20周年記念オープン・フォーラム
第3期「価値創造リーダー育成塾」 第6回

「企業の価値」が注目される現在、新たなる価値創造を目指す企業活動のあり方が問われています。当フォーラムは様々な企業経営者や学識者等の講演・対談をとおして、企業の価値創造のサイクルとプロセスの体系化・組織化について学ぶとともに、次世代を担う人財をつなげるプラットフォームの構築を目指しています。第3期「価値創造リーダー育成塾」は、2019年3月までに計8回実施していく予定です。

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概要OVERVIEW

開催日時
2018年10月19日(金)
15:30~17:50(開場15:00)
会場
日経ホール
(東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル)
受講料
無料
定員
300名
主催

一般社団法人価値創造フォーラム21、価値創造リーダー育成塾

共催

日本経済新聞社クロスメディア営業局

締め切り

2018年10月10日(水)

*お申し込み多数の場合は抽選のうえ、ご登録いただいたメールアドレス宛にご連絡いたします。
当落の発表はメールのご連絡をもって代えさせていただきます。

*ご記入いただいた個人情報はご本人の承諾なく本フォーラムの実施目的以外には使用いたしません。

お問い合わせ

「価値創造リーダー育成塾」事務局
Tel : 03-3545-8299(受付時間 10:00~18:00 土、日、祝日を除く)

プログラムPROGRAM

15:30~16:20 キーノート・スピーチ

「知的機動力経営」
一橋大学 名誉教授 野中 郁次郎先生

野中郁次郎先生は、1996年『The Knowledge Creating Company』(竹内弘高氏と共著)によって、知識創造理論を世界に発信しました。米国出版社協会ビジネス経営書部門「ベスト・ブック・オブ・ザ・イヤー」賞を受賞した本書は、世界に「知識経営(ナレッジマネジメント)」という新たな考え方を提示し、今でも産官学民あらゆる領域において大きな影響を与えています。また、ソフトウェア開発手法の主流のひとつであるアジャイル・スクラムは、1986年『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌に掲載された論文「新たな新製品開発競争」にヒントを得たものです。
野中先生は、暗黙知と形式知の相互変換による価値創造プロセスを説明したSECIモデルを提示した後も、価値創造を駆動する「実践知リーダーシップ(フロネシス)」など、経営の最前線における実践に応用可能な考え方を精力的に示してきました。
最近では、アメリカ海兵隊等の研究を基盤にして、「世のため人のため」の共通善に向かって、実践知を俊敏かつダイナミックに創造、共有、錬磨する「知的機動力」というコンセプトを発信しました。この知的機動力による経営は、次々と経営が直面する「アートとサイエンス」「アナログとデジタル」「個と全体」、「現場とトップ」などの二項対立的課題を、二項動態的にコンテクストに応じてバランスよくシンクロナイズします。また、組織内外の知を機動的に総結集し、組織と環境が一心体で持続的成長を遂げることを可能にします。本講演では、この知的機動力経営とは何かについてご講演いただきます。

16:20~16:30 休憩

16:30~17:50 特別対談

「持続的な成長に向けた取り組みと価値創造」
JFEホールディングス株式会社 代表取締役社長 林田 英治氏×ハーバード大学経営大学院 教授 竹内 弘高先生

JFEホールディングス株式会社は、2000年代初頭に鉄鋼業界の事業環境が厳しさを増す中、危機感を共有したNKKと川崎製鉄が、将来の成長を見据えて2002年に経営統合して発足した企業です。
JFEグループは、主に社会や産業の基盤を支えるサスティナブルな素材である「鉄」の供給を通じて、お客様の成長を支え、また社会の発展に貢献し続けることを使命として、高度な技術力と商品開発力、現場力により、多様化するニーズに的確に応えるソリューションを提供していきたいと考えています。
しかしながら、グローバル競争の激化、保護貿易リスクの高まり、少子高齢化に伴う人口減少等により、経営環境が激変するリスクを想定せざるを得ない状況です。
先が見通しにくい事業環境において、「絶対価値」の創造を追求し、いかに持続的に成長を続けていくのか?
両社の経営統合にも携わり、JFEホールディングス株式会社 代表取締役社長として、現在も同社の指揮をとられている林田英治氏と「競争戦略」「知識経営」「マーケティング」「国際ビジネス」等の幅広い分野に造詣が深く、国内外の多くの経営者や専門家から熱い支持を受けるハーバード大学経営大学院 教授の竹内弘高先生で対談をしていただきます。
今回の特別対談は、JFEグループの取り組みを通じて、次の課題を中心に議論を展開していきます。
 1、多様化・高度化するニーズに応えるサスティナブルな素材である「鉄」
 2、グローバル競争化における成長戦略の立案とその遂行
 3、高度な技術に基づいたソリューション提供による利益創出と事業活動を通じた社会への貢献
 4、価値を継続的に創造する組織体制、企業文化と求められる次世代リーダー像

登壇者SPEAKERS

野中 郁次郎先生

一橋大学 名誉教授

1935年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。富士電機製造(株)勤務の後、カリフォルニア大学バークレー校経営大学院でPh.D(経営学博士)を取得。一橋大学産業経済研究所教授、北陸先端科学技術大学院大学教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授を経て現職。2016年1月より日本学士院会員。知識創造理論を世界に広めたナレッジ・マネジメントの権威で、海外での講演も多数。近著に、『知的機動力の本質』(2017、中央公論新社)、『野中郁次郎 ナレッジ・フォーラム講義録』(2018、東洋経済新報社)ほか多数。

林田 英治氏

JFEホールディングス株式会社 代表取締役社長

1950年生まれ。73年3月慶應義塾大学経済学部卒業後、同年4月川崎製鉄(株)に入社。98年経営企画部海外事業管理室長、99年経理部長を経て、2002年JFEホールディングス(株) 常務執行役員に就任。05年専務執行役員、08年代表取締役専務執行役員を歴任後、09年にJFEスチール(株)代表取締役副社長、10年4月に代表取締役社長に就任。同年6月にはJFEホールディングス(株)の代表取締役兼任となり、15年4月より現職。

竹内 弘高先生

ハーバード大学経営大学院 教授

国際基督教大学卒業。カリフォルニア大学バークレー校経営大学院でMBA、Ph.Dを取得。1976年より83年までハーバード大学経営大学院助教授、83年より一橋大学商学部助教授、同教授。2000年に開校した一橋大学大学院国際企業戦略研究科の初代研究科長に就任。10年よりハーバード大学経営大学院教授。野中郁次郎氏と書いた「The Knowledge-Creating Company」は1995年度の全米出版協会のベスト・ブック・オブ・ザ・イヤー賞(経営分野)を受賞。

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