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【ハイブリッド開催】LCA 活用推進コンソーシアム 公開講演会~サステナブルな社会の実現に向けたLCAに対する期待と課題~

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温暖化ガス(GHG)排出量削減のため、これまで各国政府や企業は多くの取り組みを進めてきた。さらに脱炭素イノベーションを加速していくためには、一貫性・信頼性のある適切な情報開示と評価基準が求められる。
産業技術総合研究所では、こうした観点から、LCAデータベースAIST-IDEA(National Institute of Advanced Industrial Science and Technology - Inventory Database for Environmental Analysisの略称)を開発し、維持・更新を行ってきた。Scope3のデータ開示に対する要望の高まりに対応するためScope3算定ツールも作成した。
また、2020年7月には、「LCA活用推進コンソーシアム」を設立し、AIST-IDEAの活用の普及に努め、GHG排出量など環境負荷の見える化を促進してきた。同コンソーシアムは、活動の一環として、日本経済新聞社と共催で、公開講演会を開催する。

概要OVERVIEW

開催日時
2025年2月25日(火)13:30~
参加費

無料

定員

【会場参加】100名

【オンライン参加】定員はありません。

申し込み締切

【会場参加】2025年2月17日(月)12:00

【オンライン参加】2025年2月25日(火)13:30

※会場参加とオンライン参加の締切日時が異なりますのでご注意ください。
※会場参加は申込者多数の場合、抽選で決定させていただきます。(定員100名)
※当選された方には2/18(火)までに案内をお送りします。
 案内が届かなった方は本お申込み完了メール内でお知らせしているオンライン視聴URLからご参加ください。

セミナー参加について

オンライン視聴URLにつきまして、本お申込み完了メール内でお知らせいたします。
必ずメールをご確認ください。

※お使いの端末のセキュリティー設定により、迷惑メールに分類されることがございます。
 お申込み完了メールが未着の場合は、一度、迷惑メールフォルダをご確認ください。
※携帯電話のメールアドレスの場合、キャリアのセキュリティー設定により、受信できない場合がございます。

メールの案内に従って記載のお時間までに視聴ページにお越しください。
※開始10分前までに一度視聴ページにお越しいただき視聴確認をお願いします。

主催

国立研究開発法人産業技術総合研究所 LCA活用推進コンソーシアム

共催

日本経済新聞社

禁止・注意事項

・視聴ページのURLを第三者に提供することは禁止いたします。

・オンラインセミナーの録音・録画・撮影は禁止です。

・直接会場にお越しいただいてもセミナーに参加いただくことはできません。事前申し込みをお願いします。

・登壇者、および他の参加者への中傷、脅迫、いやがらせに該当する行為はおやめください。

・上記禁止事項が認められた場合、今後のセミナー等へのご参加をお断りする場合がございますのでご了承ください。

お問い合わせ

LCA活用推進コンソーシアム事務局

◇専用メールアドレス lca-consortium-ml@aist.go.jp

(9:30~17:00 土・日・祝を除く)

プログラム Program

13:30~13:35 開会挨拶

LCA活用コンソーシアム副会長
国立研究開発法人産業技術総合研究所
エネルギー・環境領域安全科学研究部門 総括研究主幹、IDEAラボ長
田原 聖隆氏

13:35~13:45 来賓挨拶

経済産業省 GXグループGX推進企画室長
荻野 洋平氏

13:45~14:15
講演
LCAの活用の現状とLCAをめぐるISOの動向

LCA活用推進コンソーシアム会長
LCA日本フォーラム会長
一般社団法人LCA推進機構(LCAF)理事長
稲葉 敦氏

【講演内容】
COPの動きに連動してLCAに関するISO改訂の動きが活発になっている。2024年秋に開催されたISO/TC207/SC7(GHGマネジント)のロンドン総会では、ISO14060(ネットゼロを目指す組織)のコミッテイドラフトの作成作業と、ISO14067(製品のカーボンフットプリント)とISO14064-1 (組織における温室効果ガスの排出量及び吸収量の定量化及び報告のための仕様並びに手引)の改訂のためのキックオフミーテングが行われた。
また、ISO14021(自己宣言)、ISO14024(エコラベル)、ISO14025(EPD)の改訂作業も進められている。LCAの活用の現状とLCAをめぐるISO改訂の最新動向について解説する。

14:15~14:45
講演
ウラノス・エコシステムの今後の展開

経済産業省 商務情報政策局 情報経済課デジタル戦略室 兼 総務課国際室室長補佐
坂本 侑紀氏

【講演内容】
経済産業省では、デジタルによる新たな価値創造を促進し、脱炭素社会・循環経済の実現といった社会課題の解決とイノベーションを両立するため、企業や業種を横断して、データやシステム連携を行うためのプラットフォーム構築等の取組である「ウラノス・エコシステム」を推進している。先行ユースケースである自動車・蓄電池サプライチェーンでのカーボンフットプリント算出に向けたデータ連携システムや、この成果を踏まえた今後の展開として自動車LCA算定や化学物質管理などの取組を紹介する。

14:45~15:15
講演
環境影響評価手法 LIMEの開発と普及の現状

早稲田大学 理工学術院創造理工学部環境資源工学科 教授
伊坪 徳宏氏

【講演内容】
自然科学と社会科学の知見や解析手法を活用しながら、様々な環境影響をライフサイクル全体で評価する手法である環境影響評価手法LIME(Life cycle Impact assessment Method based on Endpoint modeling)の開発に、長年にわたって取り組んできた。LIMEは、LCAに限らず、環境効率、環境会計、フルコスト評価など、様々な分野において活用されている。また、近年、気候変動だけでなく、自然環境の保全など様々な領域で需要が高まっている。環境影響評価手法 LIMEの開発と普及の現状について説明する。

15:15~15:25 休憩

15:25~15:40
紹介
AIST-IDEA Ver.3.5の開発

国立研究開発法人産業技術総合研究所
エネルギー・環境領域安全科学研究部門 総括研究主幹、IDEAラボ長
田原 聖隆氏

【講演内容】
国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)では、ライフサイクルアセスメント(Life Cycle Assessment; LCA)を実施する際に必要となる原単位のデータベースAIST-IDEA(略称IDEA)の開発に長年取り組んできた。IDEAは国内の経済活動の環境負荷物質を定量化した世界最大規模のデータベースで、産総研ではIDEA Ver.3.1を2021年にリリースして以来、毎年更新し、2024年4月には AIST-IDEA Ver.3.4を完成させた。2025年4月には、AIST-IDEA Ver.3.5をリリースする予定で開発を進めている。AIST-IDEA Ver.3.5の特徴について紹介する。

15:40~16:30
パネルディスカッション
これからのLCAとAIST-IDEAの役割

<パネリスト>
早稲田大学 理工学術院創造理工学部環境資源工学科 教授
伊坪 徳宏氏

国立研究開発法人産業技術総合研究所
エネルギー・環境領域安全科学研究部門 総括研究主幹、IDEAラボ長
田原 聖隆氏

みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 サステナビリティコンサルティング第1部 プリンシパル
内田 裕之氏

日本製鉄株式会社 技術総括部 部長代理
礒原 豊司雄氏

<モデレーター>
LCA活用推進コンソーシアム会長
稲葉 敦氏

16:30~16:40
紹介
今後のAIST-IDEAの提供とサービスについて

株式会社AIST Solutions 事業構想部 プロデューサ
竹村 文男氏

【講演内容】
2024年4月からAIST-IDEAをAIST Solutionsより販売している。2025年4月からはAIST-IDEAのWebシステムによる提供を予定している。講演ではWebシステムと、合わせてAPIによるデータ提供方法について御紹介したい。また、2025年4月以降のAIST Solutionsからのユーザーサポート体制についてもご紹介する。

16:40~16:45 閉会挨拶

国立研究開発法人産業技術総合研究所
エネルギー・環境領域 安全科学研究部門長
蒲生 昌志氏

16:45~17:30 名刺交換会・交流会(会場のみ)

※プログラム、講演内容は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。

登壇者 Speaker

荻野 洋平氏

経済産業省 GXグループGX推進企画室長

2005年経済産業省入省。在タイ日本国大使館、資源エネルギー庁、内閣府原子力被災者生活支援チーム、産業技術環境局、デバイス・半導体戦略室長などを経て、2023年7月より現職。

稲葉 敦氏

LCA活用推進コンソーシアム会長
LCA日本フォーラム会長
一般社団法人LCA推進機構(LCAF)理事長

1976年東京大学工学部卒業。東京大学大学院博士課程修了。公害資源研究所入所後、米国商務省火災研究所客員及びオーストリア国際応用システム研究所客員研究員、産業技術総合研究所LCA研究センター長、東京大学人工物工学研究センター教授、工学院大学先進工学部教授を歴任。現在、LCA日本フォーラム会長、LCA活用推進コンソーシアム会長、一般社団法人LCA推進機構(LCAF)理事長。工学博士。ISO14040/44改編(2006)共同議長。IPCC/AR5/WG3リードオーサー。日本工業標準調査会標準部会部会長などを歴任。『演習で学ぶLCA』(共編著,CAT,2018年),『 カーボンフットプリントのおはなし』(日本規格協会, 2010年),『 LIME 2-意志決定を支援する環境影響評価手法』(監修,丸善,2010年)他,著書多数。

坂本 侑紀氏

経済産業省 商務情報政策局 情報経済課デジタル戦略室 兼 総務課国際室室長補佐

2020年経済産業省入省。産業保安グループ保安課、資源エネルギー庁電力・ガス事業部電力産業・市場室を経て、2024年6月より現職。

伊坪 徳宏氏

早稲田大学 理工学術院創造理工学部環境資源工学科 教授

1970年2月21日生まれ。1998年東京大学工学系研究科材料学専攻修了卒業、博士(工学)。1998年から社団法人産業環境管理協会において経済産業省LCA国家プロジェクトでライフサイクル影響評価手法を開発。2001年から独立行政法人産業技術総合研究所ライフサイクルアセスメント研究センターにおいて環境影響評価手法LIMEの開発と産業界への応用研究に従事。2005年から東京都市大学(旧 武蔵工業大学)環境情報学部准教授。2011年から東京都市大学総合研究所環境影響評価手法研究センター長。 2013年から東京都市大学環境学部教授。2016年から東京都市大学環境情報学研究科長。2023年から現職。

田原 聖隆氏

国立研究開発法人産業技術総合研究所
エネルギー・環境領域安全科学研究部門 総括研究主幹、IDEAラボ長

博士課程の時よりLCA研究に従事し、LCAによる再生可能エネルギーによる発電技術の評価、乾燥地植林評価などで成蹊大学にて学位取得。1997年から2年間、日本学術振興会特別研究員。廃棄物処理技術、自動車のLCAを実施する。1999年より2年間、科学技術振興事業団博士研究員。乾燥地緑化プロジェクトで土壌科学、植物生理学に関する研究に従事する。2001年、産業技術総合研究所ライフサイクルアセスメント研究センターに入所。LCAソフトウエア開発、インベントリデータベース開発、インベントリ分析、環境効率、持続可能な消費に関する研究に従事する。現在、安全科学研究部門IDEAラボにてインベントリデータベースIDEAの開発責任者として、引き続き研究を実施している。

内田 裕之氏

みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 サステナビリティコンサルティング第1部 プリンシパル

1995年 富士総合研究所(現みずほリサーチ&テクノロジーズ)に入社
入社以降、現在に至るまで官公庁、外郭団体、業界団体、民間企業など多様なLCA関連のコンサルティングに多数従事。
日本LCA学会理事、LCA活用推進コンソーシアム幹事(2025年1月現在)

礒原 豊司雄氏

日本製鉄株式会社 技術総括部 部長代理

1987年 東京大学工学系研究科化学工学専攻修士修了、新日本製鐵(現 日本製鉄)入社。ライフサイエンス研究、米国 Rockefeller University留学、知的財産部 グループリーダー、技術開発本部 技術開発企画部 技術企画室長、先端技術研究所 環境基盤研究部長等を経て、技術総括部 部長代理(現職)。 現担当分野 LCA(ライフサイクルアセスメント)、製品サステナビリティ、低炭素化。

竹村 文男氏

株式会社AIST Solutions 事業構想部 プロデューサ

1993年4月に通商産業省工業技術院木機械技術研究所入所。1999年4月より3年間、東京大学新領域創成科学研究科環境学専攻に出向。2002年4月より産業技術総合研究所に復帰し、2008年4月より熱流体システムグループ長、2009年5月より経済産業省産業技術環境局研究開発課に約2年間出向。2010年6月より産総研エネルギー技術研究部門主幹研究員、副研究部門長、省エネルギー研究部門副研究部門長を経て、2018年4月より省エネルギー研究部門長、2021年4月より産総研エネルギー環境領域副領域長を務める。他、東京大学、筑波大学、立教大学にて客員教授を務める。2024年4月よりAIST Solutionsに移籍し、事業プロデューサとしてAIST-IDEA販売事業を担当。専門は熱流体工学で、省エネルギーを中心とした研究に従事。

蒲生 昌志氏

国立研究開発法人産業技術総合研究所
エネルギー・環境領域 安全科学研究部門長

1996年 東京大学大学院 工学系研究科 都市工学専攻 博士課程修了。博士(工学)。同年、工業技術院 資源環境技術総合研究所(現 産業技術総合研究所)に入所。研究チーム長、研究グループ長を経て、2024年度より安全科学研究部門長を務める。
専門は環境リスク科学。化学物質や工業ナノ材料のリスクの評価手法の開発とケーススタディを実施してきた。最近は、サーキュラーエコノミーの実現に貢献すべく、再生プラスチックに含まれる化学物質のリスク評価・管理の問題に取り組んでいる。

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