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シンポジウム「アジアの価値観と民主主義」


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日本経済新聞社はシンポジウム「アジアの価値観と民主主義」を開催します。

フィリピンのアロヨ元大統領らが基調講演を行います。アジアに民主主義がどのように定着してきたのか、民主主義を基盤に各国・地域がどう連携していくべきか、アジア共通の価値観とは何か、などについてアジア各国・地域から集まった有識者らが議論いたします。

概要OVERVIEW

開催日時
2018年7月5日(木)
12:50-18:30(開場12:20)
会場
ホテルオークラ東京
受講料
無料
定員
350名(応募多数の場合は抽選)
主催

日本経済新聞社

共催

国際交流基金、ヴィヴェーカナンダ国際財団、中村元東方研究所

後援

外務省

協力

国際仏教連盟

言語

日・英同時通訳あり

プログラムPROGRAM

12:50-13:50 開会式・基調講演

グロリア・マカパガル・アロヨ 元フィリピン大統領(フィリピン) 
前田專學 中村元東方研究所 理事長(日本)
スワミナタン・グルムルティ サストラ大学教授(インド) 

14:00-15:30 第1セッション「アジアの価値観と伝統」

S.R. バット インド哲学研究評議会(ICPR)委員長(インド)
イエニー・ワヒッド ワヒッドインスティテュート所長(インドネシア)
釈悟震 中村元東方研究所理事(日本)
金鍾瑞 ソウル大学名誉教授(韓国)
孫晶 中国社会科学院哲学研究所教授(中国)
アルボムッレ・スマナサーラ 日本テーラワーダ仏教協会長老(スリランカ)
モデレーター:丸井浩 中村元東方研究所常務理事・事務局長(日本)

15:45-16:15 特別セッション「日本・アジア文化交流の成果と課題〜未来の協働に向けて〜」

キティ・プラサートスック タマサート大学副学長(タイ)
アンベス・R・オカンポ アテネオ・デ・マニラ大学准教授(フィリピン)

16:30-17:45 第2セッション「アジアの解放と民主化の経験 〜ガンジーが遺したもの〜」

ホルヘ・V・ティグノ フィリピン大学政治学部教授(フィリピン)
陳婉宜 財団法人台湾民主基金会副執行長(台湾)
スジート・デュッタ ヴィヴェーカナンダ国際財団シニアフェロー(インド)
トゥンク・ザイン・アル・アビディン・ムフリズ 民主主義・経済問題研究所 会長兼共同創設者(マレーシア)
兼原信克 内閣官房副長官補(日本)
モデレーター:渡部恒雄 笹川平和財団上席研究員(日本)

18:00-18:30 閉会式

※本シンポジウムのプログラムは変更になる場合があります

登壇者SPEAKERS

グロリア・マカパガル・アロヨ 元フィリピン大統領

Gloria Macapagal-Arroyo was President of the Philippines from 2001 to 2010. She is the daughter of the late former Philippine President Diosdado Macapagal.
She holds a Ph.D. in Economics. She attended Georgetown University’s School of Foreign Service.
As Senator from 1992-1998, she authored or sponsored over 50 of the country’s most important economic and social laws.
In 1998, she won as Vice President by a landslide, and assumed the Presidency in 2001.
She was elected President in 2004. At the end of her presidency, nine million jobs had been created, and poverty incidence was reduced to 26% from 39% in 2001.
Sheis on her 3rd and last term as Representative of the 2ndCongressional District of Pampanga.

前田專學 中村元東方研究所 理事長

東京大学文学部印度哲学梵文学科卒業。同大学院修士課程修了後、ペンシルベニア大学大学院東洋学科修了。Ph.D. 文学博士。現職は(公財)中村元東方研究所理事長兼東方学院長・東京大学名誉教授、武蔵野大学名誉教授・史跡足利学校庠主など。専門は インド哲学・仏教学。日本学士院賞、勲三等旭日中綬賞、タイ国衆議院仏教学術功労賞、インド国・パドマシュリー勲章などを受賞。代表的な著書として A Thousand Teachings of Shankara、『ヴェダーンタの哲学』『ブッダ―その生涯と思想』などがある。

S.R. バット インド哲学研究評議会(ICPR)委員長

S.R.バット教授は、インド政府人的資源開発省の哲学研究会議議長であり、またインド哲学会議およびアジア哲学会議の議長を務める。デリー大学哲学学部で学部長および教授を務めた後退官。古代インドの文化、仏教、ジャイナ教、およびヴェーダーンタの権威として世界的に有名である。研究分野は、インド哲学、論理学、認識論、倫理学、価値論、教育哲学、宗教哲学、比較宗教、社会・政治思想等にわたる。世界中の数多くの大学や研究機関で講義を行い、50以上の国内・国際会議、セミナー、ワークショップを開催してきた。これまでに21冊の本を執筆・編集しており、出版された研究論文は150以上。多数の国際雑誌の編集委員会にも名を連ねている。

金鍾瑞 ソウル大学名誉教授(韓国)

キム・ジョンソ氏は、ソウル大学の名誉教授であり、本年韓国で開催される第5回ワールドヒューマニティーズフォーラム(WHF)運営委員長を務めている。 ソウル大学で学び、カリフォルニア大学サンタバーバラ校で宗教学博士号を取得。韓国学中央研究院教授、ハーバード大学、カリフォルニア大学バークレー校、東京大学等の客員研究員として、豊富な学術経験を持つ。ソウル大学大学院の副学長および学部長、韓国宗教学協会会長を務めるほか、韓国の人道・文化大統領委員会の会長も務めた。

孫晶 中国社会科学院哲学研究所教授

四川大学哲学部、中国社会科学院卒業後、東京大学文学部インド哲学研究室にて研究に従事。
1986 年中国社会科学院哲学研究所準教授、 1993 年同研究所副教授を経て、 1997 年より同研究所教授。
国際易学連合会総会長、国際儒学連合会理事を兼職。

キティ・プラサートスック タマサート大学副学長

キティ・プラサートスック氏は、タイのタンマサート大学東アジア研究所長を5年間務めた後、同大学において現国際問題担当副学長。タイ国防省戦略委員会委員および、国際交流基金アジアセンター顧問委員も務めている。

現在は、東アジアにおけるソフトパワー、米-タイ同盟、そして地方レベルでの日-タイ関係等を研究テーマとする。UCバークレー校の客員教授として「東南アジアにおける国際関係」を教え、北京大、ミュンヘン大、早稲田大、延世大、オーストラリア国立大学(ANU) 等でも講義を行った。 同氏はまたコロンビア大学、日経フォーラム、北京フォーラム、済州フォーラムなどの国際シンポジウムに定期的に招かれ、講演を行っている。

アンベス・R・オカンポ アテネオ・デ・マニラ大学准教授

アンベス・R・オカンポ氏はパブリックヒストリーを研究する歴史学者であり、19世紀後半のフィリピン、その芸術、文化、および国家の誕生に関わる人々を研究対象としている。
アテネオ・デ・マニラ大学の準教授であり、元史学科長である。また、国家文化芸術委員会会長(2005-2007)、フィリピン国立歴史委員会会長(2002-2011)を務めた。氏によるフィリピンの歴史と文化の普及は、フランス、スペイン、フィリピンなどの諸国の勲章を含む夥しい受賞により広く認められている。国際交流基金アジアセンターの諮問委員。
これまでに39冊の本を出版し、現在フィリピン・デイリー・インクワイアの社説面でコラムを執筆。話題のFacebookファンページも活用している。

ホルヘ・V・ティグノ フィリピン大学政治学部教授

ホルヘ・ヴィラモール・ティグノ氏は、フィリピン大学ディリマン校政治学部教授。同大学において行政学博士号を取得、フィリピン政治学会のメンバーおよびソーシャル・ウェザー・ステーションズのフェローでもある。現在台湾外務省(MOFA)を拠点とし、2018年7月末まで高雄市の文藻外語大学のフェロー。研究対象は、アジアの労働移民と移民政策比較研究、東南アジアにおける民主的な統合と移行、政治哲学、フィリピンにおける非政府組織と国家-市民社会関係、開発途上国における選挙・政治改革等の分野にわたる。

陳婉宜 財団法人台湾民主基金会副執行長

ケティ・W・陳博士は、台湾民主基金会(TFD)の副会長。TFDの国際業務および一般管理部門の総監督を担当する。政治学者であり、オクラホマ大学で勉学、同大学で政治学博士号を取得している。専門分野は、比較政治学、民主化研究、国際関係、政治哲学である。また、政治学と国際関係の二つの学士号をオクラホマ大学で、政治学と心理学のデュアルディグリーをテキサス州ダラスの南メソジスト大学で取得。ウォールストリートジャーナル、AP通信、アルジャジーラ、LAタイムズ、ニューヨークタイムズ、フィナンシャルタイムズ、ボイスオブアメリカ、BBCワールド、リベラシオン、ルモンド等を含む数多くの出版物および国際的メディアに登場している。2017年、台湾の社会運動に章を割いた博士の著書 “Taiwan’s Social Movements Under Ma Ying-jeou (台湾馬英九政権下における社会運動)” および “Cities Unsilenced (沈黙しない街)”が出版された。現在、国民党の政治回復に関する著書を執筆中である。

兼原信克 内閣官房副長官補

1981年東京大学法学部卒業、外務省入省。条約局法規課長、総合外交政策局企画課長、北米局日米安全保障条約課長、在アメリカ合衆国日本国大使館公使、総合外交政策局総務課長、欧州局参事官、総合外交政策局参事官、在大韓民国日本国大使館公使、内閣情報調査室次長、国際法局長等を経て、2012年より現職。2014年から国家安全保障局次長を兼務。著書に『戦略外交原論』(日本経済新聞出版社、2011年)、『論集 日本の外交と総合的安全保障』(共著、ウェッジ、2011年)がある。

釈悟震 中村元東方研究所理事

駒澤大学仏教学部卒業。同大学院人文科学研究科仏教学専攻修士課程および博士課程満期修了。博士(仏教学)。東京大学東洋文化研究所協力研究員。東京大学講師を経て、現職は(公財)中村元東方研究所理事・中村元記念館東洋思想文化研究所副所長・スリランカ国立ペラデニヤ大学客員研究員など。専門はインド仏教学・東アジア仏教。中村元東方特別賞など受賞。編著に『インド的共生思想の総合的研究--思想構造とその変容を巡って』『インド宗教思想の多元的共存と寛容思想の解明』などがある。

丸井浩 中村元東方研究所常務理事・事務局長

東京大学文学部印度哲学印度文学科卒業。同大学院修士課程修了、博士課程単位取得退学。文部省給費留学生としてインド・プーナ大学留学。博士(文学)日本学術会議第20-22期会員。現職は (公財)中村元東方研究所常務理事・武蔵野大学特任教授。専門は インド哲学。中村元東方学術賞、インド国 ICCR Distinguished Indologist Award 2017など受賞。
代表的な著書は『ジャヤンタ研究---中世カシミールの文人が語るニヤーヤ哲学』(2014年)『「ブッダ最後の旅」に学ぶ』(2016年)などがある。

渡部恒雄 笹川平和財団上席研究員

東北大学歯学部卒業後、米ニュースクール大学で政治学修士課程修了。1995年に米戦略国際問題研究所(CSIS)入所。客員研究員、主任研究員などを経て2003年より上級研究員として、日米関係、アジアの安全保障などを研究。2005年に帰国。三井物産戦略研究所主任研究員を経て2009年4月より東京財団政策研究ディレクター兼上席研究員。2016年10月に笹川平和財団に移籍、2017年10月より現職。著書に『大国の暴走-「米・中・露」三帝国はなぜ世界を脅かすのか』(共著、講談社)、『二〇二五年米中逆転―歴史が教える米中関係の真実』(PHP研究所)など。


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