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日経フォーラム : Incubating Innovation in the Life Science Ecosystem


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ライフサイエンスは医薬品、食品、化学品、環境などの幅広い産業への応用が期待され、各国とも積極的な投資を行い、研究開発競争が活発化しています。そのライフサイエンス分野において、いまイノベーションを創出する仕組みとして、ライフサイエンス・エコシステムが注目されています。このカンファレンスでは、米国のライフサイエンスベンチャーキャピタル協会のインキュベート社とともに、日本がいかにアーリーステージのライフサイエンス・エコシステムを強化し、世界のイノベーション大国としてのリーダーシップを高めることができるのか、欧米の投資家の視点を交えて討論します。

また会場聴講の皆様には、登壇者も参加するネットワーキングをセミナー終了後に開催いたします。ぜひネットワークづくり、情報交換の場としてご参加ください。

概要OVERVIEW

開催日時
2023/4/12(水)
会場
帝国ホテル 東京 (東京都千代田区内幸町1-1-1)
受講料
無料・事前申込制
主催
日本経済新聞社グローバルイベントユニット
協賛
Incubate Coalition
申し込み締め切り
会場聴講:2023/4/3(月) 23:59
お問い合わせ
ライフサイエンスインキュベートカンファレンス事務局
lifescience_incubate@nex.nikkei.co.jp
会場定員

会場聴講:100名 ※申し込み多数の場合は抽選のうえ、事前にご登録いただいたメールアドレス宛にご連絡いたします。当落の発表は開催前日までに電子メールのご連絡をもって代えさせていただきます。

言語

日・英同時通訳

プログラム ※講師、プログラム、テーマは今後変更になる可能性があります。

15:00 開場

15:30 開会挨拶

ジョン・スタンフォード Incubate Coalition エグゼクティブディレクター

15:35 日本のライフサイエンスのいま

山本 剛 厚生労働省 医政局 医薬産業振興・医療情報企画課 ベンチャー等支援戦略室 室長
小栁 智義 京都大学医学部附属病院 先端医療研究開発機構(iACT) ビジネスディベロップメント室長、特定教授
長久 厚 DNAパートナーズ合同会社 代表社員
藤本 利夫 アイパークインスティチュート 代表取締役社長
芦田 広樹 エイトローズベンチャーズ ヴァイスプレジテント
永山 治 中外製薬 名誉会長

16:05 More than Money: 機関投資家の視点

クリスティン・ブレナン Vertex Ventures HC マネージングディレクター
ヨハネス・フルハーフ LabCentral共同創業者、Mission BioCapital (MBC) ゼネラルパートナー
ミシェル・シルバーバーグ Novartis Venture Fund マネージング・ディレクター
サーシャ・ ベルガー TVM Capital パートナー
〈モデレーター〉村山 恵一 日本経済新聞社 コメンテーター

17:00 ライフサイエンス~今後の可能性

ガアラフ・グプタ J.P. Morgan Private Capital 共同マネージングパートナー
スティーブン・ユーブル 米国研究製薬工業協会(PhRMA) 理事長兼CEO
〈モデレーター〉ジョン・スタンフォード Incubate Coalition エグゼクティブディレクター

17:30 ネットワーキングレセプション

18:30 ネットワーキングレセプション閉会

登壇者 尊称・敬称略、アルファベット順.

長久 厚

DNAパートナーズ合同会社 代表社員

創薬、開発、経営において35年以上の経験を持つ。ファイザー中央研究所所長、 ファイザーグローバル研究開発 (PGRD) のヴァイスプレジデント、ファイザー常務取締役研究開発担当を歴任。 2008年に1億1100万ドルを調達し、ファイザー中央研究所を独立させ、新たな研究開発型ベンチャー企業ラクオリア創薬株式会社を設立。 ラクオリア創薬株式会社設立から2012年まで代表取締役社長を務め、2011年にはJASDAQでの株式公開 (IPO) を成功に導く。ファイザーでは、セレニアとガリプラントを発見した研究所の責任者を務める。 科学雑誌に50以上の論文を執筆または共著で発表している。2011年、国際的業界専門誌「Pharma Executive」において、同誌の30年の歴史の中で、バイオ医薬品分野で最も影響力のある人物30人に選出された。

クリスティン・ブレナン

Vertex Ventures HC マネージングディレクター

ライフサイエンス業界において、事業開発、企業戦略、ベンチャー投資など15年以上の経験を持つ。現在、Vertex Ventures HC(VVHC)のマネージングディレクターとして、Boundless BioとRedona Therapeuticsのボードディレクター、Epirium BioとMatchpoint Therapeuticsのボードオブザーバーとして活躍。 VVHC以前は、2017年から2021年までMRL Ventures Fundのパートナーとして、Alector, Inc., Entrada Therapeutics, Tallac Therapeutics, and Therini Bio.の取締役を務めた。また、Adagio, LifeMine Therapeutics, PAQ Therapeutics, Translate Bio の取締役会ではオブザーバーを務めた。MRL Ventures Fund以前は、2013年から2017年までNovartis Venture Fundのプリンシパルを務め、Altimmune の取締役、ROX Medical, lnnocrin Pharmaceuticals, Viamet Pharmaceuticals, Quartet Medicineなど多数の企業の取締役会でオブザーバーを務める。Novartis Venture Fund以前は、2010年から2013年までVitae Pharmaceuticalsで最高事業責任者。また、中小規模のバイオ医薬品会社で事業開発およびマーケティングを担当した。ダートマス医科大学で神経科学の博士号を取得し、国立衛生研究所で発達神経生物学の博士研究員として勤務。

ガアラフ・グプタ

J.P. Morgan Private Capital 共同マネージングパートナー
医学博士

グプタ博士はJ.P. Morgan Asset Management の J.P. Morgan Global Alternatives 部門である J.P. Morgan Private Capital の Life Science Private Capital ("LSPC") の 共同マネージングパートナー。
2022年にJ.P. Morgan Private Capitalに入社。LSPCプラットフォームの共同マネージングパートナー。J.P. Morganのグローバルスケール、堅牢なヘルスケアサービスのエコシステム、ヘルスケアデータのインテリジェンスを活用してライフサイエンスおよびヘルスケア企業への投資を行う。
LSPC入社以前は、Ascendant BioCapitalの創設者、OrbiMed Advisorsのベンチャーキャピタルチームのメンバーとして、未公開・公開バイオテクノロジー企業への多数の投資に積極的に関与してきた。OrbiMedに入社する前は、コロンビア大学メディカルセンターで神経外科の研修医を務め、Institute for Cancer Genomicsでは博士研究員として勤務。査読付き学術誌に十数本の論文を共著し、動脈硬化予防のための新しい治療法と脊椎手術で使用する装置に関する特許を取得。また、手術室での組織工学製品の使用に関する技術的および倫理的な意味に関する本の編集も行う。
スタンフォード大学医学部で医学博士号を取得し、Paul and Daisy Soros Fellowshipを受賞。ジョンズ・ホプキンス大学で生物医学工学の学士号と修士号を取得し、Charles R. Westgate Scholarを受賞した。また、米外交問題評議会(Council on Foreign Relations)の任期付きメンバーでもある。

芦田 広樹

エイトローズベンチャーズ ヴァイスプレジテント

グローバルで活動するベンチャーキャピタルのEight Roads Venturesにて創薬・バイオテク投資に従事。2017年にjoinしヘルスケアプラクティスの立上げに貢献。米国姉妹ファンドのF-Prime CapitalやEight Roadsの各国のチームと連携し、日本のサイエンス・技術を応用できる国内外の投資・ビジネス機会を探索している。ゲノム・エピジェネティクスの研究で博士(科学)を修了し、アクセンチュア戦略コンサルティング本部を経てVCへ転身。創薬開発を加速化するため、グローバルと日本の橋渡しの役割を担いたい。

ヨハネス・フルハーフ

LabCentral共同創業者、Mission BioCapital (MBC) ゼネラルパートナー

多様な医療システムでの医師としての経験と、バイオテクノロジー分野における20年以上の連続起業家としての経歴を持つヨハネス・フルハーフ博士は、ライフサイエンス起業家やスタートアップ企業の支援に献身してきた。現在、Mission BioCapital (MBC)の共同設立者であり、ゼネラルパートナー。MBCでは、ライフサイエンス分野の新規投資案件の発掘、検討、リードを行うとともに、MBCの投資先企業の役員としてファンドを代表して活動している。

また、博士は全国のスタートアップ向けにラボのコワーキングスペースを提供する最大手の企業LabCentralとBioLabsの創設者兼社長でもあり、現在15都市で385社以上にサービスを提供している。 過去3年間で、このネットワーク内で起業した企業は、米国のライフサイエンスに投資されたシードおよびシリーズAベンチャーキャピタルの25%以上になる。 LabCentralとBioLabsは2022年に最高のバイオテクノロジースタートアップ立ち上げベースに贈られる権威あるPrix Galien賞の「インキュベーター、アクセラレーター、エクイティ」部門で受賞した。

博士は、ドイツとフランスで医学を学び、同時にアフリカ(ジンバブエとギニア)でフィールドワークを行った。その後、ドイツで内科と産婦人科を数年間診療した後、ボストンのベス・イスラエル・ディーコネス・メディカルセンター/ハーバード大学医学部に博士研究員として所属。 フランクフルト大学卒業。ハイデルベルク大学博士号取得。また、30以上の査読出版物の著者であり、ドラッグデリバリーとRNAiベースの治療薬に関する9つの特許の発明者に指名されている。

ジョン・スタンフォード

Incubate Coalition エグゼクティブディレクター

ジョン・スタンフォードは、患者、投資家、企業コミュニティを代表するベンチャーキャピタル連合であるIncubateのエグゼクティブディレクター。ライフサイエンスイノベーターの米国での成長促進のための広報活動と、米国および世界における知的財産権規定の強化を担当する。米国議会や州議会で、そのアドボカシー活動や広報活動が評価されている。健康問題や政策について定期的にコメントを発表しており、最近ではウォールストリートジャーナル、STAT、CNBC、ワシントンポスト、インターナショナルビジネスタイムズで紹介された。また、新しいポッドキャスト「Making Medicine」のホストでもあり、主要な投資家、バイオテクノロジー企業CEO、政策立案者を招いて、アーリーステージのエコシステムについて議論している。最近では、JP Morgan Healthcare Conference 2023でプレゼンテーションを行い、薬価政策のあり方やIRAについて複数のパネルで講演。コロラド州デンバー出身で、ウィリアム&メアリー大学を卒業し、政府学の学士号を取得した後、アリゾナ州で中等教育の修士号を取得。アリゾナ州立大学で中等教育学の修士号を取得。

村山 恵一

日本経済新聞社 コメンテーター

1992年東北大学法学部卒、日本経済新聞社入社。東京本社編集局産業部に配属、情報通信・エレクトロニクス、自動車、医療、金融などの業界を担当。2004~2005年に米ハーバード大学留学。2005~2009年に米シリコンバレー支局勤務。2012年編集委員。2015年論説委員を兼務。2017年2月から編集局コメンテーター。担当分野はIT、スタートアップ。著書に『STARTUP起業家のリアル』(日本経済新聞出版社)などがある。山形県出身。

ミシェル・シルバーバーグ

Novartis Venture Fund マネージング・ディレクター

ミシェル・シルバーバーグは、米国マサチューセッツ州ケンブリッジにあるNovartis Venture Fundのマネージング・ディレクター。NVF入社以前は、武田ベンチャーズのシニアパートナーを務め、それ以前はノボ ノルディスクで事業開発および新製品商業化のシニアディレクター、バイオファームのリーダーシップチームのメンバーなど、責任ある役職を歴任し、現在に至る。1998年以降、イスラエルの主席科学官オフィス(インキュベータープログラム)、ベンチャーキャピタル(Ofer Brothers Hi Tech)、グローバルな製薬・バイオテクノロジー企業など、ライフサイエンス業界のさまざまな部門で役職に就き、イスラエルのバイオテクノロジー企業MGVSやOSI Pharmaceuticalsでは事業開発の職務も担当した。ハイファ大学で経済学と経営学の学士号を、イスラエルのテルアビブ大学でMBAを、ニューヨークのコロンビア大学でバイオテクノロジーの修士号を取得。

永山 治

中外製薬 名誉会長

1971年 3月 慶應義塾大学商学部卒業
1972年 4月 株式会社日本長期信用銀行入行
1975年 4月 同行ロンドン支店勤務
1978年 11月 同行退行
中外製薬株式会社入社
1985年 3月 同社取締役開発企画本部副本部長兼事業企画部長
1987年 3月 同社常務取締役
1989年 3月 同社代表取締役副社長
1992年 9月 同社代表取締役社長 最高経営責任者
2012年 3月 同社代表取締役会長 最高経営責任者
2018年 3月 同社代表取締役会長
2020年 3月 同社特別顧問 名誉会長
2022年 3月 同社名誉会長(現任)
【社外職歴】
1998年 5月 日本製薬工業協会会長(2004年5月まで)
1998年 9月 株式会社日本リサーチセンター 社外取締役 (2021年4月まで)
2000年 5月 日本製薬団体連合会 副会長(2004年5月まで)
2006年 1月 ロシュ拡大経営委員会 委員(2018年3月まで)
2006年 10月 公益財団法人 東京生化学研究会(現公益財団法人 中外創薬科学財団) 理事長(2023年3月まで)
2009年 4月 一般財団法人バイオインダストリー協会 理事長(現任)
2010年 6月 ソニー株式会社(現ソニーグループ株式会社)社外取締役(2019年6月まで)
2013年 6月 ソニー株式会社(現ソニーグループ株式会社)取締役会議長(2019年6月まで)
2019年 2月 内閣府イノベーション政策強化推進のためのバイオ戦略有識者会議 座長(現任)
2020年 7月 株式会社東芝 社外取締役 取締役会議長(2021年6月まで)

サーシャ・ ベルガー

TVM Capital パートナー

サーシャ・ ベルガー博士は、ドイツ・ミュンヘンに拠点を置くTVM Capitalのパートナー。TVM Capitalは大西洋をまたぐライフサイエンスベンチャーキャピタルのパイオニアの1つで、ヨーロッパと北米のチームとともに投資を行う。博士は2016年にTVM Capitalに入社し、現在の4億8000万ドルの資金調達に貢献し、起業家や創業者と緊密に連携して、有望な医薬品資産、医療技術、診断、デジタルヘルス技術を次の価値への変曲点へと進化させている。情熱的なベンチャーキャピタリストかつ、Boston Consulting Groupのアルムナイであり、化学と金融の学歴を持つ。

小栁 智義

京都大学医学部附属病院 先端医療研究開発機構(iACT) ビジネスディベロップメント室長、特定教授

大学発Biotech Startupに基礎から臨床まで製品開発インフラを提供し、医療という根源的な社会ニーズを満たすために日本の技術の実用化に取り組む。医療系アクセラレーションプログラム “Research Studio powered by SPARK”、全編英語のピッチイベント“HVC KYOTO”の企画・運営の他、多くのベンチャー育成プログラムの講師、アドバイザーを務める。多国籍企業での営業/マーケティング、創薬・再生医療ベンチャーでの事業開発職を歴任した後、京都大学にて産学連携に従事。複数のJoint Ventureおよび、Startup創出に関わる。Stanford大学ではTranslational Researchの教育プログラム“SPARK”創設者のMochly-Rosen博士に師事。大阪大学大学院卒。筑波大学非常勤研究員。

スティーブン・ユーブル

米国研究製薬工業協会(PhRMA) 理事長兼CEO

スティーブン・ユーブルは、米国の研究開発志向型製薬企業とバイオテクノロジー企業を代表する米国研究製薬工業協会(PhRMA)の理事長兼CEO。医療技術革新、新薬の発見、救命医薬品へのアクセスを促進する医療・経済環境の維持・強化に取り組むPhRMAを率いる。2016年2月、ニューヨーク・タイムズ紙は、「もし誰かが批評家と一致する部分を見つけることができるとしたら、あるいは少なくとも彼らと生産的に働くことができるとしたら、それはユーブル氏かもしれない」と書いており、「彼は複雑な医療政策に精通しており、政治にも精通している。」彼は、ワシントンで最も効果的なアドボケイトの一人として認められており、2019年にはBusiness Insiderの "DC Healthcare Power Players" の一人に選ばれている。また、Modern Healthcareの "100 Most Influential People in Healthcare "に常に選ばれており、Medical Marketing & Media誌やPR Week誌では、トップヘルスインフルエンサーとして評価されている。

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