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日経産業新聞フォーラム
「グローバルリスクマネジメント2022
~激動の時代に求められるグローバル経営力とは~」
経済のグローバル化を根本から揺るがすコロナ禍。加えてロシアによるウクライナへの軍事侵攻も影響し、サプライチェーンをはじめ世界経済は深刻な混乱状態にあります。複雑化、多様化、巨大化する様々な脅威に囲まれた不確実性時代を迎え、グローバル企業にとっては実践的なリスクマネジメントとレジリエンス強化が喫緊の経営課題となっています。
本フォーラムでは、コロナ禍やグローバルリスクで激変する経営環境のマネジメントやレジリエンスの重要性について、グローバル企業事例を交えながら有識者・専門家が解説と考察を行います。皆様のご参加をお待ちしております。
概要OVERVIEW
- 開催日時
- 2022/7/7(木)
13:00~16:15
- 受講料
- 無料
- 主催
日本経済新聞社
- 協賛
東京商工リサーチ、プロティビティLLC、有限責任監査法人トーマツ、LegalForce
- 締め切り
2022/7/5(火)
*ご記入いただいた個人情報はご本人の承諾なく本フォーラムの実施目的以外には使用いたしません。
- オンラインセミナー 参加について
お申込みいただいた皆様には7月6日(水)までにご登録のメールアドレス宛に視聴ページのURLをお送りさせていただきます。
メールの案内に従って記載のお時間までに視聴ページにお越しください。
- 禁止・注意事項
・視聴ページのURLを第三者に提供することは禁止いたします。
・オンラインセミナーの録音・録画・撮影は禁止です。
・撮影場所にお越しいただいてもセミナーに参加いただくことはできません。
・登壇者、および他の参加者への中傷、脅迫、いやがらせに該当する行為はおやめください。
・上記禁止事項が認められた場合、今後のセミナー等へのご参加をお断りする場合がございますのでご了承ください。
- お問い合わせ
日経産業新聞フォーラム「グローバルリスクマネジメント2022」事務局
E-mail: grm@nikkeipr.co.jp
プログラム Program
13:00~13:40 (40分) 基調講演 EUを中心とするサステナビリティを巡る最新動向と企業の留意点 ~人権と脱炭素を中心に~
海外調査部 主任調査研究員
田中 晋氏
【講演内容】
サプライチェーンが世界に張りめぐらされる今日、自社のビジネスが各国の人権や地球温暖化にもたらす影響を認識・把握していないことは、大きな経営リスクとなりつつあります。欧米、特にEUを中心に人権や環境を理由とした企業のサプライチェーンに影響する規制導入が進む中、企業としての留意点をご紹介します。
13:40~14:10 (30分) 企業講演1 サプライチェーンリスクマネジメントの最新動向 ~グローバル企業が進めているベストプラクティスとは?~
営業本部 部長
渡部 博史氏
【講演】
TSRが最近実施したサーベイでは、ロシア・ウクライナ情勢が自社の事業に影響を与えると回答した企業は80%に上りました。多くの企業にとって、サプライチェーンに内在する死角を無くすために、如何にデータ・情報の力を引き出していくのかが問われています。欧米の事例も交えながら、グローバルサプライチェーンリスクマネジメントのあるべき姿を考察していきます。
14:10~14:40 (30分) 企業講演2 不確実な世界に立ち向かうERMとリスク感性
マネージングディレクタ
吉田 真樹氏
【講演内容】
予測不能な国際情勢の中、企業はかつてない不確実性のなかで経営のかじ取りを迫られています。さまざまなリスクを早期に捉えて柔軟かつ俊敏に対応するために、適切なグローバルリスクマネジメントプロセスの構築に加えて、組織・人のリスク感性を高めることが求められます。本講演では、グローバル経営力を高めるERM(全社的リスクマネジメント)のポイントと、リスク感性の向上について解説します。
14:40~14:45 休憩
14:45~15:15 (30分) 企業講演3 エマージングリスク管理の新潮流
リスクアドバイザリー事業本部 シニアマネジャー
本田 洋輔氏
【講演内容】
VUCAの時代においては、我々が経験したことのない、新たなリスク=エマージングリスクの存在感が高まっています。過去の経験則や硬直的な体制・プロセスに基づく従来型のERMでは対応困難なエマージングリスク(例:サステナビリティ、地政学、経済安全保障等)に対して、外部・内部の様々なデータ活用からの示唆と専門分野の深い知見を組み合わせたリスクマネジメントのトランスフォーメーション(RX)を考察します。
15:15~15:45 (30分) 企業講演4 契約におけるグローバルリスクの対処法~グローバルリスクとの付き合い方~
法務開発部 部長
奥村 友宏氏
【講演内容】
昨今、企業が国際化を進めていく中で、グローバルリスクは避けて通れないものとなっています。加えて、近年、COVID-19の感染症拡大に始まり、ロシア・ウクライナ情勢等、予期されていなかったグローバルリスクが顕在化しており、多くの企業で対応を余儀なくされています。こういった不確実性のある状況の中ではあるものの、契約においては事前にリスクを想定しながら、その対応を予め定めていく必要があります。 本セミナーでは、どのようなグローバルリスクを想定するべきか・契約上でのマネジメント方法について解説いたします。
15:45~16:15 (30分) 特別講演 グローバルリスクに備える企業のレジリエンス~“Just in Case”経営へのターニングポイント~
サステイナビリティ推進本部 本部長
佐々木 徹氏
【講演内容】
COVID-19の長期的蔓延、ウクライナ情勢など「想定外」の事象が現実のものとなる激動の世界情勢の中で、グローバル企業は未知・未曾有のリスクへの対応、“Just in Case”経営へのシフトを求められています。通常のビジネスリスクを超越したカントリーリスク、自然災害も含めた気候変動リスクへの対応、及びリスクが発生した場合のクライシスマネジメント、BCP、レジリエンス強化として必須であるガバナンス&コンプライアンス体制の構築などについて、同じリスク環境に置かれている企業の視点でお話し致します。
登壇者 Speaker
田中 晋氏
日本貿易振興機構 海外調査部 主任調査研究員
1987~89年 経済協力開発機構(OECD)日本政府代表部(在パリ)勤務。90年 日本貿易振興会(現・日本貿易振興機構)入会。パリ事務所、2度のブリュッセル事務所勤務、欧州課長、欧州ロシアCIS課長などを経て、2021年11月より現職。
渡部 博史氏
東京商工リサーチ 営業本部 部長
ダンアンドブラッドストリート(D&B)の日本法人にて企業調査や倒産予測に関わる商品の開発・販売促進を担当。D&Bと東京商工リサーチ(TSR)とのジョイントベンチャーに参画した後、TSRに転籍。一貫して、グローバル展開する大手の日本企業並びに欧米企業のセールスに従事。
吉田 真樹氏
プロティビティLLC マネージングディレクタ
日系・外資系企業にて人事業務を経験後、2005年にプロティビティ入社。現在はコンサルティング業務に主軸を移し、人事・組織トランスフォーメーションサービスを主管するとともに、グローバル企業を中心とした全社的リスクマネジメント(ERM)態勢構築支援、ERMの浸透・定着のための各種ワークショップ実施、コンプライアンス態勢構築支援等のサービスを提供している。
本田 洋輔氏
有限責任監査法人トーマツ
リスクアドバイザリー事業本部 シニアマネジャー
戦略リスク・サステナビリティ部門にて、特にサステナビリティリスク・地政学リスク・ESG経営に関する数多くのプロジェクトマネジャーを務めている。
奥村 友宏氏
LegalForce 法務開発部 部長
慶應義塾大学法学部法律学科在学中に旧司法試験に合格し、2011年弁護士登録。同年長島・大野・常松法律事務所入所。17年 Duke University School of Law(LL.M.)修了、18年ニューヨーク州弁護士登録。Kramer Levin Naftalis & Frankel LLP(New York)、長島・大野・常松法律事務所バンコク・オフィス勤務を経て20年4月LegalForce参画。法務開発部門を統括。
佐々木 徹氏
アズビル サステイナビリティ推進本部 本部長
1984年 慶大経卒。専攻は国際経済学/カントリーリスクを研究。同年富士銀行(現みずほ銀行)入行。92年 全日空(現ANAホールディングス)入社。経理部、国際マーケティング部、CSR推進室などを経て2019年アズビル入社。20年より現職。