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【ハイブリッド開催】NIKKEI睡眠カンファレンス2023
社会課題としての睡眠を考える


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良質な睡眠を「社会実装する」

本シンポジウムでは、働く人々の睡眠負債が企業の生産性向上を妨げ、経済的な損失を招く要因と言われる中、従業員の睡眠の質向上へ向けた企業の取り組みの重要性を第一線の学識者からの提言、政府、官民の視点から発信します。また、働く個人の立場から質の高い睡眠を取ることで得られる様々な価値について考えます。睡眠は国全体で取り組むべき課題であり、社会実装を目指す段階にきていることを明らかにします。

概要OVERVIEW

開催日時
2023/10/23(月)
10:00~15:15(予定)
会場
日経ホール(東京都千代田区大手町1丁目3-7)
受講料
無料
定員
500名
主催

日本経済新聞社

後援

経済産業省、厚生労働省(予定)

協賛

エアウィーヴ、ACCELStars、S`UIMIN 他

締め切り

2023/10/18(水)

お問い合わせ

「NIKKEI睡眠カンファレンス」 事務局

https://conf1.nep-sec.jp/form/uV1wH6

プログラム Program

PART1 社会課題としての睡眠を考える 学識者からの提言

10:00~10:20 基調講演

「睡眠の謎に挑む:『睡眠見える化』の社会実装」

筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 WPI-IIIS 機構長 教授 柳沢 正史氏

10:25~10:45 基調講演

「健康長寿社会実現に向けた老化研究」

東京大学医科学研究所 所長 教授 中西 真氏

10:50~11:10 基調講演

「シフトワーカーのウェルビーイングを高める」

スタンフォード大学 医学部精神科 教授 西野 精治氏

11:15~11:35 基調講演

「従業員の良質な睡眠と業績の両立を目指す企業経営のあり方」

慶應義塾大学 商学部教授 山本 勲氏

11:40~12:00 基調講演

「職域における睡眠改善の意義」

東京医科大学精神医学分野 睡眠健康研究ユニットリーダー 兼任准教授
スタンフォード大学医学部精神科/財団法人神経研究所/国立精神・神経医療研究センター 客員研究員 志村 哲祥氏

12:00~13:00 休憩

PART2 働く人々の良質な睡眠普及に向けての政官民の取り組み

13:00~13:15 講演

「国民の質の高い睡眠のための取り組みを促進する議員連盟の活動について」

参議院議員、国民の質の高い睡眠のための取り組みを促進する議員連盟事務局長 古川 俊治氏

13:15~13:30 講演

「ヘルスケア政策と睡眠について」

経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 課長  橋本 泰輔氏

13:30~13:45 講演

「健康日本21(第三次)における睡眠分野の取組について」

厚生労働省 健康・生活衛生局 健康課 女性の健康推進室長 田邉 和孝氏

13:50~14:50 スペシャルセッション

「人生100年時代 充実した睡眠がもたらす多彩な価値を考える」

エアウィーヴ 会長 兼 社長 高岡 本州氏
東京大学 医科学研究所 所長 教授 中西 真氏
医学博士/日本睡眠学会専門医/早稲田大学 名誉教授/大宮「スリープ・メンタルヘルス総合ケア すなおクリニック」 院長 内田 直氏
フィギュアスケーター ネイサン・チェン氏(リモート登壇)
睡眠コンサルタント 友野 なお氏

<コーディネーター>
MM 総研 代表取締役所長 関口 和一氏

14:55~15:15 企業講演

「人的資本経営・健康経営における睡眠の重要性」

日本睡眠協会事務局長 ACCELStars 代表取締役CEO 宮原 禎氏
※プログラム、講演内容は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。

登壇者 Speaker

柳沢 正史氏

筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 WPI-IIIS 機構長 教授

1960年東京生まれ。筑波大学医学博士課程修了(MD/PhD)。31歳で渡米し、テキサス大学サウスウェスタン医学センター教授とハワードヒューズ医学研究所研究員を2014年まで24年にわたって併任。12年より文部科学省WPIプログラム筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)機構長・教授、現在に至る。17年筑波大発のスタートアップベンチャー企業「㈱S’UIMIN」を起業。米国科学アカデミー正会員(03年)。紫綬褒章(16年)、朝日賞(18年)、慶応医学賞(18年)、文化功労者(19年)、ブレークスルー賞(23年)など受賞多数。

中西 真氏

東京大学医科学研究所 所長 教授

1960年生まれ。85年名古屋市立大学医学部卒業。91年名古屋市立大学大学院医学研究科修了、医学博士。89年自治医科大学医学部生化学講座助手、92年同講師。この間93年から7年アメリカ、ベイラー医科大学分子ウイルス部門リサーチアソシエート。96年国立長寿医療研究センター老年病研究部室長、98年名古屋市立大学医学部助教授、2000年同教授。02年名古屋市立大学大学院医学研究科教授。16年東京大学医科学研究所癌・細胞増殖部門癌防御シグナル分野教授、現在に至る。19年東京大学医科学研究所、副所長。23年東京大学医科学研究所所長。

西野 精治氏

スタンフォード大学 医学部精神科 教授

医師、医学博士、1987年、当時在籍していた大阪医科大学大学院からスタンフォード大学医学部精神科睡眠研究所に留学。突然眠りに落ちてしまう過眠症「ナルコレプシー」の原因究明に全力を注ぐ。99年にイヌの家族性ナルコレプシーにおける原因遺伝子の発見に寄与し、翌2000年にはグループの中心としてヒトのナルコレプシーの主たる発生メカニズムを突き止めた。05年にスタンフォード大学睡眠生体リズム研究所(SCNL)所長に就任。睡眠・覚醒のメカニズムを、分子・遺伝子レベルから個体レベルまでの幅広い視野で研究している。「睡眠の謎を解き明かして社会に還元する」を最重要課題としている。

山本 勲氏

慶應義塾大学 商学部教授

1970年生まれ。慶應義塾大学商学部卒業、ブラウン大学大学院博士課程修了(経済学博士)。日本銀行調査統計局、同金融研究所企画役等を経て現職。主な著書に『労働時間の経済分析』(共著、日本経済新聞出版社、2014年、第57回日経・経済図書文化賞受賞、第38回労働関係図書優秀賞受賞)、『実証分析のための計量経済学』(中央経済社、2015年)、『人工知能と経済』(編著、勁草書房、2019年)、『コロナ禍と家計のレジリエンス格差』(共編著、慶應義塾大学出版会、2023年)。専門は応用ミクロ経済学、労働経済学。

志村 哲祥氏

東京医科大学 精神医学分野 睡眠健康研究ユニットリーダー 兼任准教授
スタンフォード大学 医学部精神科
財団法人神経研究所/国立精神・神経医療研究センター 客員研究員
医療法人社団スリープヘルスリサーチ 理事
こどもみらい CTO

医師、医学博士、睡眠学会専門医、認定産業医、精神保健指定医。睡眠外来の現場や職域で臨床医・産業医・学校医として、睡眠障害やメンタル疾患の治療と予防に携わる。また、睡眠改善の社会実装のための研究に従事。睡眠衛生指導による睡眠の改善や、睡眠・睡眠リズムと生産性等に関する研究の第一人者。医学部在学中に起業した睡眠を中心とするヘルスケアカンパニーのCTOも務める。

古川 俊治氏

参議院議員
国民の質の高い睡眠のための取り組みを促進する議員連盟事務局長

1963年さいたま市(岩槻区)生まれ。慶應義塾大学医学部(87年)・文学部(93年)・法学部(96年)卒業(病院勤務の傍ら通信教育にて、社会学、法津学を専攻)。医学部卒業後、慶應義塾大学医学部外科にて消化器外科の臨床・研究に従事。94年外科腫瘍学に関するカリフォルニア大学との共同研究により博士(医学)取得。その後、国立病院外科医員として出向、96年司法試験合格。99年弁護士登録。その後、慶應義塾大学医学部外科へ戻り、消化器外科の臨床・研究(特にロボット手術・遠隔手術支援等の先端外科医療)と後進の指導に従事すると共に、法学部にて医事法を担当。2004年~05年オックスフォード大学大学院に留学し、MBA取得。07年慶應義塾大学大学院法務研究科(法科大学院)教授・医学部外科教授(兼担)。07年 7月より埼玉県選挙区にて参議院議員(現在3期目)。

橋本 泰輔氏

経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 課長

1978年生まれ。京都府出身。東京大学法学部卒。2002年経済産業省入省。その後、経済成長戦略、地球温暖化対策、産業人材政策、原子力政策、中小企業政策などに携わり、民間企業への出向を経て、22年7月に現職。

田邉 和孝氏

厚生労働省 健康・生活衛生局 健康課 女性の健康推進室長

1973年岡山県倉敷市出身。京都大学大学院修了。外科医医学博士。2016年、ドイツ・ハイデルベルク大学病院外科客員研究員。18年7月帰国後、人事交流にて京都大学大学院医学研究科肝胆膵・移植外科より厚生労働省に出向。21年入省。大臣官房厚生科学課長補佐、老健局老人保健課地域情報分析支援専門官、保険局医療介護連携政策課医療費適正化対策推進室長を経て、22年4月より現職。

高岡 本州氏

エアウィーヴ 会長 兼 社長

1960年名古屋市生まれ。名古屋大学工学部応用物理学科卒、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程(MBA)修了後、父が経営する日本高圧電気に入社。87年米スタンフォード大学大学院修士課程修了。98年に日本高圧電気社長(現在は取締役)に就任。2004年に伯父から中部化学機械製作所(現エアウィーヴ)の経営を引き継ぎ、07年社長就任。現在はエアウィーヴ会長兼社長をつとめる。

内田 直氏

医学博士
日本睡眠学会専門医
早稲田大学 名誉教授
大宮「スリープ・メンタルヘルス総合ケア すなおクリニック」 院長

1956年東京生まれ。滋賀医科大学卒業。医師・医学博士(東京医科歯科大)・睡眠専門医・精神科専門医東京医科歯科大にて精神科の研修を行った後、90年に渡米、カリフォルニア大学ディビス校にてIrwin Feinberg博士に睡眠研究を師事。帰国後、93年から2003年まで約10年間東京都精神医学総合研究所にて、特に、ヒトの皮質脳波を用いた、自然睡眠中の脳各部位の脳波周波数の変化を調べる研究を行った。03年に早稲田大学スポーツ科学学術院教授となり、運動と睡眠、アスリートの時差対策、精神疾患への運動療法などについての研究を行った。また、トップアスリートの睡眠やメンタルヘルスに関するコンサルテーションも多く行った。17年に早期定年退職し、現在は、さいたま市大宮区にあるすなおクリニックにて睡眠障害や発達障害の臨床、アスリートの診療などを精力的に行っている。

ネイサン・チェン氏

フィギュアスケーター

1999年米国サルトレイクシティ生まれ。2017年に全米選手権優勝(その後6連覇を達成)。18年平昌五輪で団体戦銅メダルを獲得。以降、世界選手権3連覇。22年北京五輪で個人戦金メダルを獲得。現在イェール大学4年生で来年卒業予定。専攻は統計学とデータサイエンス。今後は科学・医学の分野に進むことを検討している。現在、イェール大学メディカルスクールのクワン研究室にて、体細胞変異が心臓の健康状態に及ぼす影響について研究している。

友野 なお氏

睡眠コンサルタント
SEA Trinity代表取締役
千葉大学大学院 医学薬学府 先進予防医学 医学博士課程
順天堂大学大学院 スポーツ健康科学研究科 修士
日本公衆衛生学会、日本睡眠学会、日本睡眠環境学会 正会員

自身が睡眠を改善したことにより、15kg以上のダイエットとパニック障害の克服に成功した経験から、科学的に睡眠を学んだのち、睡眠の専門家として全国にリバウンドしない快眠メソッドを伝授。著書に「眠れないあなたを救う睡眠ファースト」(主婦の友社)など多数発売され、韓国・台湾・中国全土でも翻訳され発売されている。眠れると話題の「ぐっすり眠れる不思議な塗り絵」(西東社)は9シリーズ発売されるほどの人気。

関口 和一氏

MM 総研 代表取締役所長

1982年一橋大学法学部卒、日本経済新聞社入社。88年フルブライト研究員としてハーバード大学留学。英文日経キャップ、ワシントン特派員、産業部電機担当キャップを経て編集委員を24年間務めた。2000年から論説委員として主に情報通信分野の社説を15年間執筆。19年MM総研代表取締役所長就任。NHK国際放送コメンテーター、東京大学大学院、法政大学大学院の客員教授などを務め、現在は国際大学グローコムの客員教授を兼務。

宮原 禎氏

日本睡眠協会事務局長
ACCELStars 代表取締役CEO

新卒でリクルート(現リクルートホールディングス)に入社し、ソフトウェア開発、事業開発に従事。その後、コンサルティング会社や事業会社の経営者を経て、ヘルスデータ・プラットフォームにて代表取締役CEO。現在日本国内最大級のパーソナルヘルスレコードサービスであるPep Upの事業立ち上げを行う。また、同社のJMDC統合後は、Fitbit社との日本独占契約を指揮し、実現。現在は、東京大学医学研究科発のスタートアップ企業の代表取締役を務め、医療機器ウェアラブルデバイスの開発やその利活用としての睡眠健診事業の立ち上げを推進している。

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