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【ハイブリッド開催】国際シンポジウム
「ウクライナ危機後の米中関係と日本
-東アジアの安全と国際秩序の行方- 」
ウクライナ危機は、先の大戦以来の試練です。もしそれが中国による台湾武力統一などに連動すれば、米中戦争の危機につながりかねません。習近平の中国はどこへ?アメリカ文明は社会の分断を乗り越えられるか?―― 世界秩序の行方や日本の役割について、第一線の識者が熱く論じ、その模様を大阪から発信します。
概要OVERVIEW
- 開催日時
- 2023/3/1(水)
13:30~17:00(予定)
- 会場
-
ホテル阪急インターナショナル
(大阪府大阪市北区茶屋町19番19号)
- 受講料
- 無料
- 定員
- 200名(会場聴講) 1000名(オンライン視聴)
- 主催
兵庫県立大学、日本経済新聞社
- 後援
関西経済連合会
- 締め切り
2023/2/21(火)
※締め切り後、会場聴講の方には受講券を、Web 視聴の方には「視聴URL」を記載したメールをそれぞれ送付致します。
※ご視聴いただく環境によって、ご覧いただけない場合もあります。またご視聴にかかる通信費等はご視聴する方の負担となります。
- お問い合せ
日本経済新聞社内「国際シンポジウム」事務局
日経アドエージェンシー内
TEL:06-4706-1200 (受付時間 10時~17時 土・日・祝日を除く)
プログラム Program
13:30~13:40 開会挨拶・来賓挨拶
関西経済連合会 会長 松本 正義氏
13:40~14:10 基調講演
14:10~14:40 基調講演
14:40~14:55 休憩
14:55~16:55 パネルディスカッション
東京大学大学院 総合文化研究科 教授 川島 真氏
東京大学 先端科学技術研究センター 専任講師 小泉 悠氏
京都大学大学院 法学研究科 教授 中西 寛氏
早稲田大学 Center for International Education (CIE) 教授 中林 美恵子氏
日本経済新聞社 常務執行役員 論説委員長 藤井 彰夫
【モデレーター】
兵庫県立大学 理事長 五百旗頭 真
16:55~17:00 閉会挨拶
登壇者 Speaker
佐々江 賢一郎氏
日本国際問題研究所 理事長
1951年岡山県生まれ。74年東京大学法学部卒業後、同年外務省入省。北米第二課長、北東アジア課長、内閣総理大臣秘書官、総合外交政策局審議官、経済局長、アジア大洋州局長、外務審議官、外務事務次官などを歴任。2012年には駐アメリカ合衆国特命全権大使に就任。18年より日本国際問題研究所の理事長を務める。多くの対外経済交渉を手掛け、また「六者協議」の日本代表、G8サミットの政務局長を務めるなど、外交官として豊富で幅広い経験を持つ。
ジョン・アイケンベリー氏
プリンストン大学 教授
米シカゴ大学博士課程修了。現在、プリンストン大学政治学部および同大ウッドロー・ウィルソン公共政策大学院のアルバート・G・ミルバンク記念教授。専門は国際関係論。韓国・慶熙大学の「グローバル・エミネンス・スカラー」も務める。近著は「A World Safe for Democracy: Liberal Internationalism and the Crises of Global Order」(Yale 2020)。「After Victory: Institutions, Strategic Restraint, and the Rebuilding of Order after Major Wars」(Princeton 2001)はアメリカ政治学会のSchroeder-Jervis賞を受賞した。
川島 真氏
東京大学大学院 総合文化研究科 教授
1968年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学、東京大学)。北海道大学法学部助教授、東京大学大学院総合文化研究科准教授などを経て、2015年4月より現職。現在、中曽根平和研究所研究本部長、国家安全保障局シニアフェロー、日本学術会議連携会員、外務省外交記録公開推進委員会委員などを兼任。著書に『中国近代外交の形成』(名古屋大学出版会、2004年、サントリー学芸賞受賞)、『アフター・コロナ時代の米中関係と世界秩序』(東京大学出版会 、2020年)など。専門は中国・台湾の政治外交史、国際関係史。
小泉 悠氏
東京大学 先端科学技術研究センター 専任講師
1982年千葉県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了(政治学修士)。民間企業勤務を経て、未来工学研究所特別研究員、外務省情報統括官組織専門分析員、ロシア科学アカデミー世界経済研究所客員研究員、国会図書館調査員などを歴任し、2019年より東京大学先端科学技術研究センター特任助教。22年1月より現職。専門は安全保障論、国際関係論、ロシア・旧ソ連諸国の軍事・安全保障政策。『「帝国」ロシアの地政学』でサントリー学芸賞を受賞(2019年)。『ウクライナ戦争』、『ロシア点描』など。
中西 寛氏
京都大学大学院 法学研究科 教授
1962年大阪府生まれ。京都大学法学部卒。同大学大学院修士課程修了、米シカゴ大学歴史学部留学。京都大学法学部助教授、文部省在外研究員(英国・豪州)などを経て、2002年4月から現職。この間、京都大学公共政策大学院長、日本国際政治学会理事長などを歴任。専門は国際政治学。主な著書に『国際政治とは何か』(中公新書、2003年、読売・吉野作造賞受賞)『戦後日本と高坂正堯』(中央公論新社、共編著2014年)など。
中林 美恵子氏
早稲田大学 Center for International Education (CIE) 教授
大阪大学博士課程修了(国際公共政策)。1992年米国ワシントン州立大学大学院を修了し約10年間、米国上院予算委員会に勤務し国家予算編成を担う。(独)経済産業研究所研究員、財務省財政制度審議会委員および大学教員を経て、2009~2012年衆議院議員。13年から早稲田大学准教授、17年より教授。米国マンスフィールド財団名誉フェロー。主な著書に『沈みゆくアメリカ覇権:止まらぬ格差拡大と分断がもたらす政治(小学館新書、2020年)、『トランプ大統領とアメリカ議会』(日本評論社、2017年)、2022年10月『挑戦を受ける民主主義と資本主義:ショックセラピー2035』(東京書籍 竹中平蔵氏との共著)、2021年11月『アメリカ政治の地殻変動』(東京大学出版 共著)、2021年3月『トランプ政権の分析:分極化と政策的収斂のとの間で』(日本評論社 共著)。
藤井 彰夫
日本経済新聞社 常務執行役員 論説委員長
1985年日本経済新聞社入社。経済部、ニューヨーク駐在、欧州総局(ロンドン)編集委員、ワシントン支局長、国際アジア部長、Nikkei Asian Review編集長、編集局総務兼グローバル編集本部長、上級論説委員などを経て2020年より現職。
早稲田大学政治経済学部経済学科卒。著書に「G20~先進国・新興国のパワーゲーム」(2011年、日本経済新聞出版社)、「イエレンのFRB~世界同時緩和の次を読む」(2013年、同)、「日本経済入門」(2018年、同)、「リブラの野望」(2019年、共著、同)、「シン・日本経済入門」(2021年、同)など。
五百旗頭 真
兵庫県立大学 理事長
1943年兵庫県生まれ。京都大学法学部卒。法学博士。神戸大学法学部教授、防衛大学校校長、熊本県立大学理事長などを経て、2018年4月から現職。この間、日本政治学会理事長、政府の東日本大震災復興構想会議議長、くまもと復旧・復興有識者会議座長などを歴任。文化功労者。専門は日本政治外交史。主な著書に『米国の日本占領政策』上下(中央公論社・サントリー学芸賞受賞)、『占領期―首相たちの新日本』(読売新聞社・吉野作造賞受賞)、『戦後日本外交史』(有斐閣、共著・吉田茂賞受賞)など。