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多様化するサステナビリティ課題への挑戦
~ともに挑み、ともに実り、持続的な社会を実現するためには~
気候変動から始まったサステナビリティをめぐる潮流は、生物多様性、循環経済、人的資本、インパクト投資などの新たなアジェンダを巻き込み、今まで以上に複雑、多様化し、かつダイナミックな動きを見せています。こうした外部環境の変化を受け、日本企業においても持続的な成長を目指し、事業戦略のあり方も大きく変わりつつあります。
日本企業には今こそ、多様化するサステナビリティ課題に対して統合的なアプローチを行い、課題解決と成長の好循環を生み出していくことが求められています。
本フォーラムでは、社会のあり方が大きく変わる転換期を迎える今、日本社会のサステナビリティ実現を目指し、最前線で奮闘されるリーダー、先進企業を招いた講演やパネルディスカッションをお届けします。
概要OVERVIEW
- 開催日時
- 2024年1月17日(水)13:00~15:55
- 定員
- 500名(※定員を上回る応募がある場合は抽選とさせていただきます)
- 参加費
無料(事前登録制)
- 締め切り
2024年1月8日(月)23:59
- 抽選結果発表
2024年1月11日(木)13:00以降を予定
- オンラインイベント参加について
本フォーラムはZoom(ウェビナー)を利用して開催します。
受講当選者には、抽選結果発表時(1月11日)にご登録いただいたメールアドレス宛に
Zoom(ウェビナー)への【アクセス用のURL】、【ウェビナーID】、【パスワード】を記載した視聴案内メールをお送りします。当選発表は視聴案内メールの送信をもって代えさせていただきます。あらかじめご了承下さい。
お使いの端末のセキュリティー設定により、迷惑メールに分類されることがございます。
当日までに未着の場合は、一度、迷惑メールフォルダをご確認ください。※携帯電話のメールアドレスの場合、キャリアのセキュリティー設定により、受信できない場合がございます。
当日はメールの案内に従って記載のお時間までに視聴ページにお越しください。
フォーラム開始10分前までに一度アクセスいただき、視聴確認をお願いします。※視聴にはZoomの約款に同意し、アプリをダウンロードしていただく必要があります。
なお、イベントに参加する前に最新バージョンへのアップデートをお願いいたします。※ご視聴いただく環境(社内システム・通信ネットワーク等)によって、Zoom(ウェビナー)にアクセスできない場合もあります。
また視聴にかかる通信費等は視聴する方の負担となります。あらかじめご了承ください。
- 主催
日本経済新聞社 イベント・企画ユニット
- 共催
みずほフィナンシャルグループ、みずほ銀行、みずほ信託銀行、みずほ証券、アセットマネジメントOne、みずほリサーチ&テクノロジーズ
- 禁止・注意事項
・視聴案内メールに記載している内容を第三者に提供することは禁止いたします。
・オンラインイベントの録音・録画・撮影は禁止です。
・撮影場所にお越しいただいてもセミナーに参加いただくことはできません。
・登壇者、および他の参加者への中傷、脅迫、いやがらせに該当する行為はおやめください。
・上記禁止事項が認められた場合、今後のセミナー等へのご参加をお断りする場合がございますのでご了承ください。
- お問い合わせ
「サステナブルビジネスフォーラム」事務局
(営業時間:平日9:30~17:30 土・日・祝のお問い合わせは翌営業日にご連絡いたします)
プログラム Program
13:00~13:05 開会挨拶
13:05~13:25 (20分)対談 渋沢栄一に学ぶ日本産業のインパクト創出のあり方
株式会社みずほフィナンシャルグループ 執行役リサーチ&コンサルティングユニット長兼サステナビリティ推進担当(グループCSuO) 牛窪 恭彦氏
【講演内容】
サステナビリティをめぐる潮流の下、社会のあり方が大きく変わる転換期を迎える今、変革期に日本産業の勃興・牽引を担った渋沢栄一に現代の日本産業が学ぶべき点をインパクト投資の第一人者であり、渋沢栄一の子孫であられる渋澤健氏との対談で明らかにします。
13:25~13:40 (15分)基調講演 多様化するサステナビリティ課題への挑戦~日本企業に求められる統合的アプローチ~
【講演内容】
気候変動から始まったサステナビリティをめぐる潮流は、生物多様性、循環経済、人的資本、インパクト投資などの新たなアジェンダを巻き込み、今まで以上に複雑、多様化しています。多様化するサステナビリティ課題に対峙する日本企業がどのように一つひとつの課題にアプローチすべきかについて、東京大学未来ビジョン研究センターの高村教授が解説します。
13:40~14:00 (20分)企業講演(1) 2024年の企業に求められるトランジション戦略
【講演内容】
2023年は、気候変動に関する複数の国際ルール策定の進展や、日本政府による投資戦略を含むGX政策の多数打ち出し等、トランジションに対する一層進んだ取組への要請を強く意識させられる一年でした。来る2024年は、個別企業に具体的な道筋提示が求められる「トランジション元年」となるのではないでしょうか。自社独自の打ち手の検討や効果的な対外説明の手法について、解説していきます。
14:00~14:20 (20分)企業講演(2) 脱炭素化に向けた取り組みおよび本邦アセットオーナーの動向について
アセットマネジメントOne 株式会社 サステナブル・インベストメント・オフィサー 運用本部サステナブル投資戦略グループ長 鷹羽 美奈子
アセットマネジメントOne 株式会社 機関投資家営業本部機関投資家営業企画グループ長 野崎 慎二郎
【講演内容】
「Net Zero Asset Managers initiative」に加盟する資産運用会社として、業界やグローバルの動向を踏まえ、脱炭素社会の実現に向けてアセットマネジメントOneがどう考えているかをお話します。2023年夏に実施した「サステナブル・ESG投資アンケート」の結果をもとに、改めて見えてきた顧客に対するサービスの向上と今後のサステナブル・ESG投資商品のありかたについて紐解いていきます。
14:20~15:05 (45分)パネルディスカッション(1) 事業活動におけるインパクト可視化への取り組みとその意義
エーザイ株式会社 サステナビリティ部 部長 南田 泰子氏
自然電力株式会社 ファイナンス&サステナビリティ スペシャリスト 浜田 洋平氏
KIBOW社会投資ファンド インベストメントプロフェッショナル 公認会計士 五十嵐 剛志氏
【モデレーター】
株式会社みずほ銀行 サステナブルプロダクツ部 総括チーム 次長 成瀬 智沙子
15:05~15:50 (45分)パネルディスカッション(2) サプライチェーン全体で取り組むサステナビリティ経営の課題と展望~持続可能な街づくりに向けて~
第一生命保険株式会社 オルタナティブ投資部 ラインマネジャー リアルアセットファンド課長 染野 幸司氏
大成建設株式会社 サステナビリティ経営推進本部 環境経営計画部長 佐々木 緑氏
大和ハウス工業株式会社 技術統括本部 環境部長 小山 勝弘氏
【モデレーター】
みずほ証券株式会社 サステナビリティ推進部 サステナビリティ戦略開発室 ディレクター 西尾 典子
15:50~15:55 閉会挨拶
登壇者 Speaker
渋沢 健氏
シブサワ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役
シブサワ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役/コモンズ投信株式会社 取締役会長/株式会社& Capital 代表取締役CEO
1961年逗子市生まれ。父の転勤で渡米。1983年テキサス大学化学工学部卒業。1987年UCLA大学にてMBAを取得。米系投資銀行で外債、国債、為替、株式およびデリバティブのマーケット業務に携わり、1996年に米大手ヘッジファンドに入社。2001年に独立し、シブサワ・アンド・カンパニー株式会社を創業、代表取締役に就任。2007年にコモンズ株式会社を創設、2008年にコモンズ投信株式会社へ改名し、会長に就任。2021年にブランズウィック・グループのシニアアドバイザー、2022年ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)議長の特別顧問およびIFVI(International Foundation for Valuing Impact)理事、2023年に株式会社&Capitalを創業、代表取締役CEOに就任。
また最近では、Triple I for GH: Impact Investment Initiative for Global Health(グローバルヘルスのためのインパクト投資イニシアティブ)の共同議長に就任し、インドのベンチャーキャピタルChiratae Venturesアジア・アドバイザリーボードのメンバーにも就任。
経済同友会幹事およびグローバルサウス・アフリカ委員会委員長、岸田政権の「新しい資本主義実現会議」、金融庁、経済産業省等、政府系委員会の委員を務めており、UNDP(国連開発計画)SDG Impact Steering Group委員、東京大学総長室アドバイザー、成蹊大学客員教授、等。
牛窪 恭彦
株式会社みずほフィナンシャルグループ
執行役リサーチ&コンサルティングユニット長兼サステナビリティ推進担当(グループCSuO)
1989年入社、国内・海外調査業務の経験やみずほ銀行産業調査部長などを経て、2020年4月からリサーチ&コンサルティングユニット長として、経済・金融市場、産業動向分析を担うリサーチ部門と、経営戦略から環境・エネルギー、デジタル、社会保障まで広範な領域をカバーするグループのコンサルティング部門を統括。サステナビリティやDXをはじめとするグローバルな潮流や顧客ニーズの変化を捉え、ユニット内外の高度な専門性を融合させるとともに、グループ内の金融機能とも連携することにより、グループ一体となった価値提供の最大化を推進。2022年9月よりグループCSuOを兼務、〈みずほ〉におけるサステナビリティ領域の推進責任者として、グループ横断での知見集約・連携強化を図り、サステナビリティに関するグループの方針策定やお客さまの課題解決に資するサステナブル・ビジネスの開発・推進等を所管。一橋大学経済学部卒業。
高村 ゆかり氏
東京大学未来ビジョン研究センター
教授
島根県生まれ。専門は国際法学・環境法学。京都大学法学部卒業。一橋大学大学院法学研究科博士課程単位修得退学。龍谷大学教授、名古屋大学大学院教授、東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)教授などを経て現職。国際環境条約に関する法的問題、気候変動とエネルギーに関する法政策などを主な研究テーマとする。中央環境審議会会長、東京都環境審議会会長、再生可能エネルギー買取制度調達価格等算定委員会委員長、金融審議会ディスクロージャーワーキング・グループ委員、財務会計基準機構サステナビリティ基準委員会(SSBJ)委員、アジア開発銀行の気候変動と持続可能な発展に関する諮問グループ委員なども務める。
宇野 春香
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
サステナビリティコンサルティング第2部 環境ビジネス戦略チーム
早稲田大学卒業。
2013年みずほ銀行入行。主に国内外の自動車・エレクトロニクス関連上場企業向けのコーポレートファイナンス・企業再生・新規事業創出支援・サステナビリティ開示支援・調査業務に従事。
2022年にみずほリサーチ&テクノロジーズに転籍。TCFD開示、GHG排出量算定及び削減ロードマップ・目標策定、再エネ調達計画策定、原材料調達に係るKPI設定・開示等、国内大手民間企業のサステナビリティ開示を支援。
村松 茂樹
アセットマネジメントOne 株式会社
執行役員 運用本部副本部長
1991年早稲田大学卒業後、安田信託銀行に入行。2006年よりみずほ信託銀行 資金証券部参事役。
その後、同行 資金証券部証券運用部次長、みずほフィナンシャルグループの市場業務部次長、グローバルマーケッツ業務部参事役を経て、みずほ銀行のグローバルクレジット投資部長、証券投資部長に。
2021年4月より、アセットマネジメントOneの執行役員に就任。商品本部副本部長を経て、2022年4月より現職。
鷹羽 美奈子
アセットマネジメントOne 株式会社
サステナブル・インベストメント・オフィサー
運用本部サステナブル投資戦略グループ長
2022年4月アセットマネジメント One株式会社に入社。サステナブル投資戦略の立案および実行を担当。
当社入社以前は、米国指数会社にて ESG 格付け業務に13年間従事し、日系運用会社にて ESG インテグレーション業務を担当。22年間のキャリアを通じ、ESG 関連業務に従事している。
野崎 慎二郎
アセットマネジメントOne 株式会社
機関投資家営業本部機関投資家営業企画グループ長
1999年早稲田大学卒業。2001年早稲田大学大学院理工学研究科修了(工学修士)。09年一橋大学大学院国際企業戦略研究科修了(MBA)。01年みずほ信託銀行に入行し、機関投資家向け資産運用部門においてクォンツアナリスト・ファンドマネージャーを経験後、13年みずほフィナンシャルグループ(兼務みずほコーポレート銀行)でグループ運用関連会社の子会社経営管理およびグループ業務計画策定等に従事。15年みずほ銀行にて投信や保険等の投資運用商品に係る商品・サービス企画統括、17年スイスのプライベートエクイティ会社出向、19年アセットマネジメントOneで個人および機関投資家向けの商品戦略策定、プロダクトガバナンスに係る取組方針の策定・推進等を統括。23年より現職。国内機関投資家向け営業企画・推進等を統括。
南田 泰子氏
エーザイ株式会社
サステナビリティ部 部長
エーザイ株式会社 サステナビリティ部 部長、弁理士。知的財産業務に従事した後、経営戦略、PR、IR、アルツハイマー病の新薬上市に向けた環境整備業務を経て、2022年5月より現職。持続可能性な社会の実現や長期的な企業価値向上のため、ESG課題に対する取り組み推進や医薬品アクセス向上に関するイニシアティブの策定・実行などを担う。
浜田 洋平氏
自然電力株式会社
ファイナンス&サステナビリティ スペシャリスト
大分県出身。上京して大学院修了後、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社に入社。資金調達やM&Aアドバイザリーを通じて企業の財務戦略実行を支援。その後、三菱商事株式会社にて、電気自動車社会の実現に向けたサステイナブルな資源調達および部材開発の検討、洋上エネルギーインフラ事業に従事。2017年に、地元九州に本社を置き国際的に再生可能エネルギー事業を展開する自然電力株式会社に入社。財務および発電所運営の責任者を務め、現在ステークホルダーとの共創を加速させるべく上場準備およびサステナビリティ推進に注力。
環境省「Climate Techのインパクト評価・マネジメントに関する検討会」委員。GSG国内諮問委員会「インパクトIPOワーキンググループ」委員。
五十嵐 剛志氏
KIBOW社会投資ファンド
インベストメントプロフェッショナル
公認会計士
慶應義塾大学経済学部卒業、英国オックスフォード大学経営学修士(MBA)。PwCあらた有限責任監査法人、内閣府、米国ハーバードビジネススクールImpact-weighted Accounts Initiative、英国政府系インパクト投資ファンドBig Society Capitalを経て現職。内閣官房「インパクト投資とグローバルヘルスに係る研究会」委員。社会課題解決のためのファイナンスに関する調査、研修、政策企画、投資実務に従事。Accountability for Change創設者。元Teach For Japan最高財務責任者。インパクトスタートアップ協会監事。公認会計士。
成瀬 智沙子
株式会社みずほ銀行
サステナブルプロダクツ部 総括チーム 次長
早稲田大学政治経済学部卒業。みずほ信託銀行にてストラクチャードファイナンス、新商品開発、みずほフィナンシャルグループにてCSR推進業務に従事。現在はみずほ銀行サステナブルプロダクツ部にて、サステナブルファイナンスにかかる企画・商品開発を担当。
染野 幸司氏
第一生命保険株式会社
オルタナティブ投資部 ラインマネジャー
リアルアセットファンド課長
2004年UFJ信託銀行(現 三菱UFJ信託銀行)に入社。不動産証券化/仲介事業等を経て、自己勘定投資部門で不動産/プライベートエクイティ/インフラファンドの投資業務に従事。2017年第一生命保険に入社。2022年よりオルタナティブ投資部リアルアセットファンド課長として不動産/インフラ/自然資本ファンド投資を統括。慶應義塾大学商学部卒。
佐々木 緑氏
大成建設株式会社
サステナビリティ経営推進本部 環境経営計画部長
1988年4月東京電力(現東京電力ホールディングス)入社、同社環境・ESG部門にて、気候変動・生物多様性等環境諸課題への方針策定ならびにESG情報開示・コミュニケーション等の業務を担務。東京電力在籍中に、米国環境NGO(The Nature Conservancy)、国際経済団体(WBCSD)、行政(環境省)、業界団体(電気事業連合会)での勤務も経験。
2022年4月大成建設(株)入社、サステナビリティ経営推進本部サステナビリティ企画部部長(企画担当)として、同社のサステナビリティ経営の推進とESG情報開示の強化に貢献。2023年4月からは同本部環境経営計画部長(現職)として、サプライチェーンを含む大成グループ全体の環境経営を展開中。
小山 勝弘氏
大和ハウス工業株式会社
技術統括本部 環境部長
1992年大和ハウス工業入社。入社後、大型建築プロジェクトの設計・デザインを担当。06年に環境部へ異動。大和ハウスグループの環境マネジメントを統括する同部門にて、環境経営戦略の立案、気候変動対策の推進等を担当。15年から現職。一級建築士、CASBEE評価員。
西尾 典子
みずほ証券株式会社
サステナビリティ推進部 サステナビリティ戦略開発室 ディレクター
2006年みずほ銀行入行後、不動産ファイナンス、大企業法人営業等を経て、2021年より現職にてSDGs債のストラクチャリング業務に従事。