内科学分野 主任教授
1981年、日本大学大学院医学研究科修了。85年、米国ルイジアナ州立大学メディカルセンタ−内科リウマチ部門Postdoctral fellow。90年、国立立川病院呼吸器科医長。98年、日本大学医学部講師 第一内科(現、内科学系呼吸器内科学分野)。2007年、同大学医学部教授 内科学系呼吸器内科学分野。08年、日本大学板橋病院呼吸器科内科部長。15年、日本大学医学部教授睡眠学分野(寄附)(兼務)。日本内科学会評議員、日本呼吸器学会理事長、日本呼吸ケアリハビリテーション学会副理事長、日本アレルギー学会理事、米国胸部疾患医学会員、欧州呼吸器学会員など。
畑地 治 氏
松阪市民病院 呼吸器センター センター長
1991年、自治医科大学卒業、6月三重県立総合塩浜病院研修医(ローテート研修)。93年4月、紀南病院内科医員。96年4月、紀和町立紀和診療所長。97年4月、三重大学呼吸器内科医員、川崎医科大学病理学教室研修。98年4月、紀和町立紀和診療所長。99年4月、三重大学呼吸器内科医員。2003年7月、松阪市民病院呼吸器科科長。12年4月、同病院呼吸器センター長(現職)。日本呼吸器学会専門医・指導医、結核・抗酸菌学会専門医・指導医、がん治療認定医機構認定医、日本内科学会総合内科専門医、医学博士。
久野 譜也 氏
筑波大学大学院 人間総合科学研究科 教授
Smart Wellness City首長研究会 事務局長
1992年3月、筑波大学大学院博士課程医学研究科修了(医学博士)。同年、東京大学助手教養学部保健体育科。94年、Pennsylvania大学医学部(米国)客員研究員(文部省在外研究員)。96年、筑波大学講師体育科学系。2002年、株式会社つくばウエルネスリサーチ代表取締役社長兼任。04年、筑波大学大学院人間総合科学研究科助教授(07年~准教授)。11年、同大学院人間総合科学研究科教授(現職)。「環境未来都市推進委員会」委員。「IT戦略本部・新戦略推進専門調査会 医療・健康分科会」委員。「健康・医療・福祉のまちづくり研究会」委員。「個人への予防インセンティブ検討ワーキンググループ」委員。Smart Wellness City首長研究会事務局長。日本介護福祉・健康づくり学会副会長。スマートウエルネスコミュニティ協議会副会長。
前田 親男 氏
株式会社ダスキン クリーン開発本部開発研究所 研究員
1986年、株式会社ダスキン入社。2011年、開発研究所に転属後、現職。12年より、ハウスダストとダニ抗原の影響について調査・検討を始める。ハウスダストやダニアレルゲンの低減が喘息児家庭において、環境改善や患児の症状緩和にどのような影響を及ぼすかを研究。長期的な介入による環境改善は、家庭内のアレルゲン低減と維持をコントロールできることを実証。また、患児や保護者のアドヒアランスやQOLの向上する根拠を示し、共同研究者のアレルギー専門医と共に論文を発表する。研究から得られたノウハウとして、室内塵やダニアレルゲンの視覚化する技術を開発し、患者と家族の環境衛生に関する行動変容を促す「プログラム ダスキンアレルギーコントロールプラン=DAP」を確立し、アレルギー疾患に苦しむ家庭への貢献を目指しさらなる研究を進めている。
ウィル・ダーヴィル 氏
ダイソン株式会社 研究デザイン開発 デザインマネージャー
英国ボーンマス大学を優等学位(First Class Honours)で卒業し、2011年にデザインエンジニアとしてDyson Ltd.,に入社。空調家電カテゴリーのエンジニアとして、扇風機と空気清浄機の組み立てと機械システム開発からキャリアをスタートし、その後、シンガポールにて製造工程の管理を経験。
プロダクトデザインへの熱い想いの下、ダイソンの照明カテゴリーで機会を掴みとり、当時Jake Dyson Lightという自身の照明ブランドを立ち上げていたジェイク ダイソンと供に彼のスタジオで製品開発に従事。Jake Dyson LightがDyson Ltd.,に参画後、現在はこれまでにないテクノロジーを生み出すためにダイソン内のエンジニアを束ね、日々新しいテクノロジー、製品開発に携わっている。
仕事以外ではランニング、セーリング、マウンテンバイクでアウトドアを楽しむことが好き。
吉川 日出雄 氏
グラクソ・スミスクライン株式会社 MSL統括
1982年、日本大学理工学部薬学科(現薬学部)卒業、同年田辺製薬株式会社(現田辺三菱製薬株式会社)薬理研究所に入社。喘息、アレルギー、COPD治療薬の創薬研究に携わる。91年、米国カリフォルニア州Tanabe Research Laboratory勤務。95年、東京大学薬学部・研究員。97年、薬学博士(東京大学)。2001年、グラクソ・スミスクライン株式会社筑波研究所。06年、医学情報部、メディカルアフェアーズで呼吸器製品(喘息、COPD治療薬)を担当。現在メディカル・サイエンス・リエゾン(MSL)の統括として、MSLによる医学・科学的に正しい製品情報の提供ととともにUnmet medical Needsの収集に努めている。
西川 和見 氏
経済産業省 ヘルスケア産業課長
1996年、通商産業省入省。米国留学(ノースウェスタン、ジョージタウンロースクール、NY州弁護士)、防衛庁防衛政策課(日米防衛協力)、通商機構部(WTOドーハラウンド交渉)、中小企業庁金融課(リーマンショック対策)等を経て、大臣官房政策企画委員として総合調整、東日本大震災対策等を実施。産業政策局政策企画官として日本再興戦略の立ち上げに関与後、アジア担当の産業調査員としてシンガポールに赴任し、アジアの経済統合を担当。帰国後、通商戦略の立案、産業政策のグローバル化を担当したのち、2017年7月にヘルスケア産業課長に就任(現職)。
神山 典子 氏
ダイソン株式会社 コミュニケーションズ部 日本&アジア ディレクター
大学卒業後、出版社や音楽出版社を経て2001年にダイソン株式会社に入社。現在は、コミュニケーションズアジア統括として、日本のみならず台湾、韓国、東南アジアのマーケットにダイソン独自のテクノロジーを軸としたローカル独自のコミュニケーション戦略でブランド構築に努める。コミュニケーションズの職務につきながら、ジェームズダイソン財団の業務執行理事として財団業務を遂行。
玉置 淳 氏
一般社団法人クリーンエア 理事
東京女子医科大学 内科学第一講座 主任教授
1978年、東北大学医学部卒業。80年、国立療養所東京病院厚生技官。81年、東京女子医科大学第一内科助手。85年、カリフォルニア大学サンフランシスコ校 CVR。91年、東京女子医科大学第一内科講師。97年、同大学第一内科助教授。2003年、同大学第一内科教授。日本内科学会評議員、日本呼吸器学会常務理事、日本アレルギー学会常務理事、米国胸部医学会員、欧州呼吸器学会員など。