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参加型Webイベント「アフリカ新興テック ピッチ決勝戦」
アフリカの「若き起業家」が登壇します
世界的に注目されるアフリカ新興テックマーケット、そこでスタートアップを立ち上げた起業家10人が革新的なテックビジネスを紹介します。
ポストコロナ時代のテックビジネスの発掘を目的に、国際協力機構(JICA)がアフリカ19カ国の2700社以上を対象にビジネスプランを審査し、その中から選抜された10社による決勝戦です。
ビジネスコンテストは、起業家支援を通じて現地の雇用問題や社会的課題の解決を目指す※NINJA事業の一環として実施されました。
ピッチ決勝戦当日は、コメンテーターが各社のテックビジネスをチェックし、日本企業関係者が事業連携や投資をその場で判断します。
もちろん皆様からの質問にもアフリカ起業家に直接答えてもらいますし、視聴参加者がアンケート投票で決める優秀賞も用意しています。
世界が注目するアフリカテックマーケット
先進国の技術革新の歩みを一気に飛び越え、まさに「リープフロッグ」を地で行くのが今のアフリカです。
公共サービスが今なお不十分なアフリカゆえに、13億人の巨大マーケットのニーズに応え、社会的課題の解決を目指すのがアフリカテックビジネスの特徴と言えるでしょう。
2019年のアフリカスタートアップへの投資額は20億㌦(約2100億円)を超えました。東南アジアでスタートアップが急成長する直前の5年前とほぼ同じ水準です。
日本からの投資や事業連携への期待も高まっている今だからこそ、ピッチ決勝戦に是非ご参加下さい。
アフリカ新興テックの知見を得る絶好の機会になるでしょう。
●2020年11月5日に開催したアフリカのスタートアップに関するウェビナー(「世界が注目 アフリカ新興テック」)の様子はこちらからご覧いただけます。ぜひ、ご参考ください!
https://events.nikkei.co.jp/archive_africa2020/
※NINJA(Next Innovation with Japan)事業… 国内外の企業と連携しつつ、アフリカ・アジアでスタートアップを育成するJICAのプロジェクト。デジタルテクノロジーを活用し、若年層の失業や医療体制の不備などの現地の社会的課題をビジネスとして解決する起業家を支援する。起業家育成活動や現地スタートアップに関する情報発信、アクセラレーション・プログラム、エコシステムの構築支援などに取り組んでいる。
概要OVERVIEW
- 開催日時
- 2021/02/26(金)
19:00-21:30(予定)
- 受講料
- 無料(日経IDでの事前登録が必要です)
- 定員
- 3000人(先着順)
- 主催
- 独立行政法人国際協力機構(JICA)、日本経済新聞社
- 後援
経済同友会
- 運営協力
Double Feather Partners
- お問い合わせ
日経Webinar事務局(webinar@nex.nikkei.co.jp)
プログラム Program
19:00 開幕挨拶、コメンテーター紹介
公益社団法人 経済同友会 アフリカ開発支援戦略PT委員長、日本たばこ産業株式会社 取締役副会長
1983年に東京大学 経済学部を卒業し、同年に日本専売公社(現日本たばこ産業)に入社。経営企画、ビジネスディベロップメントの分野を中心に幅広い役職を歴任。取締役 常務執行役員 企画責任者を経て、スイス ジュネーヴを本拠に120ヶ国以上でJT海外たばこ事業を展開するJT InternationalのDeputy CEOに就任。2016年から2019年まで代表取締役副社長 たばこ事業本部長を務め、2020年より現職。また、2020年4月より、公益社団法人経済同友会 アフリカ開発支援戦略 PTの委員長に就任。
シブサワ・アンド・カンパニー代表取締役/コモンズ投信取締役会長
1961年生まれ。69年父の転勤で渡米し、83年テキサス大学化学工学部卒業。財団法人日本国際交流センターを経て、87年UCLA大学MBA経営大学院卒業。JPモルガン、ゴールドマンサックスなど米系投資銀行でマーケット業務に携わり、96年米大手ヘッジファンドに入社、97年から東京駐在員事務所の代表を務める。2001年に独立し、シブサワ・アンド・カンパニーを創業。07年コモンズを創業(08年コモンズ投信に改名し、会長に就任)。2019年に日本経済新聞社主催の「東アフリカビジネス視察団」の視察団長を務めた。
国際協力機構(JICA) 経済開発部 参事役
1998年京都大学工学研究科建築学専攻卒、JICA入構。2004年米国コロンビア大学国際関係・公共政策大学院卒(国際経済政策専攻)。フィリピン担当課、インド事務所、企画部等を経て現職。アフリカ・中南米・中東欧州地域における産業振興を推進し、2020年1月スタートアップ支援事業(Project NINJA: Next Innovation with Japan)を開始。
19:05 パネル討論 「With Japanで考えるアフリカとのパートナーシップ」
19:20 アフリカスタートアップ10社によるピッチおよび審査
・19:20 第1グループ(3社)ピッチ、Q&A、コメンテーターコメント
・19:55 第2グループ(3社) 〃
・20:40 第3グループ(4社) 〃
21:20 視聴参加者が選ぶ!優秀スタートアップ賞の決定
21:25 コメンテーターによる総括、閉幕挨拶
登壇者 Speaker
Mr. Jean Claude Gouesse
Moja Ride(モジャ・ライド)CEO、コートジボワール
交通手段の予約から支払いまで可能なアプリ・運賃カードを開発した。コロナ下で非接触型の決済手段を提供するとともに、交通機関の効率的な運賃支払いを実現。
Ms. Folake Owodunni
Emergency Response Africa(エマージェンシー・レスポンス・アフリカ)CEO & Co-Founder、ナイジェリア
救急医療体制が未整備なナイジェリアで会員制の緊急医療ケアサービスを展開する。AIを活用した緊急治療の判断システムの導入を検討。
Mr. Daniel Elliot Kwantwi
TRANSONICA(トランソニカ)CEO、ガーナ
ガーナ版の「SUICA/PASMO」の導入を進める。従業員の窃盗や現金勘定のリスクがないキャッシュレスカードのニーズに着目した。
Mr. Yo Murofushi
And Africa(アンド・アフリカ)CEO & Founder、南アフリカ
電子商取引の荷物の発送・受取りが24時間可能なIoTロッカーを開発した。高額な再配達料金を回避でき、コロナ下での宅配員との接触も避けられる。
Mr. Menyo Innocent
Mobile Scan Solutions(モバイル・スキャン・ソリューションズ)Co-Founder & Team Lead、ウガンダ
妊婦の的確な診察のため、ポータブルな超音波装置を開発・販売している。電力供給が不安定なうえ、高額の医療機器を購入するのが困難なウガンダの医療機関や家庭で利用されている。
Mr. Kevin Kihara
Upepo Technology(ウペポ・テクノロジー)Managing Director、ケニア
安全な水の利用を高めるため、IoTデバイスを活用した水供給の分析データを水道事業者に提供する。漏水などによる損失を防ぎ、水資源を効率的に保全できる。
Ms. Rose Peter Funja
Agrinfo(アグリンフォ)CEO & Founder、タンザニア
ドローンや衛星を活用して農業関連データを収集し、小規模農家の経営を支援するサービスを展開する。データに基づく信用スコアを金融機関に提供し、その信用データに応じて金融機関が種や肥料等を農家に貸し付ける。
Mr. Pedro Beirão
Appy People(アッピー・ピープル)CEO & Co-Founder、アンゴラ
病院の予約や薬局での薬販売、その評価ができるアプリを開発・提供している。病院や診療所の情報が不足しているアフリカのニーズに応え、薬などの価格の透明化にも貢献。
Mr. Bryan Mezue
Lifestores Healthcare(ライフストアズ・ヘルスケア)CEO、ナイジェリア
アフリカにおいて医療の最前線ともいえる薬局のネットワーク化をテクノロジーで実現した。クラウドERPシステムの導入や共通仕入れで偽薬の流通防止や価格の適正化をはかっている。
Mr. Jihed Hannachi
MajestEye(マジェスト・アイ)Co-Founder、チュニジア
人工知能(AI)技術を使い、医療・企業経営管理・メディアなど幅広い分野のシステム、とくに疫病に有効な成分を迅速に特定できるシステムを開発した。新型コロナウイルス対応に関する情報も保健当局や医療研究所に提供する。