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【オンライン配信】
第2回 日経フードテック・カンファレンス
「食のイノベーションが変える社会・経済」


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世界各地で「食のイノベーション」、いわゆるフードテックへの注目が集まっています。その背景にあるのは、新規事業としての大きな可能性、そしてフードロスや食品の偏在など地球規模の諸課題です。新型コロナウイルスによる感染症拡大もあり、新しい生活習慣に対応した食ビジネスの方向性についても関心が集まっています。2019年に引き続き開催する「第2回 日経フードテック・カンファレンス」では「食のイノベーションが変える社会・経済」をテーマに、進化する食ビジネスの最新事情を紹介すると共に、諸課題の解決策を皆さまと共に考える機会とします。多くの方々のご参加をお待ちしています。

 

アーカイブはこちら
全体会議:https://channel.nikkei.co.jp/e/foodtech
分科会:https://ystream.biz/foodtech/

 

概要OVERVIEW

開催日時
2020/11/27(金)
9:30~16:30
受講料
無料(事前登録制)
主催

日本経済新聞社、日経BP

協賛

NTTデータ、NTTフィールドテクノ、JR東日本 、生物系特定産業技術研究支援センター

後援

農林水産省

協力

シグマクシス

締め切り

2020/11/23(月・祝)

*本カンファレンスはオンライン上で開催します。登録されたメールアドレス宛に、カンファレンス視聴用のURLをEメールでお送りします(11月25日ごろ)。
*インターネット環境があれば、通常のブラウザーで視聴可能となります。
*視聴いただく環境によって、ご覧いただけない場合もあります。また視聴にかかる通信費等は視聴する方の負担となります。

お問い合わせ

日経フードテック・カンファレンス事務局
TEL:03-6812-8648(受付時間:平日9:30~17:30 土・日・祝日を除く)

プログラム Program

9:30~10:00 基調講演1

「食のイノベーションへの期待と課題」

世界的な人口増加に伴うタンパク源不足、フードロス(食品廃棄)の増大、摂取カロリー過多による肥満の一方で起こっている貧困による栄養不足、さらには新型コロナウイルスによる感染症拡大など、食に関する課題は山積しており、その課題を克服できるイノベーションの必要性が高まっています。企業のイノベーションや競争戦略に詳しい入山氏から、食領域のイノベーションへの期待と、新事業を興すうえでのポイント、課題を解説いただきます。

早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール 教授 入山 章栄氏

10:00~10:30 特別講演1

「デジタル・データ活用で進化する食ビジネス」

テクノロジーやデータを活用することで、私たちの食の未来はどう変わるのか? 本講演では、グローバルトレンドを共有すると共に、基調講演に登壇する入山氏、そして食ビジネスの変革に挑戦する企業との対談を通じて、近未来を展望します。

NTTデータ 常務執行役員 製造ITイノベーション事業本部長 ビジネスソリューション事業本部長 佐々木 裕氏
早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール教授 入山 章栄氏

10:40~11:20 基調講演2

「新型コロナで塗り替わる、食関連ビジネスのグローバルトレンド」

食に関わるグローバルカンファレンス(Smart Kitichen Summit)を日米で主催する2人が、世界と日本の食関連の新規ビジネスのトレンドを解説します。さらに、新型コロナウイルスによる感染症(COVID-19)拡大により浮き彫りになった食にまつわる社会課題や新しい価値観、そこから生み出される新たな可能性についても議論します。

NextMarket Insights 創業者 マイケル・ウルフ氏
シグマクシス ディレクター 田中 宏隆氏

11:20~11:50 特別講演2

「クロマグロ養殖技術の研究開発現場から見た環境問題」

近畿大学は「獲る漁業からつくり育てる漁業」を掲げて、SDGs(持続可能な開発目標)が行われる以前からクロマグロをはじめとする様々な魚類の養殖に取り組んできました。本講演では、その背景にある環境問題に対する意識と、魚類養殖における環境保全の重要性と必要な環境技術などを解説します。

近畿大学 副学長・農学部長 農学部水産学科(水族環境学研究室)教育改革推進センター長(兼務)アグリ技術革新研究所(兼務) 江口 充氏

11:50~12:30 全体会議総括

午前中の議論を総括し、日本で今後必要な食のイノベーションの環境について提言します。

外村 仁氏
日経BP 総合研究所 上席研究員 菊池 隆裕

12:30~13:30 休憩

【分科会A】

13:30~14:30 分科会A1

「開業迫る『新大久保フードラボ(仮称)』をどう活かす!? ~食の楽しさを語る、ライブ討論会!~」

朝日メディアラボベンチャーズ 投資担当ディレクター 白石 健太郎氏 
フードデザイナー 中山 晴奈氏
フードプロデューサー/ともコーラ代表  古谷 知華氏
クリエイティブディレクター HARKEN代表 木本 梨絵氏

<ファシリテーター>
JR東日本 東京支社事業部 山手線プロジェクト 服部 暁文氏

13:30~14:30 分科会A2

「『食ビジネスの起業』に必要な環境とは?」

食のイノベーションを語る際、スタートアップ企業の存在は欠かせません。本分科会では、スタートアップ企業と、食ビジネスに関する新事業を支援する農林水産省が登壇、起業に必要な制度や支援策、大企業との連携促進などスタートアップ企業を取り巻く環境について議論します。

コークッキング 代表取締役CEO 川越 一磨氏
リープスイン 代表取締役CEO 日置 淳平氏
農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究推進課 産学連携室長 齊賀 大昌氏

<ファシリテーター>
日経BP 総合研究所 上席研究員 菊池 隆裕

13:30~14:30 分科会A3

「『代替プロテイン』開発最前線」

東京大学 情報理工学系研究科 教授 竹内 昌治氏
REPUBLI9(東京ヴィーガン餃子)代表取締役社長 吉川 欣也氏 
タベルモ 代表取締役 CTO 佐々木 俊弥氏

<ファシリテーター> 農林水産省大臣官房政策課 企画官 渡辺 一行氏

14:30~15:00 休憩

【分科会B】

15:00~16:30 分科会B1

「徹底討論! 食のパーソナライズを実現する技術と課題」

2030年の食関連ビジネスを展望したとき、動画の「Netflix」や音楽の「Spotify」のように個別最適化したサービスが実現される、いわゆる「食のパーソナライズ化」が見込まれます。個別最適化を実現するうえでカギとなる個人のデータの中でも、とりわけ重要なのが健康に関するデータです。最近では、接触やストレスなく健康データを収集する「フリクションレス・テクノロジー」に注目が集まっています。本分科会では、食と健康データのプラットフォーム構築に取り組むNTTデータに加え、食のパーソナライズ化に取り組む企業のキーパーソンが集まり、その可能性と実現に向けた課題を議論します。


15:00~15:45(講演)
NTTデータ 製造ITイノベーション事業本部 三竹 瑞穂氏、多田 健一氏、前澤 祐樹氏


15:45~16:30(パネル討論)
キリンホールディングス 経営企画部 健康事業推進室 主幹 小泉 英樹氏
ニチレイ 技術戦略企画部 事業開発グループ 関屋 英理子氏
ドリコス 代表取締役 竹 康宏氏 
FiNC Technologies 執行役員 マーケティング本部長 島田 明恵氏


<ファシリテーター>
NTTデータ 製造ITイノベーション事業本部 三竹 瑞穂 氏


15:00~16:30 分科会B2

「食品資源のリサイクルによるサーキュラーエコノミーの実現」

飽食の時代において食品廃棄の問題に注目が集まっている中、NTTフィールドテクノの地域食品資源循環ソリューションは、多様な食品残渣を堆肥化し農家へ提供することで、サーキュラーエコノミーを実現しています。本ソリューションによる地域活性化の取り組みを紹介し、食に関わる事業者が連携した食品資源循環系による持続的で付加価値の高い食農について議論します。

フレッシュデザート 代表取締役 深谷 幸水氏
吉田農園 代表取締役 吉田 道明氏
ウエルクリエイト 代表取締役会長 松尾 康志氏
NTTフィールドテクノ 取締役首都圏営業本部長 宮奥 健人氏

<ファシリテーター>
日経ESG 編集 シニアエディター 藤田香

15:00~16:00 分科会B3

「ムーンショット型研究開発 ~地球規模で持続的な食料供給産業の創出」

世界的な人口増加により、2050年には食料需要が10年の1.7倍になると見込まれていますが、これを現在の生産方法でまかなうことは地球の循環機能を破綻させてしまうのでできない状況です。地球環境に追加の負荷をかけず、ムリ・ムダのない食料生産・消費を実現するための挑戦的な研究開発について共有し、今後の課題解決に向けて議論します。

東京農工大学 学長 千葉 一裕氏
日経BP 総合研究所 上席研究員 菊池 隆裕



※プログラム、講演内容は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。

登壇者 Speaker

入山 章栄氏

早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール 教授

慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所で、主に自動車メーカー・国内外政府機関への調査・コンサルティング業務に従事した後、2008年に米ピッツバーグ大学経営大学院よりPh.D.を取得。同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクール助教授。13年より早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール准教授。19年より現職。Strategic Management Journal」「Journal of International Business Studies」など国際的な主要経営学術誌に論文を多数発表。著書『世界標準の経営理論』(ダイヤモンド社)、『世界の経営学者はいま何を考えているのか』(英治出版)、『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』(日経BP) 他

佐々木 裕氏

NTTデータ 常務執行役員 製造ITイノベーション事業本部長 ビジネスソリューション事業本部長

1990年、NTTデータ通信(現在のNTTデータ)に入社~マルチメディア関連の新規事業開発に従事後、大規模システム開発のプロジェクトマネージャー等を歴任。2016年、執行役員 ビジネスソリューション事業本部 事業本部長に就任。17年、 デジタル戦略担当役員(Digital Strategy Officer)に就任。18年、執行役員 製造ITイノベーション事業本部 事業本部長に就任。20年、常務執行役員 製造ITイノベーション事業本部長 兼 ビジネスソリューション事業本部長に就任。

田中 宏隆氏

シグマクシス ディレクター

スマートキッチン・サミット・ジャパン主催者。SPACE FOODSPHERE理事。パナソニック、マッキンゼー・アンド・カンパニー等を経てシグマクシスに参画。戦略策定、新規事業創造、パートナーシップ構築・交渉支援、人財変革など専門分野を幅広く持つ。フードテックの世界的潮流への深い洞察や国内外のイノベーターとの幅広いネットワークを有し、食・料理における事業共創プラットフォームの構築を通じた、新たな産業創造を目指す。『フードテックの未来』(日経BP総研/18年)監修、著書に『フードテック革命』

江口 充氏

近畿大学 副学長・農学部長 農学部水産学科(水族環境学研究室)教育改革推進センター長(兼務)アグリ技術革新研究所(兼務)

京都大学農学部水産学科卒業・同大学院修了後、豪州ニューサウスウェールズ大学微生物学部研究員、近畿大学農学部助教授などを経て、2004年から近畿大学農学部・同大学院農学研究科・教授。専門は、水族環境学、水質学、水圏微生物生態学。研究テーマは、外洋域における海洋細菌の生理・生態学的研究、魚類養殖と環境保全、微細藻類と善玉細菌を有効利用した種苗生産技術の開発、魚病細菌の自然環境における生残戦略など。近畿大学教育改革推進センター長と近畿大学アグリ技術革新研究所を兼務。マレーシア国立サバ大学ボルネオ海洋研究所・客員教授。

外村 仁氏

Bain & Companyで経営コンサルティングに従事したのち、アップル社で市場開発やマーケティング本部長職などを歴任。2000年シリコンバレーで技術ベンチャーを共同創業、10年からエバーノートジャパン会長に就任。現在は、スクラムベンチャーズのパートナー等を務める。Smart Kitchen Summit Japanの共同創設者と共に「フードテック革命」( https://bit.ly/foodtech2020 )を日経BPより出版。この秋Food Tech Studio - Bites!を創設し、日本の大手食品会社と世界のスタートアップをつなぐオープンイノベーションを推進中。

白石 健太郎氏

朝日メディアラボベンチャーズ 投資担当ディレクター

2001年朝日新聞社入社。同社販売局にて600店以上の新聞販売店のエリアマネージャーを担当。13年新規事業部門のメディアラボに参画。タイで教育事業、国内では新聞社初のアクセラレータープログラムを立ち上げる。17年より朝日メディアラボベンチャーズ設立に携わり、現在は1号ファンドを運用中。日本と北米のスタートアップを投資対象としている。

中山 晴奈氏

フードデザイナー

千葉県出身。東京藝術大学大学院修了。公共サービスのデザインを行うNPOに勤務したのち、2008年アート思考をベースにしたケータリング、行政や生産者と連携した人と地域素材のコミュニケーションデザインを行う。東北食べる通信(花巻市)、食とものづくりスタジオFERMENT(藤沢市)、面白法人カヤックのまちの大学(鎌倉市)、冷凍惣菜販売サイトcatering for me!の立ち上げ等にも参画。慶應義塾大学、千葉大学非常勤講師。

古谷 知華氏

フードプロデューサー
ともコーラ代表

1992年生まれ。クラフトコーラ「ともコーラ」やノンアル専門ブランド「のん」などの飲食事業をプロデュー スする他、日本初のフードレーベル「ツカノマノフードコート」を主宰し、都内に神出鬼没の食の実験場を作る。「料理王国」「Ozmagazine」「日本 食糧新聞」などで連載コラムの執筆も行う。平日は某企業のビジネスデザイナーとして商品開発やコンサルに携わり、休日は調香師・フードプロデューサー として活動する。

木本 梨絵氏

クリエイティブディレクター HARKEN代表

1992年生まれ。武蔵野美術大学非常勤講師。業態開発やイベント、ブランドの企画、アートディレクション、デザインを行う。デザインを担当した主なプロジェクトに、入場料のある本屋「文喫六本木」、東京都現代美術館内にある「二階のサンドイッチ」等。 グッドデザイン賞、iF Design Award、日本タイポグラフィ年鑑等受賞。

服部 暁文氏

JR東日本 東京支社事業部 山手線プロジェクト

1983年東京都生まれ。東京工業大学大学院(建築学)修士。スウェーデン王立工科大学&アアルト大学大学院(都市デザイン学)修士。20歳頃から「東京」について探求開始。JR東日本に入社後、駅をテーマにした研究会「エキラボ」を主宰。北欧でふと「山手線」に魅了される。帰国後には横浜駅西口開発を担当し、2017年に山手線プロジェクトチーム配属。「東京感動線」ブランドを立ち上げ、心豊かな都市生活空間の創造に邁進している。

川越 一磨氏

コークッキング 代表取締役CEO

東京生まれ。慶應SFC卒。料理人修行、大手飲食企業でホール勤務を経て、山梨県に移住。コークッキングを起業、料理を使ったワークショップ等を展開。その後スローフード活動にも参画、日本スローフード協会理事就任。食の未来をつくるべく、フードシェアサービス「TABETE」の事業化に取り組む。

日置 淳平氏

リープスイン 代表取締役CEO

2008年にキリンビバレッジに新卒入社し、食品工場での生産管理、品質保証を経験。その後、研究開発部門にて新規技術開発とその工業化に携わる。 18年に社内ベンチャーとしてLeapsInを立ち上げ、代表取締役CEOに就任。スタートアップ企業や地域の6次産業における、食品プロダクトの量産化を支援するサービス及び食品工場のマッチングシステムの開発に取り組む。

齊賀 大昌氏

農林水産省 農林水産技術会議事務局 研究推進課 産学連携室長

2002年度 農林水産省 入省
2018年4月 生産局総務課課長補佐
2020年7月 農林水産技術会議事務局研究推進課産学連携室長

竹内 昌治氏

東京大学 情報理工学系研究科 教授

2000年東京大学大学院工学系研究科機械情報工学専攻博士課程修了。博士(工学)。01年東京大学生産技術研究所講師、14年より同教授、19年4月より東京大学大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻教授。この間、生産技術研究所バイオナノ融合プロセス連携研究センター長、統合バイオメディカルシステム国際研究センターセンター長、JST-ERATO竹内バイオ融合プロジェクト研究総括などを歴任。08年文部科学大臣表彰若手科学者賞、10年学振賞、15年ACS
Analytical Chemistry Young Innovator Award、17年永瀬賞などを受賞。

吉川 欣也氏

REPUBLI9(東京ヴィーガン餃子)代表取締役社長

日本インベストメント・ファイナンス(現大和企業投資)、独立系のシンクタンクを経て、1995年にデジタル・マジック・ ラボ(DML)を設立。Apple、Fedex、ファミリーマート、プリンスホテルなど大手企業のWEB構築やコンサルを手がける。DMLの社長・会長を歴任し2001年退社。1999年に米国San Joseに設立した IP Infusion 社(次世代ネットワークソフトウエア開発)を創業、2006年に同社を5千万ドルでAccess 社に売却。その後、Miselu Inc. / Golden Whales Inc. (米国San Mateo)の創業者兼 CEOを経て、2019年11月にREPUBLI9を創業。著書『テクノロジーの地政学 シリコンバレーvs中国、新時代の覇者たち』(日経BP社)の共著者など

佐々木 俊弥氏

タベルモ 代表取締役 CTO

1985年生まれ。新潟大学理学部を経て、奈良先端科学技術大学院大学に進学。応用微生物学を学ぶ。博士課程修了。博士(バイオサイエンス)取得。2012年、ちとせ研究所(旧ネオ・モルガン研究所)に入社。微細藻類の一種、ボツリオコッカスから炭化水素を抽出し、石油に代わるエネルギーを開発するプロジェクトに従事。14年からは、微細薬類のなかでも、タンパク質を豊富に含むスピルリナを使った食品開発プロジェクトに携わる。14年7月、ちとせグループ内へのタベルモ設立とともに代表に就任。

渡辺 一行氏

農林水産省大臣官房政策課 企画官

金融機関、コンサルティング会社を経て、2011年に農林水産省に入省。これまで、6次産業化、輸出、食文化、二国間政策対話等の分野で官民連携、新事業立ち上げなどに関わる政策を担当。18年に政策OpenLab(農水省版Google20%ルール)の立上げに関わり、その中でフードテック関係者と農林水産省のネットワーク構築を推進。今年4月に「フードテック研究会」の立上げを担当。現在は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた農林水産物等の販売促進を支援する「#元気いただきますプロジェクト」を担当。

三竹 瑞穂氏

NTTデータ 製造ITイノベーション事業本部

1997年日本通運に入社、英国出向経験を含めグローバルロジスティクス業務に従事、その後2003年にNTTデータに入社、主にコンサルティング業務に従事。
06年経営情報学修士(MBA)取得。06年から10年にかけて多摩大学研究開発機構サプライネットワーク・マネジメント研究所客員研究員として調査・研究活動に従事。07年よりNTTデータにて食品・飲料業界の顧客を担当。15年頃から、Food Tech、特にグローバルジャイアントと呼ばれる食品・飲料メーカーのデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みに注目し、米国・欧州・アジア等の海外カンファレンスにおいてFood Techをリードする欧米の食品メーカー、スタートアップとのディスカッションを重ね大企業のFood Techへの取り組みの実態をふまえて、国内の食品・飲料メーカーのDX支援に取り組んでいる。現在は製薬・化学・素材・エネルギー業界なども含めたNTTデータのプロセス系製造業向けビジネスのセールス・コンサルティング機能を統括。食品業界に先行する他業界のDX動向から、食品業界でDX・フードテックが進む方向性を洞察している。

多田 健一氏

NTTデータ 製造ITイノベーション事業本部

入社以来、マーケティング・営業系の業務に一貫して従事し、小売業、金融業、自動車製造業や、人材派遣等のサービス業など、幅広い業界で顧客接点領域のコンサルティング経験を積む。それらの経験を活かして、他業界の先進的な取り組みを食品業界に展開すべく、現在ではパーソナライズサービスや食と消費者をつなぐ「Food & Wellness」のデータ活用領域のコンサルティングに従事しながら、食品業界の未来のマーケティングのあり方を追求している。

前澤 祐樹氏

NTTデータ 製造ITイノベーション事業本部

大手流通小売、鉄道業等において、経営管理領域の業務コンサルティング・開発に従事。現在は食品・飲料製造業を中心に、新規事業創出のコンサルティング、国内外最新動向のリサーチ・情報発信に取り組んでいる。

小泉 英樹氏

キリンホールディングス 経営企画部 健康事業推進室 主幹

1999年、キリンビールに入社。基盤技術研究所、キリンビバレッジ・コア技術研究所と、酒類・飲料に関わる基礎技術開発、新規事業に繋がる技術開発に従事。2009年、博士(農学)取得。19年、キリンホールディングス・R&D本部研究開発推進部を経て、20年4月から経営企画部健康事業推進室主幹。キリングループにおけるヘルスサイエンス事業の全体戦略の策定と、事業マネジメント、および、新規事業の発掘・創出支援に従事中。

関屋 英理子氏

ニチレイ 技術戦略企画部 事業開発グループ

2000年、ニチレイ入社(現ニチレイフーズ)。コンビニエンスストアやファーストフードチェーンの企画営業として、新商品の企画立案から生産物流管理まで一貫して担当。14年農林水産省に出向。日本食のPR事業を担当。リオオリンピックジャパンハウスでの日本食イベントなど、3年に世界約10ヶ国、30都市でイベントの企画から実行までをリード。17年7月よりニチレイにて新規事業開発プロジェクトを推進。

竹 康宏氏

ドリコス 代表取締役

2010年4月慶應義塾大学大学院理工学研究科総合デザイン工学科に進学。半導体 チップの三次元集積のための高速無線通信インタフェース、電力伝送システムの研究に従事。12年1月にドリコスを設立。同年に修士の学位を取得。15年3月に博士(工学)を取得。15年4月より慶應義塾大学理工学部電子工学科助教。ドリコスでは、「快いを彩る」をミッションに、テクノロジを用いたオートメーション技術を中心に事業展開。18年から身体状態や生活習慣から自動的に必要な栄養素を推算、抽出を行う世界初のオーダーメイドサプリメントサーバーを開発、販売。スポーツジムの会員向けサービス、企業での福利厚生導入を中心に設置箇所を拡大中。

島田 明恵氏

FiNC Technologies 執行役員 マーケティング本部長

大学卒業後、讀賣テレビ放送に入社。スポーツや料理番組を中心に幅広くメディア事業に携わる。2001年、LVMHグループに入社し営業責任者を歴任、特に富裕層ビジネスにおいては圧倒的な経験を有する。様々な資格講座を運営するフードディスカバリーの取締役COOを経て、16年、FiNCに参画。アンバサダー事業および広告事業の新規事業の立ち上げから組織運営などを行う。18年11月より執行役員に就任。慶應大学教授との共著論文発表、立教大学兼任講師を務めるなど教育分野での活動も多数。

深谷 幸水氏

フレッシュデザート 代表取締役

1979年 仲屋 設立 代表取締役就任(惣菜製造業)
2008年 仲屋 代表辞任退社
2015年 フレッシュデザート 設立 代表取締役就任(フルーツ加工・菓子製造業)現在に至る

吉田 道明氏

吉田農園 代表取締役

環境問題の講演に参加し、食の安全に興味を持ち、和食料理店の店長から30歳で米農家へ転身。農業を否定していた人生から一転、農業に充実したやりがいとわくわくする夢を持つ。現在 42haを耕作(内18haを無農薬栽培)し、無農薬の美味しいお米「長寿米」ブランドで全国へ宅配している。2006年 全国 米・食味分析鑑定コンクール 若手農業者部門 金賞 受賞

松尾 康志氏

ウエルクリエイト 代表取締役会長

2000年創業。2009~2011年度に経済産業省グリーン・サービサイジング促進事業でモノ売りビジネスから脱却。効率的なリサイクルシステム実現の肝となる「地域の協働」を着実に積み上げ、参加メンバーがWin-Win-Winのビジネスモデルを実現。北九州発の「地域食品資源循環ソリューション」を提供している。

宮奥 健人氏

NTTフィールドテクノ 取締役首都圏営業本部長

1996年 NTT入社。情報通信技術の研究開発に従事。
2005年~2006年 ブリティッシュコロンビア大学 電気計算工学部 客員研究員。
2011年よりNTT西日本にてビジネス開発に従事。
2019年~ NTTフィールドテクノ取締役 ビジネス推進部長および首都圏営業本部長。
2020年よりNTTビジネスソリューションズ ソーシャルイノベーション推進本部プロデュース部長兼務。
現在、食品ロスや教育環境の高度化などの社会課題をICTの活用により解決する事業開発に取り組んでいる。

千葉 一裕氏

東京農工大学 学長

専門分野は、生物有機化学、有機電解反応等。農学博士。自らの研究成果に基づくスタートアップ企業 (JITSUBO) を創業しており、研究成果の社会実装に関する豊富な知見・経験を有する。2013年7月、大学院農学研究院副院長として、日本の国立大学としては初めて国連食糧農業機関 (FAO) と包括的連携協定の締結を主導するなど、国際的な研究活動、人材育成に積極的に取り組む。 20年4月、東京農工大学学長に就任。

藤田 香

日経ESG編集 シニアエディター

富山県生まれ。東京大学理学部物理学科卒。日経BPに入社し、「日経エレクトロニクス」記者、「ナショナルジオグラフィック日本版」副編集長、「日経エコロジー」編集委員、「日経ESG経営フォーラム」プロデューサーを経て、現職。生物多様性や自然資本、持続可能な調達、ESG投資、SDGs、地方創生を追っている。著書に『SDGsとESG時代の生物多様性・自然資本経営』など。環境省や富山市、佐渡市の委員を務める。持続可能な水産を考える国際シンポジウム「TSSS」の共同プロデューサーを務める。聖心女子大学非常勤講師、富山大学客員教授。

菊池 隆裕

日経BP 総合研究所 上席研究員

1990年日経BP社入社。『日経コミュニケーション』『日経エレクトロニクス』『日経コンピュータ』『ITpro』などで、主に通信、ネット分野を担当。2002年~04年までシリコンバレー支局勤務。15年、経済産業省主催イノベーター育成プログラム『始動 Next Innovator 2015』に選抜、新規事業メンター向けプログラム「Lean Launchpad Educators Program」修了。18年「フードテックの未来2019-2025」編集・執筆。 https://www.nikkeibpm.co.jp/item/3076/3076/index.html


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