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【ハイブリッド開催】ART THINKING FORUM
「ART THINKING INITIATIVE」の活動として、次世代リーダーに必須の「前提を疑い常識を覆す視点」を発信するアートシンキングフォーラムを開催します。欧州を中⼼に活動するアルスエレクトロニカ、先進的アプローチを実践するアーティストや専⾨家と共に、各テーマで未来社会を読み解く機会を提供します。
概要OVERVIEW
- 開催日時
- 2023/10/30(月)
13:00~17:45(予定)
- 会場
- 日経ホール(東京都千代田区大手町1-3-7)
- 受講料
- 無料
- 定員
- 【会場】500名
- 主催
日本経済新聞社 イベント・企画ユニット
- 協賛
日本たばこ産業
- 企画協力
ARS ELECTRONICA、博報堂ブランド・イノベーションデザイン
- 締め切り
【会 場 聴 講】2023/10/27(金)12:00
【オンライン聴講】2023/10/30(月)17:45*お申し込み多数の場合は抽選のうえ、ご登録いただいたメールアドレス宛にご連絡いたします。当落の発表はメールのご連絡をもって代えさせていただきます。
- お問い合わせ
「ART THINKING FORUM」事務局
プログラム Program
13:00~13:15 主催者挨拶
小川 秀明氏(アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ 共同代表・ディレクター)
田中 れな氏(博報堂ブランド・イノベーションデザイン プロデューサー)
13:15~14:30 キーノートセッション
ゲルフリート・シュトッカー氏(アルスエレクトロニカ 総合芸術監督)
藤井 久氏(博報堂 取締役常務執行役員)
<モデレーター>
小川 絵美子氏(プリ・アルスエレクトロニカ・ヘッド)
竹内 慶氏(博報堂ブランド・イノベーションデザイン 代表)
14:30~15:30 セッション①
宮坂 学氏(東京都 副知事)
福原 志保氏(アーティスト/研究者)
<モデレーター>
小川 秀明氏(アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ 共同代表・ディレクター)
15:30~16:30 セッション②
大瀧 裕樹氏(日本たばこ産業 執行役員 D-LAB担当)
落合 陽一氏(メディアアーティスト)
カレン・パーマー氏 (フューチャリスト/アーティスト)
<モデレーター>
久納 鏡子氏(アーティスト、アルスエレクトロニカ・アンバサダー)
16:30~17:30 セッション③
山川 咲氏(CRAZY WEDDING創設者/神山まるごと高専理事/ECOMMIT取締役CBO)
吉藤オリィ氏(オリィ研究所 CVO)
<モデレーター>
小川 絵美子氏(プリ・アルスエレクトロニカ・ヘッド)
17:30~17:45 クロージング
竹内 慶氏(博報堂ブランド・イノベーション デザイン 代表)
登壇者 Speaker
小川 秀明氏
アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ 共同代表 ディレクター
2007年からアートとテクノロジーの世界的文化機関として知られるアルスエレクトロニカにて、アーティスト、キュレーター、リサーチャーとして活躍。現在は、同機関の研究開発部門であるアルスエレクトロニカ・フューチャーラボの共同代表・監督を務める。アートを触媒に、未来をプロトタイプするイノベーションプロジェクトや、市民参加型コミュニティーの創造、次世代の文化・教育プログラムの実践など、領域横断型の国際プロジェクトを数多く手掛けている。札幌国際芸術祭2024ディレクター、シビック・クリエイティブ・ベース東京(CCBT)のクリエイティブディレクターも兼任している。
田中 れな 氏
博報堂ブランド・イノベーションデザイン プロデューサー
2007年博報堂入社。営業職として、様々な企業の広告制作、新商品開発、戦略ブランディング、メディアプランニングなど、ブランドのコミュニケーション設計に携わる。アートシンキングを起点に、企業のイノベーション支援プログラムを多数提供。未来社会での課題発見のリサーチ・アクションプラン開発など、未来を構想するプログラム制作、アーティストと協働するコミュニティづくりに従事している。アルスエレクトロニカとの協働プロジェクトを15年から推進。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。
ゲルフリート・シュトッカー氏
アルスエレクトロニカ 総合芸術監督
1991年からx-spaceを立ち上げ、インタラクション・ロボティクス・テレコミュニケーションを駆使した数々のインスタレーション・パフォーマンスを手がける。95年より世界中のクリエイターが注目する先端芸術の祭典、アルスエレクトロニカフェスティバルのアーティスティック・ディレクターを務める。メディアアートの世界的権威として知られ、アート、テクノロジー、コミュニティデザインなど、領域を超えた次世代型クリエイティブの牽引者。
藤井 久氏
博報堂 取締役 常務執行役員
博報堂 取締役常務執行役員/エグゼクティブクリエイティブディレクター。1985年博報堂入社。飲料、クルマ、通信、ゲーム、精密機械、銀行、輸送、食品、化粧品、保険、トイレタリー、新聞社、電気機器など、ありとあらゆる業種の広告キャンペーンを担当。カンヌ、ACCをはじめ、数多くの広告賞を受賞。
小川 絵美子氏
プリ・アルスエレクトロニカ ヘッド
オーストリア・リンツを拠点にするキュレータ、アーティスト。2008年よりアルスエレクトロニカに在籍、新センター立ち上げに携わり、以降、フェスティバル、エキスポート展示の様々な企画展のキュレーションを担当。2013年より世界で最も歴史あるメディア・アートのコンペティション部門であるPrix Ars Electronicaのヘッドを務める。
竹内 慶氏
博報堂ブランド・イノベーションデザイン 代表
2001年博報堂入社。マーケティングリサーチ、コミュニケーション戦略、商品関発等の業務を担当した後、博報堂ブランド・イノベーションデザインに創設期から関わり、2004年より所属。「論理と感覚の統合」「未来生活者発想」「共創型ワークプロセス」をコンセプトに、さまざまな企業のブランディングとイノベーション支援を行っている。アルスエレクトロニカとの協働プロジェクトでは、博報堂側リーダーを務める。著書に『ブランドらしさのつくり方』(ダイヤモンド社/共著)等
宮坂 学氏
東京都副知事
2012年6月 ヤフー 代表取締役社長
2013年6月 ソフトバンク(現ソフトバンクグループ)取締役
2018年6月 ヤフー 取締役会長(~2019年6月18日)
2019年7月 東京都参与(~2019年9月19日)
2019年9月 東京都副知事(現任)
2022年7月 GovTech東京 代表理事(現任)
福原 志保氏
アーティスト
研究者
福原志保は東京在住のアーティストで研究者である。テクノロジーと工芸、身体性と審美性と物質性の関係が、我々の意識にクリティカルに介することに注目し、日常で身にまとうものに知能を与えるためのウェアラブル技術の開発に従事している。
2003年RCAのインタラクション・デザイン修士課程を修了後、ゲオアク・トレメルとともに、バイオプレゼンス社をロンドンで設立し、アーティスティック・リサーチ・フレームワークBCLを2007年に結成。また、人間と環境の関係からエラーを発見し、人間を取り巻く環境を捉え直すコレクティブ、HUMAN AWESOME ERRORに参加中。
福原の作品は、ポンピドゥー・センターやパレ・ド・トーキョーや金沢21世紀美術館など国内外で展示され、研究開発したプロジェクトはクーパー・ヒューイット国立デザイン博物館にパーマネントコレクションとして収蔵されている。制作や研究活動の傍ら、アートとデザイン分野を更新をするために国内外でのトークイベント、D&AD賞やアルス・エレクトロニカ賞やACC TOKYO Creativity Awardなどの審査員などを行っている。
大瀧 裕樹氏
日本たばこ産業 執行役員 D-LAB担当
1998年JT⼊社以降、主にJTグループの経営戦略やたばこ事業の事業戦略の⽴案・実⾏を担当し、2013年にコーポレートR&D組織を⽴ち上げ、現在(D-LAB担当執⾏役員)に⾄る。JTグループの⻑期的な未来創造に向けグローバルで活動中。98年慶応義塾⼤学卒業(法学部政治学科)、07年⽶国Hult International Business School卒業(MBA)。
落合 陽一氏
メディアアーティスト
メディアアーティスト。1987年生まれ、2010年ごろより作家活動を始める。境界領域における物化や変換、質量への憧憬をモチーフに作品を展開。筑波大学准教授、デジタルハリウッド大学特任教授。2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)テーマ事業プロデューサー。近年の展示として「おさなごころを、きみに(東京都現代美術館, 2020)」、「北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs (北九州, 2021)」、「Ars Electronica(オーストリア,2021)」、「Study:大阪関西国際芸術祭(大阪, 2022)」、「遍在する身体,交錯する時空間(日下部民藝館,2022)」など多数。また「落合陽一×日本フィルプロジェクト」の演出など、さまざまな分野とのコラボレーションも手かげる。
カレン・パーマー氏
フューチャリスト
アーティスト
Karen Palmer is the Storyteller from the Future, an award winning XR creator, Futurist and TED Speaker who explores the implications of A.I and technology on societal structures and in-equality.
She recently won the XR Experience Competition at SXSW 2023 with Consensus Gentium.
Interviews include Channel 4 & BBC TV News, CBS News,Wired and Forbes.
International Exhibition span the V&A to the Museum of Modern Art in Peru to the Phi Centre Canada.
Speaking engagements range from Microsoft Seattle, M.I.T, the Google Cultural Institute Paris to the Sydney Opera House.
久納 鏡子氏
アーティスト
アルスエレクトロニカ・アンバサダー
キー・リサーチャー、アーティストとして、Ars Electronica Futurelabの研究プロジェクトに携わる。 これまでインタラクティブアート分野における作品を手がける一方、公共空間、商業スペースやイベント等での空間演出や展示造形、大学や企業との共同技術開発など幅広く活動している。 作品はポンピドゥセンター(フランス)、SIGGRAPH(アメリカ)、文化庁メディア芸術祭など国内外で発表。東京都写真美術館(日本)に所蔵。
山川 咲氏
CRAZY WEDDING創設者
神山まるごと高専理事
ECOMMIT取締役CBO
1983年東京生まれ。業界で不可能と言われたオーダーメイドのウェディングブランド「CRAZY WEDDING」 を立ち上げ、数年で「情熱大陸」に出演。2020年にCRAZYを退任し独立。ホテル&レジデンスブランドSANUの取締役/Creative Board、翌年にはSansan・CRAZY・zozo・Partyの4人の起業家が作る学校、神山まるごと高専を立ち上げ、理事/クリエイティブディレクターとして23年に開校を実現。現在は「捨てない社会をかなえる」鹿児島の環境ベンチャー、ECOMMITの取締役に就任。著書に「幸せをつくるシゴト」(講談社)
吉藤オリィ氏
オリィ研究所 CVO
3年半の不登校/ひきこもりの経験から17歳の時に「人類の孤独の解消」を人生を賭して追求することを決意。2010年、外出困難でも社会参加ができるツールとして「もうひとつの身体=分身ロボットOriHime」を発表する。 16年に「分身を活用した接客・肉体労働のテレワーク」という新たな就労形態を提唱し、社会実験「分身ロボットカフェ」を18年に実施。多くの「身体不自由の先輩」達と協働し、21年6月60人の様々な理由で外出困難な人達が働く常設実験店「分身ロボットカフェDAWN ver.β」を開設。
たとえ寝たきりで就労経験に乏しくても「分身ロボットによる遠隔就労」ができる事を実証し、同プロジェクトは2021年度の「グッドデザイン賞」15000点の中から最高賞であるグッドデザイン大賞に選出。同年のArs Electronicaにてゴールデンニカを受賞。 社会との接点を失い孤立していた人に「役割」を、障害者雇用をしたい企業に「雇い方」を提示し、複数の企業や自治体での社会実装例を生み出し続けている。
著書:「孤独は消せる」「サイボーグ時代」「ミライの武器」