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第12回 日経小説大賞授賞式・座談会


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第12回日経小説大賞(日本経済新聞社・日経BP共催)の授賞式・座談会を、2月17日午後6時から、東京都千代田区の日経ホールで開催します。

 

授賞式・座談会は日経電子版でライブ配信しますとともに、定員を例年の半分に減らして一般公開いたします。

事前申し込みによりどなたにもご参加いただけますが、新型コロナウイルス感染予防対策ガイドラインを考慮し、検温、マスク着用、座席の前後左右の距離の徹底など、来場にあたって協力をお願いしますので、ご了解のうえお申込みください。

日経電子版ページはこちらから
(配信開始:2月17日(水)18時から)
日経小説大賞は日本経済新聞130周年を記念し2006年に創設。現代小説、時代小説などのジャンルを問わず、豊かな物語性、時代性、社会性、娯楽性を兼ね備えた小説を公募する文学賞です。今回は「利生の人 尊氏と正成」で天津佳之氏が受賞しました。
第1部は贈賞式。第2部は辻原登、髙樹のぶ子、伊集院静の選考委員3氏に、受賞者の天津氏をまじえた座談会を行います。受賞作について選考過程を振り返りながら話し合っていただくとともに、小説の現状と課題などについても議論していただきます。

概要OVERVIEW

開催日時
2021/2/17(水)18:00~19:30(17:30開場)
会場
東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル3階 日経ホール
定員
300人
主催
日本経済新聞社・日経BP
お問い合わせ
「日経小説大賞授賞式・座談会」事務局 
(9:30~17:30、土・日・祝日は除く)
E-mail:shousetsu@nex.nikkei.co.jp
受賞者/受賞作

 

お知らせ

 

 

プログラム Program

18:00~18:15 【第1部】贈賞式

【受賞者】
天津佳之(あまつ・よしゆき)
1979年静岡県伊東市出身、大正大学文学部卒業。書店員、編集プロダクションのライターを経て、現在は業界新聞記者。大阪府茨木市在住。

【受賞作】
天津佳之『利生の人 尊氏と正成』2月下旬発売予定、予価(本体1600円+税)

<作品の概要>
時は鎌倉末期。討幕の陰謀が発覚したことで後醍醐天皇は一時隠岐に流されるが、北条得宗の悪政への不満から、治世の主体を幕府から朝廷に取り返すという近臣たちの討幕運動は各地の勢力と結びつき、やがて幕府内にも広がる。幕府の重職にあった足利高氏(尊氏)が、帝方の楠木正成に呼応するように寝返ったことで、ついに鎌倉幕府は滅亡。後醍醐帝が京に戻り、建武の新政がはじまるなか、帝と正成と高氏は同じ「利生」の志を持った禅宗の同門であることがわかる。「民がおのおのの本分を為し、生きる甲斐のある世にする」。しかし、私利私欲がうごめく政治の腐敗は、治世者が代われど止めようがなく、尊氏と正成の運命は引き裂かれていく。

18:15~19:30 【第2部】座談会

辻原登、髙樹のぶ子、伊集院静の選考委員3氏に、受賞者の天津氏をまじえた座談会を行います。
受賞作について選考過程を振り返りながら話し合っていただくとともに、小説の現状と課題などについても議論していただきます。

登壇者 Speaker

辻原登(つじはら・のぼる)

作家・選考委員

1945年和歌山県生まれ。85年「犬かけて」で作家デビュー。90年「村の名前」で芥川賞、99年『翔べ麒麟』で読売文学賞、2000年『遊動亭円木』で谷崎潤一郎賞、05年「枯葉の中の青い炎」で川端康成文学賞、06年『花はさくら木』で大佛次郎賞、10年『許されざる者』で毎日芸術賞、11年『闇の奥』で芸術選奨、12年『韃靼の馬』で司馬遼太郎賞、13年『冬の旅』で伊藤整文学賞を受賞。ほかに『不意撃ち』『籠の鸚鵡』『卍どもえ』など、著作は多数。

髙樹のぶ子(たかぎ・のぶこ)

作家・選考委員

1946年山口県生まれ。80年「その細き道」で作家デビュー。84年「光抱く友よ」で芥川賞、94年『蔦燃』で島清恋愛文学賞、95年『水脈』で女流文学賞、99年『透光の樹』で谷崎潤一郎賞、2006年『HOKKAI』で芸術選奨、10年「トモスイ」で川端康成文学賞を受賞。ほかに『甘苦上海』『格闘』『明日香さんの霊異記』など、著作は多数。日本経済新聞夕刊に連載され、昨年5月に刊行された『小説伊勢物語 業平』が泉鏡花文学賞と毎日芸術賞を受賞。

伊集院静(いじゅういん・しずか)

作家・選考委員

1950年山口県生まれ。81年「皐月」で作家デビュー。91年『乳房』で吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で直木賞、94年『機関車先生』で柴田錬三郎賞、2002年『ごろごろ』で吉川英治文学賞、14年『ノボさん 小説正岡子規と夏目漱石』で司馬遼太郎賞を受賞。ほかに『いねむり先生』『琥珀の夢 小説鳥井信治郎』『いとまの雪 新説忠臣蔵・ひとりの家老の生涯』、エッセイ「大人の流儀」シリーズなど、著作は多数。現在、日本経済新聞朝刊で「ミチクサ先生」を連載中。

天津佳之(あまつ・よしゆき)

第12回日経小説大賞 受賞者

1979年静岡県伊東市出身、大正大学文学部卒業。書店員、編集プロダクションのライターを経て、現在は業界新聞記者。大阪府茨木市在住。

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