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「ニッポンの革新力」シンポジウム
~金融危機から20年。これからの日本の金融を支える人材~
銀行が相次ぎ破綻した金融危機から20年、リーマンショックから10年という節目を迎える2018年。この間、目まぐるしい変化にもまれてきた金融業界は、テクノロジーの変化や金融機能の多様化に伴い、今また、新たなイノベーションが求められ激変の波にさらされています。
本シンポジウムでは、この激動の20年を振り返るとともに、これからの日本の金融業界が目指すべき姿と支える人材像を探ります。
概要OVERVIEW
- 開催日時
- 2018/10/25(木)
10:00~17:30(開場9:30)
- 会場
-
慶應義塾大学三田キャンパス 西校舎ホール
(住所:東京都港区三田2-15-45)
- 受講料
- 無料
- 定員
- 第1部・第2部 各400名 (※入替制)
- 主催、共催
(第1部)主催:慶應義塾大学経済学部、共催:日本経済新聞社
(第2部)主催:日本経済新聞社、共催:慶應義塾大学経済学部
- 協賛
(第1部)大和証券グループ、野村證券、ゴールドマン・サックス、損保ジャパン日本興亜、第一生命保険、みずほフィナンシャルグループ、三井住友海上、三菱UFJ信託銀行 ほか
- 後援
(第2部)金融庁、全国銀行協会、日本証券業協会、日本損害保険協会、生命保険協会
- 申し込み締切日
2018年10月17日(水)
*お申し込み多数の場合は抽選のうえ、ご登録いただいたメールアドレス宛にご連絡いたします。
当選の発表は受講券メールのご連絡をもって代えさせていただきます。
*ご記入いただいた個人情報はご本人の承諾なく本シンポジウムの実施目的以外には使用いたしません。
- お問い合わせ
「ニッポンの革新力」シンポジウム事務局
TEL:03-6812-8685 FAX:03-6812-8649 (受付時間:平日9:30~17:30土・日・祝日除く)
E-mail:kakushinryoku@nikkeipr.co.jp
プログラムPROGRAM
<第1部>
10:00~10:10 オープニングスピーチ・主催者挨拶
10:10~10:40 基調講演
日本銀行副総裁 若田部 昌澄 氏
10:40~11:40 パネルディスカッション①
東京大学大学院 経済学研究科 教授 川口 大司 氏
早稲田大学アカデミックソリューション コンサルタント/主査研究員 松田 七美 氏
慶應義塾大学FinTEK センター長 中妻 照雄 氏
慶應義塾大学理工学部長・理工学研究科委員長 伊藤 公平 氏
11:40~13:00 休憩
<第2部>
13:00~14:00 トークセッション①
ジャーナリスト 池上 彰 氏
アジア開発銀行研究所 所長 吉野 直行 氏
14:00~14:40 トークセッション②
ゴールドマン・サックス証券 代表取締役社長 持田 昌典 氏
日本経済新聞社編集委員兼論説委員 佐藤 大和
14:40~14:55 休憩
14:55~16:20 パネルディスカッション②
全国銀行協会 会長 藤原 弘治 氏
日本損害保険協会 会長 西澤 敬二 氏
生命保険協会 会長 稲垣 精二 氏
金融庁総合政策局総括審議官 中島 淳一 氏
日経ヴェリタス編集長兼キャスター 小栗 太
ほか現役大学生2名
16:20~16:50 企業登壇①
大和証券グループ本社 人事担当 常務執行役 望月 篤 氏
16:50~17:20 企業登壇②
野村證券 執行役員 人事兼人材開発担当 三輪 悦朗 氏
17:20~17:30 クロージングスピーチ・主催者挨拶
慶應義塾大学大学院経済学研究科委員長 中村 慎助 氏
登壇者SPEAKERS
若田部 昌澄 氏
日本銀行副総裁
1987年早稲田大学政治経済学部経済学科卒業、90年早稲田大学大学院経済学研究科修士課程修了、94年トロント大学経済学大学院修士課程修了、98年早稲田大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、2002年トロント大学経済学大学院博士課程単位取得退学。05年早稲田大学政治経済学術院教授、17年コロンビア大学経営大学院日本経済経営研究所客員研究員、18年3月日本銀行副総裁。
池上 彰 氏
ジャーナリスト
1950年長野県生まれ。73年慶應義塾大学経済学部を卒業、NHKに入局。松江、呉での勤務を経て、東京の報道局社会部。94年より11年間、「週刊こどもニュース」キャスター。2005年に独立。現在は名城大学教授、東京工業大学特命教授など7つの大学で教える。
吉野 直行 氏
アジア開発銀行研究所 所長
1975年東北大学経済学修士、79年に米国ジョンズホプキンス大学大学院にて博士号取得。ニューヨーク州立大学・経済学部助教授、マサチューセッツ工科大学Visiting Fellow、91年-2014年慶應義塾大学経済学部教授。07年-10年米国Financial Planning Standard Board(FPSB)の役員、外国為替審議会会長、財務省の国債投資家懇談会座長、財政制度審議会・財政投融資分科会部会長、金融庁金融研究センター長、金融審議会会長、預金保険機構運営委員、社会保障審議会・年金運用部会座長などを歴任。放送大学客員教授、14年4月よりアジア開発銀行研究所所長、慶應義塾大学名誉教授、金融庁金融研究センター顧問。
藤原 弘治 氏
全国銀行協会 会長
みずほ銀行 取締役頭取
1961年生まれ。85年3月早稲田大学商学部卒業。92年6月 ニューヨーク大学(NYU)経営大学院修了、2004年6月マサチューセッツ工科大学(MIT)経営大学院修了。04年7月みずほ銀行個人企画部次長、07年10月同社経営企画部参事役 全銀協会長行室長。09年7月みずほフィナンシャルグループIR部参事役、10年4月同社IR部長、12年4月同社執行役員IR部長、14年4月同社常務執行役員企画グループ長、みずほ銀行常務取締役企画グループ長、14年6月みずほフィナンシャルグループ取締役兼執行役常務企画グループ長、17年4月みずほ銀行代表取締役頭取(現職)、18年4月全国銀行協会会長(現職)。
西澤 敬二 氏
日本損害保険協会 会長
1958年生まれ。80年慶應義塾大学経済学部卒業。80年4月安田火災海上保険入社、2003年7月損害保険ジャパン富山支店、08年4月同社執行役員営業企画部長、10年4月同社常務執行役員、10年6月同社取締役常務執行役員、13年4月損害保険ジャパン取締役専務執行役員、日本興亜損害保険専務執行役員、14年4月損害保険ジャパン代表取締役専務執行役員、14年9月損害保険ジャパン日本興亜代表取締役専務執行役員、15年4月同社代表取締役副社長執行役員、16年4月同社代表取締役社長社長執行役員(現職)。
稲垣 精二 氏
生命保険協会 会長
1963年5月愛知県生まれ。86年3月慶應義塾大学経済学部卒業、86年4月第一生命保険入社。2012年4月第一生命保険執行役員運用企画部長、13年4月同社執行役員経営企画部長、14年4月同社執行役員グループ経営戦略ユニット長兼経営企画部長、15年4月同社常務執行役員グループ経営戦略ユニット長兼経営企画部長、16年6月同社取締役常務執行役員グループ経営戦略ユニット長兼経営企画部長、16年10月第一生命ホールディングス取締役常務執行役員、16年10月第一生命保険取締役常務執行役員、17年4月第一生命ホールディングス代表取締役社長(現職)、第一生命保険代表取締役社長(現職)。
中島 淳一 氏
金融庁総合政策局総括審議官
1985年東京大学工学部計数工学科卒業、同年大蔵省(現 財務省)入省。95年ハーバード大学ケネディースクール行政学修士。その後、金融担当大臣秘書官、金融庁総務企画局信用課保険企画室長、JETROバンクーバー事務所長、財務省理財局国債業務課長、同国債企画課長、金融庁総務企画局政策課長(兼金融研究センター副センター長)、同総務課長、同参事官(信用担当)、同審議官(市場担当)を経て、2018年7月より現職。
望月 篤 氏
大和証券グループ本社 人事担当 常務執行役
1988年4月大和証券入社。支店長、営業企画部長等を経て、2013年4月大和証券グループ本社執行役員 兼 大和証券執行役員 兼 人事部長を経て、現在に至る。
三輪 悦朗 氏
野村ホールディングス 執行役員 グローバル人事担当
野村證券 執行役員 人事兼人材開発担当
1968年大阪府生まれ。92年東京大学法学部卒業、92年4月野村證券入社。2011年7月同社自由が丘支店長、13年7月同社人事企画部長、14年4月野村ホールディングス経営企画部長、野村證券経営企画部長。16年4月野村證券執行役員ウェルス・マネジメント・ビジネス部門ジョイント・ヘッド兼アジア戦略副担当。17年4 野村證券執行役員営業部門ウェルス・マネジメント担当兼アジア戦略副担当、18年4月野村ホールディングス執行役員 グローバル人事担当、野村證券執行役員人事兼人材開発担当。
持田 昌典 氏
ゴールドマン・サックス証券 代表取締役社長
1977年慶應義塾大学経済学部卒業、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入社。85年ペンシルベニア大学経営学修士課程修了、米ゴールドマン・サックスに入社。2001年から現職。
川口 大司 氏
東京大学大学院 経済学研究科 教授
1971年東京都生まれ。94年早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。2002年ミシガン州立大学経済学博士、大阪大学社会経済研究所講師、筑波大学社会工学系講師、一橋大学大学院経済学研究科准教授 、一橋大学大学院経済学研究科教授を経て、 16年4月より東京大学大学院経済学研究科教授。
松田 七美 氏
早稲田大学アカデミックソリューション コンサルタント/主査研究員
1992年慶應義塾大学理工学部卒業、94年慶應義塾大学大学院理工学研究科修士課程修了。同年、協和発酵工業に入社。97年協和発酵より東海大学医学部分子生命科学教室に派遣、2002年博士(医学)を取得。2001年理化学研究所脳科学総合研究センター・基礎科学特別研究員、03年東京大学薬学系研究科・学振PD、04年米国コロンビア大学医学部・Senior Research Scientist。09年早稲田大学理工学術院先進理工学部生命医科学科・専任講師を経て、12年客員准教授。18年より早稲田大学アカデミックソリューションにて、早稲田大学の文部科学省、内閣府、経産省等の大型プログラム事業の運営支援に関わる業務を担当。
長谷山 彰 氏
慶應義塾長
1952年生まれ。75年慶應義塾大学法学部卒業、79年同文学部卒業、84年同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。法学博士。駿河台大学法学部教授を経て、97年慶應義塾大学文学部教授。同学生総合センター長兼学生部長、文学部長、附属研究所斯道文庫長などを経て2009年慶應義塾常任理事。17年より慶應義塾長。法制史学会理事、日本私立大学連盟副会長なども務める。専門は法制史・日本古代史。
池田 幸弘 氏
慶應義塾大学経済学部長
1982年慶應義塾大学経済学部卒業 、84年慶應義塾大学経済学研究科修士課程修了、89年慶應義塾大学経済学研究科博士課程 単位取得退学 、2004年慶應義塾大学経済学部教授に就任、17年10月より経済学部長。 経済学博士 (ホーエンハイム大学)
伊藤 公平 氏
慶應義塾大学理工学部長・理工学研究科委員長
1989年慶應義塾大学理工学部計測工学科卒業、UC Berkeleyより修士号(1992)、Ph.D(1994)取得後、慶應義塾大学理工学部助手(1995)、専任講師、助教授を経て2007年より教授。17年より理工学部長・理工学研究科委員長。日本物理学会・理事(2002-04)、物理系欧文誌刊行協会・理事(2004-06)、日本応用物理学会評議員(2011-14)、日本学術会議連携会員(2011-)、国際純粋・応用物理学連合・エネルギー分野委員(2012-)、日本応用物理学会理事(2016-18)、JSTさきがけ「量子機能領域」総括(2016-)などを歴任。専門分野は、半導体同位体工学に基づく量子情報処理に関する研究。日本IBM科学賞(2006)、日本学術振興会賞(2009)などを受賞。
中妻 照雄 氏
慶應義塾大学FinTEK センター長
1998年に米国ラトガーズ大学でPh.D.(経済学)を取得後、2000年3月まで一橋大学経済研究所所属、その後00年4月に慶應義塾大学経済学部に着任。ベイズ統計学、モンテカルロ法、数値最適化などを駆使したファイナンスにおける計量分析、リスク管理、意思決定手法などを研究。経済学部などで計量経済学、数理統計学、金融市場の定量分析などの教鞭を執る。
中村 慎助 氏
慶應義塾大学大学院経済学研究科委員長
1957年生まれ。81年慶應義塾大学経済学部卒業、89年米・ミネソタ大学大学院博士課程修了。83年慶應義塾大学経済学部助手に就任、97年教授。2009〜15年経済学研究科委員長。2011〜17年経済学部長。17年より現職。専門は理論経済学。Ph.D.(経済学)。
佐藤 大和
日本経済新聞社 編集委員兼論説委員
1971年東京都生まれ。93年上智大学法学部国際関係法学科卒、日本経済新聞社入社。経済部に配属され金融や財界を担当。96年~99年名古屋編集部、2002年~06年欧州総局(ロンドン)、11年~13年シンガポール支局長、13年~16年米州総局(ニューヨーク)、日本に帰国し編集委員。17年から論説委員兼務。
小栗 太
日本経済新聞社 日経ヴェリタス編集長兼キャスター
1968年岐阜県生まれ。91年名古屋大学文学部卒。同年日本経済新聞社に入社。編集委員、米コロンビア大学客員研究員、経済部次長などを経て、2017年4月から現職。著書に「真説バブル」(共著、日経BP社)「円安時代がやってきた」(日本経済新聞社)など。日経CNBC「日経ヴェリタストーク」に出演中。