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- 【ハイブリッド開催】大阪府主催 未来の医療EXPO(国際シンポジウム) ~世界をリードする大阪・関西のエコシステム~

大阪府では、未来医療国際拠点「Nakanoshima Qross(中之島クロス)」を核として、再生医療をはじめとした未来医療の産業化を推進しています。
本シンポジウムは、大阪・関西の技術力やライフサイエンスのポテンシャルと中之島クロスの魅力を国内外に発信し、大阪・関西への投資機会の拡大につなげることを目的に開催します。
当日は、再生医療の実用化をリードする澤芳樹氏をはじめ、海外のキーパーソンや医療系ベンチャーキャピタルの専門家による講演、ライフサイエンス系スタートアップ企業による未来医療ピッチを実施します。また、会場では参加者同士の交流を深めるプログラムも予定しております。
概要OVERVIEW
- 開催日時
- 2025/10/3(金)
13:00~17:30
※WEB配信もこの時間で同じ内容を配信します。
- 会場
- Nakanoshima Qross(中之島クロス)1階 コングレスクエア大阪中之島 / オンライン
- 受講料
- 無料
- 定員
- 【会場】200名 ※オンラインは全員参加可能
- 主催
大阪府
- 共催
一般財団法人 未来医療推進機構
- 締め切り
【会 場 聴 講】2025/10/1(水)
【オンライン聴講】2025/10/3(金) ※イベント終了まで
定員に達した場合は、誠に恐れ入りますが、受付を終了させていただくことがございます。
- アーカイブ配信
開催1週間後よりアーカイブ配信を予定しています。
- お問い合わせ
「未来医療情報発信事業」事務局
E-mail: event.kansai@nks.co.jp
TEL: 070-1497-8230 【受付時間】10:00~17:00(土、日、祝日を除く)
- 備考
このイベントは大阪府からの委託を受け、未来医療情報発信事業共同企業体(日本経済新聞社・日本経済社)が運営いたします。
本公演は主に英語で行われますが、日本語による同時通訳をご利用いただけます。
プログラム Program
13:00~13:05 主催者挨拶
13:05~13:10 来賓挨拶
13:10~13:30 基調講演「未来医療国際拠点 Nakanoshima Qrossにおける取り組み~国際金融都市OSAKAから世界へ発信する、未来医療の産業化~」
13:30~14:00 講演「ヘルスケアエコシステムの構築と投資機会」
14:00~14:30 講演「iPS細胞発祥の地・関西と、そのグローバルなバイオテック・エコシステムにおける役割」
14:30~15:00 講演「国境を越えて~国際連携促進に向けたスイス研究支援の最適化~」
15:10~16:00 未来医療ピッチ 「スタートアップ企業によるプレゼンテーション」
武野團氏 (あっと 代表取締役)
杉原宏和氏 (イムノセンス 代表取締役)
西川嘉紀氏 (PITTAN 取締役COO)
大森一生氏 (リバスキュラーバイオ 代表取締役兼CEO )
16:00~17:00 パネルディスカッション「世界をリードするエコシステムとは~研究・開発・投資の視点から描く未来像~」
Dan Kemp(ダン・ケンプ) 氏(Shinobi Therapeutics, Inc. 最高経営責任者(CEO))
Brenda Renata Kwak(ブレンダ・レナータ・クォック)氏(ジュネーブ大学医学部病理学・免疫学科 教授)
鎌倉 千恵美氏(アガサ 代表取締役社長)
<モデレーター>
宮田 満氏(宮田総研 代表取締役社長)
17:00~17:30 ネットワーキング(名刺交換)
登壇者 Speaker

吉村 洋文氏
大阪府知事

Martina Hirayama(マルティナ・ヒラヤマ)氏
スイス連邦 教育・研究・イノベーション庁 長官
チューリッヒ工科大学(ETH Zurich)、フリブール大学、インペリアル・カレッジ・ロンドンで化学を学び、ETHで技術科学の博士号を取得。その後、経済学の大学院課程を修了し、ETHでポリマー化学グループを率いるとともに、コーティング技術のスタートアップを共同設立し、2008年までCEOを務めた。2003年からは、チューリッヒ応用科学大学(ZHAW)で産業化学の教授を務め、後に工学部の学部長および国際部門の責任者を歴任。さらに、スイス連邦計量研究所(METAS)、イノスイス(スイスのイノベーション推進機関)、スイス国立科学財団(SNSF)などで指導的役割を担い、国内外の複数の委員会にも貢献してきた。2019年1月より、彼女はスイス連邦経済・教育・研究省に属する教育・研究・イノベーション事務局(SERI)の長官を務めている。

澤 芳樹氏
未来医療推進機構 理事長
大阪けいさつ病院 理事長・院長
大阪大学 名誉教授
1980年大阪大学医学部卒業後、同大学医学部第一外科に入局。フンボ ルト財団奨学生としてドイツMax-Planck研究所心臓生理学部門、心臓 外科部門に留学。大阪大学大学院医学系研究科 外科学講座 心臓血管・ 呼吸器外科主任教授、大阪大学付属病院未来医療センター長、大阪大学医学部長、日本再生医療学会理事長、日本胸部外科学会理事長などを歴任。現在は、未来医療推進機構理事長、大阪けいさつ病院院長、大阪大学名誉教授。2027年には第32回日本医学会総会会頭も務める。2020年紫綬褒章 受章。

香本 慎一郎氏
Eight Roads Ventures Japan パートナー
ヘルスケア領域で深い知見を有するグローバルVCであるEight Roads Ventures Japanにて、ヘルスケア領域の投資責任者として2017年に参画。前職の三井物産株式会社では長年に渡り米国・アジア・日本にてヘルスケア投資・M&A・子会社運営の経験をもつ。
現在は、複数投資先の社外取締役としてハンズオン経営支援を行い、日本発の世界に羽ばたくヘルスケアベンチャーの育成に日々汗を流す。 東京都立大学/学士(電気工学)、INSEAD Executive Educational Programme

Dan Kemp(ダン・ケンプ) 氏
Shinobi Therapeutics, Inc. 最高経営責任者(CEO)
ケンプ博士は、ノバルティス社、メルク社、武田薬品工業で20年にわたり、早期発見から臨床に至るまでのパイプラインを主導してキャリアを築き、30以上の論文を発表している優れた研究者です。Shinobi Therapeuticsに加わる前は、細胞治療企業であるWugen Inc.のCEOを務め、その前は細胞治療領域における武田薬品の重要な戦略的パートナーシップの取引を担当していました。
ケンプ博士は英国ケント大学カンタベリー校で分子薬理学の学士号と博士号を取得。ハーバード大学医学部でHHMIフェローシップを授与され、マサチューセッツ総合病院にてジョエル・ハベナー氏のもと、GLP-1と膵β細胞生物学のポスドク研究を行いました。

Brenda Renata Kwak(ブレンダ・レナータ・クォック)氏
ジュネーブ大学医学部病理学・免疫学科 教授
スイス・ジュネーブ大学医学部病理学・免疫学講座の教授。アムステルダム大学で医学を学び、1993年に同大学から医学生理学の博士号を取得。ユトレヒト大学およびジュネーブ大学でのポスドク研究を経て、2003年にスイス国立科学財団(SNSF)の支援を受けて自身の研究グループを設立。
彼女の研究は、心血管の生理および疾患における細胞間コミュニケーションに焦点を当てており、近年では神経血管障害における血流力学的な力の役割にも取り組んでいる。これまでに150本以上の科学論文を発表し、複数の学術機関の諮問委員を務めている。
2020年にはSNSFの研究評議会に参加し、助成金審査や政策立案に貢献。2024年6月にはSNSF国際協力専門委員会の委員長に選出され、国際的な科学協力の促進や、資金提供戦略・評価枠組みの形成を主導している。

鎌倉 千恵美氏
アガサ 代表取締役社長
1974年、愛知県生まれ、東京都在住。
名古屋工業大学大学院修了後、総務省総合通信基盤局に入省。その後、2001年に日立製作所へ転職し、製薬・医療機関向けの新ビジネス開発と新ソリューションの基本設計、プロジェクトマネジメントを担う。11年には、製薬企業向け文書管理システムを手掛ける米国ベンチャーNextDocs Corporationの日本支社代表に。15年10月、アガサを設立し、代表取締役社長に就任。 米国ライス大学 MBA 取得。母校の名古屋工業大学では非常勤講師も勤める。24年11月には日経WOMANが主催する「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2025」、東京都が主催する「東京女性経営者アワード(TOKYO Woman CEO Award)」の【継続成長部門】を受賞。

宮田 満氏
宮田総研 代表取締役社長
東京大学理学部卒業後、日本経済新聞社入社。日経バイオテク創刊に携わり編集長を歴任。インターネット事業や医療・バイオ情報発信を推進し、複数の大学で客員教授を務める。日経BP退任後、宮田総研やバイオ専門のVC、ヘルスケア・イノベーションを設立し、国際会議等もプロデュース。