COP28 Special Seminar [COP28会場からLive配信]
決意から実行へ　脱炭素社会の実現に向けた日本企業の取り組み
Time for action: Japanese Companies' Efforts to Achieve a “Net Zero” Society

高村 ゆかり（東京大学未来ビジョン研究センター 教授）

Yukari Takamura
Professor, Institute for Future Initiatives, The University of Tokyo

島根県生まれ。専門は国際法学・環境法学。京都大学法学部卒業。一橋大学大学院法学研究科博士課程単位修得退学。龍谷大学教授、名古屋大学大学院教授、東京大学サステイナビリティ学連携研究機構（IR3S）教授などを経て現職。国際環境条約に関する法的問題、気候変動とエネルギーに関する法政策などを主な研究テーマとする。中央環境審議会会長、東京都環境審議会会長、再生可能エネルギー買取制度調達価格等算定委員会委員長、金融審議会ディスクロージャーワーキング・グループ委員、財務会計基準機構サステナビリティ基準委員会（SSBJ）委員、アジア開発銀行の気候変動と持続可能な発展に関する諮問グループ委員なども務める。

喜多 和人（EY新日本有限責任監査法人　金融サービス 気候変動・サステナビリティ・サービス（CCaSS）リーダー 兼 サステナブルファイナンスリーダー ）

Kazuto Kita
Partner, Climate Change and Sustainability Services, Financial Services Office,
Ernst & Young ShinNihon LLC

EY新日本有限責任監査法人パートナー。金融機関を中心に国内外の幅広いクライアント企業に対して、ESG（環境・社会・ガバナンス）の観点から、適切なリスク管理と新しい事業機会への取り組みを支援し、長期的な企業価値の向上に貢献。公認会計士。日本公認会計士協会 銀行業部会専門委員。一橋大学社会学部卒業。

牛窪 恭彦（みずほフィナンシャルグループ 執行役 グループCSuO）

Yasuhiko Ushikubo
Senior Executive Officer, Group Chief Sustainability Officer,
Mizuho Financial Group, Inc.

1989年入社、国内・海外調査業務の経験やみずほ銀行産業調査部長などを経て、2020年4月からリサーチ＆コンサルティングユニット長として、経済・金融市場、産業動向分析を担うリサーチ部門と、経営戦略から環境・エネルギー、デジタル、社会保障まで広範な領域をカバーするグループのコンサルティング部門を統括。サステナビリティやDXをはじめとするグローバルな潮流や顧客ニーズの変化を捉え、ユニット内外の高度な専門性を融合させるとともに、グループ内の金融機能とも連携することにより、グループ一体となった価値提供の最大化を推進。2022年9月よりグループCSuO*を兼務、〈みずほ〉におけるサステナビリティ領域の推進責任者として、グループ横断での知見集約・連携強化を図り、サステナビリティに関するグループの方針策定やお客さまの課題解決に資するサステナブルビジネスの開発・推進等を所管。一橋大学経済学部卒業。*CSuO：Chief Sustainability Officer

宮内 大介（三浦工業 代表取締役社長執行役員CEO）

Daisuke Miyauchi
President & CEO,
MIURA CO.,LTD.

1962年愛媛県松山市生まれ。86年京都大学工学部資源工学科卒業。97年三浦工業入社。首都圏事業本部長、米州事業本部長、アメリカ法人社長等を経て、2016年4月に代表取締役社長 社長執行役員に就任。同年7月より現職。

広川 義浩（三井不動産 取締役専務執行役員）

Yoshihiro Hirokawa
Managing Director,
Mitsui Fudosan Co., Ltd.

1984年 4月 三井不動産株式会社入社、2008年 4月 ビルディング本部業務推進室長、2011年 4月 人事部長、1984年4月 三井不動産株式会社入社、2013年 4月 執行役員 人事部長、2015年 4月 執行役員 商業施設本部副本部長 兼 商業施設運用部長、2017年 4月 常務執行役員 商業施設本部副本部長、2020年 4月 常務執行役員 商業施設本部長、2021年 4月 専務執行役員 商業施設本部長、2023年 4月 専務執行役員、2023年 6月 取締役専務執行役員 （現任）

小林 茂（日本ガイシ 代表取締役社長）

Shigeru Kobayashi
President,
NGK Insulators, Ltd.

1961年3月 東京都生まれ。83年に慶應義塾大学法学部を卒業、日本ガイシに入社。電力関連事業や自動車関連事業の海外営業畑を歩み、カナダ、米国、インドネシア、中国に赴任し、現地法人の社長を歴任。国内ではNAS電池の営業部長として陣頭指揮を執ったこともある。2016年6月に執行役員に就任。2018年6月に常務執行役員、2020年6月に取締役専務執行役員、2021年4月に代表取締役社長（現職）。　

髙橋 正裕（日本郵船 執行役員）

Masahiro Takahashi
Executive Officer,
NYK LINE

1987年3月　早稲田大学政治経済学部 卒業
1987年4月　日本郵船株式会社 入社
2017年4月　環境グループ長 兼 技術本部統轄グループ長
2022年4月　執行役員

奥田 久栄（JERA 代表取締役社長 CEO兼COO）

Hisahide Okuda
President, Director, CEO and COO,
JERA Co., Inc.

1988年3月 早稲田大学政治経済学部卒業、1988年4月 中部電力株式会社入社、2012年7月 経営戦略本部事業戦略グループ部長、2015年2月 経営戦略本部アライアンス推進グループ部長、2017年7月 グループ経営戦略本部アライアンス推進室長、2019年4月 株式会社ＪＥＲＡ常務執行役員経営企画本部長、2020年4月 取締役常務執行役員 経営企画本部長、2021年4月 取締役副社長執行役員 経営企画本部長、2022年4月 取締役副社長執行役員 経営企画管掌、2023年4月 代表取締役社長 CEO兼COO

関根 澄人（Earth hacks 代表取締役社長 CEO）

Sumihito Sekine
CEO,
Earth hacks & Co., Ltd.

東京工業大学大学院生命理工学研究科修了。細胞学を研究しながら、生物多様性や地球温暖化など環境問題を伝えていくことを仕事にしたいと思い、09年に博報堂に入社。
入社後は映画配給、動物園、製薬会社、飲料メーカーなど様々な企業のブランディングやコミュニケーションを担当。
18年に博報堂従業員組合中央執行委員長を経て、20年4月から三井物産のエネルギーソリューション本部に3年間出向。
22年にEarth hacksを博報堂と三井物産の共同ビジネスとして立ち上げ、23年にEarth hacks株式会社を設立。
23年5月より現職。

エミリヤ マイカサク（フィナンシャルタイムズ クライメートエディター）

Emiliya Mychasuk
Climate Editor,
Financial Times

Financial TimesのClimate Editorとなる前は、アメリカのFTにてオンラインのエグゼクティブ・エディターを務めていた。FT入社以前は、オーストラリアで活動し、全国ネットのビジネス番組の共同司会も務めていた。

安藤 淳（日本経済新聞社 編集委員）

Kiyoshi Ando, Editorial Writer, Nikkei Inc.

科学技術や企業報道部門、ワシントン、パリ支局を経て現在、生命科学や先端医療、環境、気象・防災などを取材。思い出に残るのは昭和天皇のご病状担当として侍医を取材した日々、米スペースシャトル打ち上げや同時テロ、当時のゴーンCEO率いるフランス・ルノーの取材やワイナリー巡りなど。気象予報士で、日経電子版に「天気のなぞ」のコラムを執筆。電子版では新型コロナの動画解説も随時更新中。NIKKEI脱炭素委員会委員、日経・日本経済研究センター「医療改革研究会」メンバー。上智大学非常勤講師（～23年3月）。