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日経産業新聞フォーラム
「新TCFDとサステナビリティ経営の未来」
(ウェブ配信3月9日(水))


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気候関連リスク財務情報を開示するための枠組みである、TCFD提言。

日本でもプライム市場上場企業が開示すべき項目となり、対応する企業が急増しています。そのような中、昨年秋に改訂されたTCFD提言の附属文書では、新たな開示指標やカーボンニュートラルに至る移行計画の策定が提起され、財務情報開示の水準が引き上げられました。国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)もこの内容を取り込む動きを見せ、我が国の有価証券報告書における開示にも影響を与える可能性がでてきました。

新たな課題として浮上したこの“新TCFD”に対して、日本企業はどう取り組むべきか。本フォーラムでは、具体的な対応方法やソリューション、事例を紹介し、カーボンニュートラル時代のサステナビリティ経営のあり方を議論します。

概要OVERVIEW

開催日時
2022/3/9(水)
13:00~15:40(予定)
受講料
無料
主催

日本経済新聞社

協賛

みずほフィナンシャルグループ、みずほリサーチ&テクノロジーズ、みずほ第一フィナンシャルテクノロジー

締め切り

2022/3/6(日)

※ご記入いただいた個人情報はご本人の承諾なく本フォーラムの実施目的以外には使用いたしません。

※申し込み多数の場合は抽選となります。ウェブ視聴当選者には開催前日3月8日または当日9日朝に視聴URL記載メールをお送りしますので開演時刻までに視聴URLに登録をお願いします。

※視聴案内メールが迷惑メールフォルダに振り分けられてしまうことがありますので、当日は念のため迷惑メールフォルダ内もご確認ください。

禁止・注意事項

・視聴ページのURLを第三者に提供することは禁止いたします。
・オンラインセミナーの録音・録画・撮影は禁止です。
・登壇者、および他の参加者への中傷、脅迫、いやがらせに該当する行為はおやめください。
・上記禁止事項が認められた場合、今後のセミナー等へのご参加をお断りする場合がございますのでご了承ください。

お問い合わせ

日経産業新聞フォーラム「新TCFDとサステナビリティ経営の未来」事務局
TEL:03-6812-8659 (受付時間 9:30~17:30、土・日・祝日を除く)
E-mail: ss-forum@nex.nikkei.co.jp

プログラム Program

13:00~13:20 基調講演

「TCFD開示とサステナビリティ経営」
TCFDコンソーシアム 会長/一橋大学CFO教育研究センター長 伊藤 邦雄氏

今や気候変動開示は抗いがたい世界的な大きな潮流となっています。日本でもTCFD開示がプライム市場への移行への必要条件となりました。開示にあたって留意すべきポイントは何か。そして、それをいかに経営に実装し、サステナビリティの深化を図るべきか解説します。

13:20~13:25 講演1

「脱炭素経営を支える〈みずほ〉の取り組み」
みずほフィナンシャルグループ 執行役/リサーチ&コンサルティングユニット長 牛窪 恭彦氏

脱炭素の潮流を踏まえ、企業がそうした時代に立ち向かうために必要な脱炭素経営を支える〈みずほ〉の取り組みについて、金融だけでなく、リサーチ&コンサルティングなどの非金融の観点からのソリューションも含めて紹介します。

13:25~14:00 講演2

「TCFD新ガイダンスの経営戦略への影響」
みずほリサーチ&テクノロジーズ 環境エネルギー第2部 主席コンサルタント 岡部 洋明氏

TCFD新ガイダンスが発表され、企業の気候変動対応/経営戦略への組込みが今後益々求められていく見通しです。同ガイダンスのポイントである7指標及び移行計画が求められた背景、企業に求められる対応や課題等について、ご説明します。

14:00~14:10 講演3

「カーボンプライシングの動向と新たなビジネス展開」
みずほリサーチ&テクノロジーズ 環境エネルギー第1部 上席主任コンサルタント 兼課長 元木 悠子氏

炭素税・排出量取引制度の世界的な広がりと炭素国境調整(CBAM)を巡る動向、カーボンプライシング導入を巡る国内議論、そしてインターナルカーボンプライシングなどカーボンニュトラル実現に向けて企業の取り得る戦略について紹介します。

14:10~14:20 講演4

「脱炭素化×循環経済 求められる新戦略」
みずほリサーチ&テクノロジーズ 環境エネルギー第1部 上席主任コンサルタント 兼課長 佐野 翔一氏

脱炭素化を進める企業において、サプライチェーン排出量への関心が高まっています。同排出量の削減に向けては、省エネや再エネに加えて、素材への対策が重要となります。素材への対策として、サーキュラーエコノミー(循環経済)の適用可能性について紹介します。

14:20~14:30 講演5

「気候変動による物理影響を可視化する」
みずほリサーチ&テクノロジーズ 環境エネルギー第1部 主席コンサルタント 兼次長 吉川 実氏

TCFDの開示推奨項目のうち、物理的リスクについては定量的に分析することが難しく、具体的な検討事例はまだ少ない。農作物などを題材に、気候変動研究による現在影響と将来予測を紹介。中長期的な経営の意思決定における検討材料としての活用を探ります。

14:35~14:50 講演6

「気候リスクの財務評価~統計分析の活用」
みずほ第一フィナンシャルテクノロジー コーポレートアドバイザリー部 事業法人担当部長 黒田 和孝氏

TCFDが求める長期的な気候リスクの財務評価においては、金融工学、統計学やデータ解析を活用したリスク分析が有効です。当セッションでは、これらの手法の適用について、具体的な分析事例を用いてご紹介します。

14:50~15:10 講演7

「サステナビリティ×経営戦略の未来」
みずほリサーチ&テクノロジーズ コンサルティング第2部 上席主任コンサルタント 斉藤 智美氏

環境情報開示の強化を求める社会的要請に見られるように、企業は「自社が社会課題解決を収益の源泉とし、高い収益性を実現できる」と疎明する必要性が益々高まっています。本節では、サステナビリティを経営に組み込み、成長戦略を描くための概観について説明します。

15:10~15:25 特別講演1

「JFEグループのカーボンニュートラル戦略」
JFEホールディングス 企画部 主任部員(部長)/博士(工学) 鷲見 郁宏氏

JFEグループは、気候変動問題への取り組みを経営の最重要課題ととらえ、「JFEグループ環境経営ビジョン2050」を策定しました。2050年カーボンニュートラルの実現に向け、超革新的技術の開発に挑戦するとともに、社会全体のCO2削減に貢献していきます。

15:25~15:40 特別講演2

「アサヒグループのTCFD提言への取組み深化」
アサヒグループホールディングス Sustainability Senior Manager 松田 暁子氏

アサヒグループは、2019年にビール事業、2020年にビールを含む全酒類事業及び飲料事業へ対象を拡大してシナリオ分析を実施。2021年には食品事業も対象に加えて全主要事業を網羅し、同時に分析の深化も図りました。その概要とともに、直面した課題や苦労などを紹介します。
※プログラム、講演内容は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。

登壇者 Speaker

伊藤 邦雄氏

TCFDコンソーシアム 会長
一橋大学CFO教育研究センター長

1975年一橋大学商学部卒業。一橋大学大学院商学研究科長・商学部長、一橋大学副学長を歴任。経済産業省「コーポレート・ガバナンス・システム研究会」委員、同「環境イノベーション・ファイナンス研究会」座長、経済産業省・東京証券取引所「DX銘柄」選定委員長などを務め2019年5月よりTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)コンソーシアム会長に就任。

牛窪 恭彦氏

みずほフィナンシャルグループ 執行役
リサーチ&コンサルティングユニット長

みずほ銀行 執行役員産業調査部長、 みずほフィナンシャルグループ 執行役員 リサーチ&コンサルティングユニット副ユニット長を経て、現職。また、みずほリサーチ&テクノロジーズ 取締役副社長 を務める。

岡部 洋明氏

みずほリサーチ&テクノロジーズ
環境エネルギー第2部
主席コンサルタント

現職にて、民間企業のTCFDシナリオ分析(含む対策検討)、排出量削減目標策定支援等に従事。従前、みずほ銀行 産業調査部にてエネルギー分野等での市場動向調査/事業戦略検討支援や、銀行/バイアウト/ベンチャーキャピタルで投融資業務に従事。

元木 悠子氏

みずほリサーチ&テクノロジーズ
環境エネルギー第1部
上席主任コンサルタント 兼課長

慶應義塾大学大学院後期博士課程修了(政策・メディア)、2008年入社。中長期エネルギー需給分析、気候変動緩和策の定量評価、カーボンプライシングに関する調査等を担当。環境省「カーボンプライシングの活用に関する小委員会」の運営等を支援。

佐野 翔一氏

みずほリサーチ&テクノロジーズ
環境エネルギー第1部
上席主任コンサルタント 兼課長

2011年から官公庁等の受託調査に従事。脱炭素社会形成やサーキュラーエコノミーに係る政策検討支援・民間支援に携わっている。

吉川 実氏

みずほリサーチ&テクノロジーズ
環境エネルギー第1部
主席コンサルタント 兼次長

学生時代から入社後数年間、気候モデル開発に従事。その後、気候変動影響・適応分野の拡大に注力。研究機関や大学などの研究支援や、環境省や農林水産省等の行政支援に長年従事。近年は民間のTCFD物理的リスク分析支援を実施。博士(理学)、気象予報士。

黒田 和孝氏

みずほ第一フィナンシャルテクノロジー
コーポレートアドバイザリー部 事業法人担当部長

生命保険会社での数理分析業務を経て、2005年より当社にて企業のリスク計測や金融工学・統計的モデリング、アドバイザリー業務に従事。20年より現職。エネルギーや各種コモディティに関するモデル構築や事業リスク分析に多数携わっている。

斉藤 智美氏

みずほリサーチ&テクノロジーズ
コンサルティング第2部
上席主任コンサルタント

2006年みずほ銀行入行、11年より産業調査部に所属、自動車、小売、住宅業界を担当。21年よりみずほリサーチ&テクノロジーズにて企業のサステナビリティ対応支援などを実施。

鷲見 郁宏氏

JFEホールディングス 企画部 主任部員(部長)
博士(工学)

1991年 NKK(現JFEスチール)入社。主に製鋼研究開発に従事。マサチューセッツ工科大学客員研究員、西日本製鉄所、経済産業省資源エネルギー庁国際資源エネルギー専門官、スチール研究所環境プロセス研究部長などを経て、2019年4月より現職。

松田 暁子氏

アサヒグループホールディングス Sustainability
Senior Manager

電力会社にて、環境業務、ESG関連業務等に従事。2021年より、アサヒグループホールディングスにて、TCFD提言に基づくシナリオ分析、非財務情報開示業務に携わっている。

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